【相模原市】小学生が会社の起業と経営を体験~「子どもアントレプレナー体験事業」~
8月11日~13日実施の産・官・学連携事業をレポート
相模原市では、将来の産業を支える人材育成を図ることを目的に、市内の小学5・6年生43名が起業から会社経営までのプロセスを体験する「子どもアントレプレナー体験事業」を実施しました。
この事業の企画・運営は「『アントレ・チャレンジ』プロジェクト」に参加する大学生などが行ったほか、市内企業や産業支援機関との連携により実施しました。
この事業の企画・運営は「『アントレ・チャレンジ』プロジェクト」に参加する大学生などが行ったほか、市内企業や産業支援機関との連携により実施しました。
◆https://www.sic-sagamihara.jp/sic2/jinzai_entre/
8月11日から13日までの3日間、市内の小学5・6年生が初めて出会う仲間と共に起業のプロセスを体験しました。
製造業を想定した経営のフローを、会社設立からサービス提供、決算に至るまでグループワークで学びました。
- 1日目:8月11日(木・祝)9:30~17:00 会場:サン・エールさがみはら
班ごとに分かれてそれぞれ会社の中での役職を決定し、会社の組織や仕事について学びました。
子どもたちは初めて出会う仲間に緊張した様子でしたが、すぐに仲良くなり 、積極的にコミュニケーションをとっていました。
(2)事業計画書の作成
販売商品、製造個数、価格等を検討し、どれくらい利益を得られるか考えながら計画書を作成しました。
それぞれに役職に責任をもって、真剣に話し合いを行いました。
- 2日目:8月12日(金)9:30~17:00 会場:サン・エールさがみはら
作成した事業計画書をもとに、融資を受けるため銀行との交渉に挑戦しました。
「自分たちの会社が1番に融資を成功させる!」と意気込んで融資交渉に行く子どもたちの姿が見られたほか、融資交渉が成立した会社にみんなが拍手を送るなど、会場は盛り上がりを見せていました。
(2)仕入れ
商品やサービスを提供するための材料を購入しました。
会社のみんなで一生懸命考えた事業計画に沿って、色や数量を工夫しながら購入する材料を選びました。
(3)商品製造、準備
購入した材料で実際に商品を製造し、販促ツール等を作成しました。
目標とする販売数を達成するため、商品の製造にみんな熱心に取り組んでいました。
- 3日目:8月13日(土)10:05~16:30 会場:アリオ橋本、サン・エールさがみはら
実際に市内商業施設「アリオ橋本」にお店をつくり、実際に販売会を行いました。
売り切ることができるか緊張した様子でしたが、どの会社も元気いっぱいにお客様にお声がけし、すべての会社で見事完売することができました。
(2)決算
販売会の結果を踏まえ、決算報告書を作成しました。その後、銀行へ借入金を返済して利益を配分しました。
社長から渡されたお給料に社員達はとても喜んでいました。事業の最後には、保護者や実行委員など沢山の方々の前で成果を発表し、修了証をもらいました。
- 参加者の感想(一部)
・1人ではできないことも、仲間同士で助け合うことで達成できた。
・お金を稼ぐのは大変で、お金を前よりもっと大事に使おうと思った。
- さがみはら子どもアントレプレナー事業とは
・会社や経済の仕組みを知る
・失敗をおそれずに挑戦できるこころを養う
・自分の考えで行動できる力を養う
・チームワークの大切さを知る
・お金の大切さを実感する
※「アントレ・チャレンジ」プロジェクト…
大学生等を対象とした本プロジェクトは、「子どもアントレプレナー体験事業」の企画・運営や市内企業の経営者等との交流を通じて「ビジネスのしくみ」や「組織運営」を体験するもので、以下の2つを狙いとしています。
・子どもアントレの企画・運営を通じて、起業家精神(チャレンジ精神、創造性等)および主体性を涵養すること
・経営者との交流、社会人の思考や行動を知ることなどを通じて、将来(キャリア)を考えるきっかけとするとともに、社会人としての心構え、あるべき姿を学ぶこと
主催:さがみはら子どもアントレプレナー体験事業実行委員会
協力:(公社)相模原・町田大学地域コンソーシアム、アリオ橋本
後援:相模原市、相模原市教育委員会、相模原商工会議所、(公財)相模原市産業振興財団
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