IBC 2025にて、Xscend®シリーズに加わるコンパクトな1RUモデルを発表

Xscend®プラットフォームが、低遅延かつ低ビットレートのHEVC/AVCコーデックと、RIST/SRT対応で機能強化

株式会社メディアリンクス

株式会社メディアリンクス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 菅原 司 東証スタンダード6659 以下メディアリンクス)は、IBC 2025(ブース番号:1.B32)において、XscendⓇプラットフォームの最新モデル「XscendⓇ 1RU」を初公開します。この新モデルは、運用ニーズに応じて柔軟に拡張やカスタマイズが可能となり、より幅広いソリューション提供を実現します。XscendⓇは、高密度かつモジュール式のIPメディアゲートウェイで、放送品質の映像・音声・データをIPネットワーク経由で伝送します。幅広い業界標準規格やコーデックに対応しており、SDIとIPワークフローの橋渡しや、大規模なメディア配信にも適しています。

チャンネル数が少なく、省スペース性やコスト重視の運用向けに設計された、このコンパクトな1RUモデルは、XscendⓇシリーズの新たなラインアップとして、2RUモデルと同等の高い信頼性とモジュール式の柔軟性を提供します。これにより、メディアリンクスが掲げる「“Everything Everywhere” IP media transport」というIPメディア伝送のビジョンをさらに広げます。

実績ある2RUモデルの構造を基盤にした、新たな1RUモデルは、より小型ながら同等の機能を提供します。XscendⓇの特長は、高密度設計と高い汎用性にあり、進化し続ける業界の技術動向に柔軟に対応できる点です。1RUモデルと2RUモデルの両方が、HEVC(H.265)およびAVC(H.264)をはじめとする複数の圧縮コーデックに対応し、さらにRISTおよびSRTプロトコルをサポートします。これにより、ユーザーはネットワーク帯域幅や性能の制約に応じて、高品質な映像伝送を柔軟に最適化することが可能となります。

両モデルは共通の設計構造と交換可能なモジュールを採用しており、XscendⓇプラットフォームは幅広いネットワーク環境に対応する統合ソリューションとなっています。XscendⓇのメディアの取扱いに最適な構造は、ソフトウェア定義のアップグレードもサポートし、進化するネットワークプロトコル、ユーザーワークフロー、物理インターフェース、ビデオフォーマットに対応します。大規模なIPメディア伝送に最適なXscendⓇは、オンプレミス環境からクラウドへのコントリビューション、リモート制作、SFN(単一周波数ネットワーク)配信、スタジオ内IPルーティング、マルチコーデック・メディアゲートウェイといったアプリケーションに対応します。モジュラー設計により、SDI/IP変換、クラウドワークフローとの統合、そしてIP経由の圧縮・非圧縮メディアの極めて信頼性の高い配信を実現します。1RUのXscendⓇは、最大64のメディアチャネルを収容できます。

XscendⓇのアップデートに加え、Media LinksはMDX集約スイッチのラインナップを強化し、MDX-48X8Cを発表します。この新モデルは、100GbEのアップリンクポートを8つ、SFP28(1G/10G/25G)ポートを48個搭載しています。ノンブロッキング構造を採用しており、マルチキャストストリームに対応。バウンダリークロックもサポートしているため、デバイス間の高精度なタイミング同期が可能です。ストリームの整合性を保護する機能として、ループ/フラッドプロテクション、オーバーサブスクリプション、フロー単位の帯域管理を備えており、パフォーマンスを最大化しつつ、サービスの中断を最小限に抑えます。それらの製品をサポートするProMD EMSは、メディアリンクス製およびサードパーティ製のあらゆるネットワーク機器を管理するシステムで、エンドツーエンドのネットワークサービス保証、プロビジョニング、オーケストレーションを可能にする、当社の強化された管理システムです。また、メディアリンクスはIBC期間中に開催されるSVGの「The Summit」に参加します。このサミットでは、業界のリーダーたちとともに、AI、クラウドベースのプロダクション、リモートワークフロー、そしてサステナビリティといった、「“Everything Everywhere” IP media transport」実現の鍵となるテーマについて、活発な議論を行います。

ミーティングの予約や詳細については、https://medialinks.com/medialinks-xscend/#bookameetingをご覧ください。

メディアリンクスについて

高価値の放送コンテンツのIP伝送ソリューションの提供者として世界で認知されています。テクノロジー&エンジニアリングエミー賞を受賞したメディアリンクスは、世界中の視聴者に卓越したライブスポーツやエンターテインメント体験を提供することに貢献しています。定期的に開催される冬季および夏季のオリンピック、サッカーワールドカップ、アメリカンフットボール、野球およびバスケットボール、政治大会、エンターテイメントショーなどで当社のIP伝送ソリューションが使用されています。

メディアリンクスのIP テクノロジーは、放送局、サービスプロバイダー、コンテンツホルダー向けに最適化されており、高品質なビデオと「ヒットレス」データ送信機能の両方を備えた、低遅延、帯域幅効率の高い冗長機能を提供します。メディアリンクスのIP ポートフォリオには、メディアゲートウェイプラットフォーム、アグリゲーション/コア スイッチ、管理制御ソフトウェアが含まれており、最大 4K UHD 解像度のフォーマットと 100G までのネットワーク帯域幅をサポートします。メディアリンクスのソリューションは、業界標準規格と互換性を持ち、既存のSDIインターフェースからIPへの移行を提供し、リモートプロダクション、クラウドサービスなどの進化するワークフローに柔軟に対応できるよう設計されています。また、ネットワークの設計、設置、保守などの構築、運用サービスも提供しています。

東証スタンダード証券コード:6659

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会社概要

株式会社メディアリンクス

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URL
http://jp.medialinks.com/medialinks/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県川崎市幸区堀川町580-16 川崎テックセンター18階
電話番号
-
代表者名
菅原 司
上場
JASDAQスタンダード
資本金
-
設立
1993年04月