【日経CNBC投資家アンケート】1年間のマーケットを象徴する銘柄を聞く「2023年"銘柄大賞"」は1位・レーザーテック、2位・米エヌビディア、3位・三菱商事
解説動画は日経CNBC onlineで配信▶https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/49426
詳細ページURL ⇒ https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/2588686
「日経CNBC“銘柄大賞”2023」
あなたにとって“2023年を象徴する銘柄”は何ですか?
また、その理由をお書きください。
アンケートは“2023年を象徴する銘柄”は何ですかという質問に対し、企業(銘柄)名と証券コード(海外株はティッカーコード)を入力していただく形で実施しました。その結果、圧倒的な売買代金で東証を代表する銘柄となったレーザーテック(6920)が1位となりました。半導体検査装置の収益拡大期待と、高い流動性を背景とした値動きのよさから、個人投資家に活発に取引されました。「日経CNBC"銘柄大賞"2022」に続き、2年連続の首位となりました。
2位は米国のNVIDIA(NVDA)がランクインしました。23年に大きな話題となった"生成AI"という広がりが大きく息の長いテーマの中心企業という点で人気を集めました。
3位はバフェット効果の中心銘柄だった商社株の中から三菱商事(8058)が選ばれました。
4位はトヨタ自動車(7203)。「EVの遅れを挽回しながら、世界的な販売台数を維持して、株価を上昇させた」との評価がありました。
5位は国内外の金融政策の影響が注目を集めた銀行株の中から三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)がランクインしました。
1月15日(月)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの直居敦と岡村友哉が調査結果やその背景について語りました。
〈日経CNBC 解説委員長 直居敦〉
半導体関連のようなグロース(成長)銘柄と、商社、銀行のといったバリュー(割安)銘柄の両方が印象に残る2023年だった。この“両翼”があるところが日本市場の強さだったように思う。
〈日経CNBC キャスター 岡村友哉〉
売買代金断トツでトップのレーザーテックは別格の存在感。日経平均株価と同じような株価水準の値がさ株で、かつ圧倒的に高い流動性を保っていることで短期投資家の注目も集め続けている。
●番組の映像は日経CNBC onlineとYouTubeで無料公開
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〈YouTube〉日経CNBC公式YouTubeチャンネルで1月16日(火)午後12時に公開予定です。
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アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。
<レーザーテック(6920)>を選択された方のコメント
・長いボックス相場を経てようやく市場を牽引するほどになっていった状況を一年かけて見てきたので感慨深いものが。2024年も先導株として日本株を牽引してほしい。(うにちゃん)
・圧倒的な売買高で東証を代表する銘柄、ようやく日経225に採用され、日経平均株価に影響するようになりました。私にとっては3年前からの主要取引銘柄で、2024年4万円が確実になると思っています。株式分割が望まれますが、今でもダントツの売買高、取引所は分割を望まないでしょうね。(ロッキー)
・やはり別格な存在感でした。半導体関連株が強い1年でしたが、他の半導体関連株が多少の調整をする中でも強い動きを見せる日が幾度もあり、需給の大切さを改めて感じさせました。一部の証券会社の手数料無料化の取り組みも、この銘柄の売買を一層活発化させたような気がします。(MOTSU(もつ))
<NVIDIA(NVDA)>を選択された方のコメント
・生成AIという物凄く広がりが大きくて息の長いテーマのど真ん中の企業だし、相場の雰囲気を明るくしてくれた功績は去年ナンバーワンだと思います。(マムシとスッポン)
・株価が比較的低いところでエントリーしていたので 売った時点でも十分な利益が出ていたのですが、 その後もグングン上がって、「どこまで行くんだろう?」と歯がゆい思いで注目していました。 急落を待ちたいと思います(笑)(ゆかりんHAPPY)
・生成AIについての競争で、現在一番基本となる部分を握っていると思うので。(頑張れタイガース)
<三菱商事(8058)>を選択された方のコメント
・割安と言われた日本株が再評価された象徴的な銘柄だったと思う。すごいのは確かにレーザーテックだが、2023年を印象付けるのはバフェット氏の発言に始まったバリュー相場の1年だった。(よしえどん)
・バフェット買い、分割、PBR改善など2023年のグッドニュース全部詰め合わせの福袋のように感じたためです。本年もよろしくお願いします。(book)
<トヨタ自動車(7203)>を選択された方のコメント
・「トヨタはオワコン」「日本後退の象徴」と言われ、2022年から続いた株価低迷からようやく、そして見事にV字回復してくれました。2024年は円高とダイハツの不祥事の始末が懸念されますが、2023年はとにかくトヨタでした。(ゆずぽん)
・EVの遅れを挽回しながら、世界的な販売台数を維持して、株価を上昇させた(ポンドルは飛んでいく)
<三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)>を選択された方のコメント
・個人的に後半に二度利確し損ねた銘柄であること、また、全般的に銀行株は上期に上がり、後半はやや失速(利確を含む)というのが、2023年のトレンドだったと感じています。その中でも日々の売買代金が大きかったので、三菱UFJを選択しました。(曽根さん大好き)
・2023年は日銀の金融政策変更の予想があったりFRBの金融政策など米国の金融政策にも影響を受ける1年だった。そのため金融株にはとても注目していました。(リキ)
<ソシオネクスト(6526)>を選択された方のコメント
・年初から何度も売り買いさせていただきました。かなりの利益となりましたが、結局、最後にハシゴを外された結果となり大きな評価損になってしまいました。(ピナレロトシ)
<東京エレクトロン(8035)>を選択された方のコメント
・ダブルバガーしたから。日経平均を引っ張ったから。買えば良かった。反省してます。(のんちゃん)
<ソニーグループ(6758)>を選択された方のコメント
・超一流の企業で経営方針もレベルが超高い。(しんかず)
<信越化学工業(4063)>を選択された方のコメント
・来年度の業績回復を織り込んで連日で上場来高値を更新した。(おだしん)
<川崎汽船(9107)>を選択された方のコメント
・2023年 株価が急上昇した。(スレイヤー)
<日立製作所(6501)>を選択された方のコメント
・本業に専念するために子会社売却を完結してコア事業の拡大が期待でき株価も大きく上昇している為。脱炭素・環境への取り組みも評価出来る。(こうき)
詳細ページURL ⇒ https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/2588686
調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:173件(10代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2023年12月28日~2024年1月9日
調査主体 :株式会社 日経CNBC
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