ドイツE&P Anlagenbau GmbHの全株式を取得
欧州の事業基盤を強化し、海外事業の拡大を加速
メタウォーター株式会社(社長:山口 賢二、本社:東京都千代田区)は、ドイツのE&P Anlagenbau GmbH(以下、「E&P社」)の株式譲渡手続きを完了し、全株式を取得しました。
E&P社は、下水処理および汚泥処理に関するエンジニアリング企業であり、環境規制の強化が進むドイツの下水処理場に、窒素やリンの処理技術などの納入実績を有します。また同社は、ベルリンを含む、ドイツの自治体から、設計から施工まで一貫して担う総合力を高く評価されています。
当社グループにE&P社が新たに加わることにより、それぞれが持つリソースを生かしてグループ間のシナジーを高め、欧州事業を強化・拡大していきます。
E&P社の概要

所在地 |
ドイツ ベルリン |
創業 |
2000年 |
主な事業 |
下水処理・汚泥処理システムの設計・建設 |
E&P社の新体制

取締役会長 |
畑 聡 |
取締役社長 |
ヨルグ エンゲルハート Jörg Engelhardt |
メタウォーター株式会社 執行役員 海外本部長 秋川 健のコメント
このたび、E&P社を当社グループに迎えることができました。欧州、とりわけドイツは水環境や公衆衛生に関わる課題への先進的な取り組みで知られており、その市場において包括的な水処理ソリューションで顧客から高い信頼を得ているE&P社を迎えられることを大変喜ばしく思います。
今回の株式取得により、E&P社の高度なエンジニアリング力と当社グループの技術力を組み合わせることで、欧州における既存事業とのシナジーを最大化し、ドイツをはじめ欧州市場全体において環境課題の解決に一層貢献できるものと確信しております。
E&P社 取締役社長 ヨルグ エンゲルハートのコメント
このたび、私たちE&P社は、メタウォーターグループの一員となりました。メタウォーターグループに加わることで、ドイツ市場におけるE&P社の競争力はさらに強固なものとなり、事業の一層の成長が実現できるものと確信しております。
E&P社はこれまで25年にわたり、汚泥の脱水・濃縮、および排水処理、生物処理などの分野で、ドイツをはじめとする欧州各国にて700件以上のプロジェクトを手がけ、ベルリンなど主要都市で、プラント建設のエンジニアリング会社として成功を収めてまいりました。今後は、メタウォーターグループが持つ優れた製品や技術と、私たちが長年培ってきた経験とを組み合わせることで、両社の強みを生かした新たなプロジェクトを創出し、遂行していけることを大変楽しみにしております。
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