リノベーションのプロが語る!洗面スペースのリフォームで気をつけるべきポイントとは?

MEMOCO

<本調査に関して>

株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うゼロリノベと合同でゼロリノベ社員の設計者男女10名を対象に、「洗面スペースのリフォームの注意点」についてのアンケート調査を実施しました。

調査概要

調査概要:「洗面スペースのリフォームの注意点」についてのアンケート調査

調査期間:2025年6月6日(金)〜6月16日(月)

調査方法:インターネット調査

調査人数:10人

調査対象:男性5人、女性5人

洗面スペースのリフォームで気をつけるべきポイントとは?

リノベーションのプロである回答者に、洗面スペースのリフォームで気をつけるべきポイントについて聞いてみました。

ポイント①メンテナンスのしやすさを重視した素材選び

洗面台の素材はいろいろな種類がありますが、見た目だけで選ぶと失敗してしまうリスクがあります。

天板は洗面の使用時に水が一番かかる場所です。経年で天板が腐ってしまうなどの可能性があるため、素材や塗装については気をつけています。(20代男性)

天板に集成材を使用する場合、カビが生える可能性があります。集成材を希望するお客様には、必ずそのリスクをお伝えし、本当に必要か確認します。(40代男性)

水シミのつきにくい素材選びが大切です。(30代男性)

天板や壁など洗面とその周辺が掃除しやすい素材であるかが重要です。(20代男性)

メンテナンスなど掃除のしやすさを考慮した仕上げを考えましょう。(30代女性)

洗面台は毎日使う場所だからこそ、素材選びが重要です。特に水回りという特性上、耐水性・防カビ性に優れた素材を選ぶことで、長期間美しく使い続けることができます。デザイン性だけでなく、メンテナンス性も考慮した素材選びをしましょう。

ポイント②使う人に合わせたサイズと高さ

洗面台は、使う人に合わせたサイズや高さが大切です。一度に複数人で使うかどうかも、広さを検討するポイントになります。

造作の場合は洗面台の高さやボウルと水栓の距離、鏡との干渉が問題ないかなどを確認します。(30代女性)

施主様の身長によって高さが変わるため、使いやすい高さの確認をします。(30代女性)

広々とした洗面台は人気が高いですが、本当に必要な広さを設定して他のスペースに充てた方が空間の有効活用になることもあります。(30代男性)

洗面台の理想的な高さや広さは、実際に使う人によって大きく異なります。インターネットで見る素敵な写真に惑わされず、自分や家族の体格、使い方、頻度などを考慮して最適なサイズを決めましょう。適切な高さは腰痛防止にもつながり、毎日快適に使える空間になります。

ポイント③空間を有効活用する収納設計

こまごましたものが多い洗面スペース。収納は必要なものをスッキリ収めたいですね。

見えない収納や収納量が確保・検討されているかが大切。(20代男性・設計)

洗面は化粧品や洗顔、歯ブラシ・ドライヤーなどさまざまなものを保管・使用する場所のため、収納量が確保できているか、見せない収納を希望されているかは確認しております。(20代男性)

洗面台周りは意外と多くのアイテムを使用する場所です。日常的に使うものと時々使うものを分けて収納できるよう計画しましょう。見せる収納と隠す収納をバランスよく配置することで、すっきりとした印象を保ちながら、必要なものにすぐアクセスできる使い勝手の良い空間になります。

ポイント④水栓選びと配置のポイント

素敵なデザインの水栓が数多く販売されていますが、使い勝手を考えての設計が大切です。

水栓の蛇口の長さが短いと、ボウルとの距離がギリギリになります。(30代女性)

海外メーカーの水栓は調達に時間がかかるため、故障時にすぐ交換できない、入居に設備が間に合わないといったリスクがあります。(40代男性)

壁出し水栓の場合、顔を洗う時などにストレスなく使えるかなど、ボウルに対しての高さや距離の検証が必要です。(30代女性)

水栓は洗面台の機能性を大きく左右する重要な設備です。デザイン性だけでなく、ボウルとの相性、使いやすさ、メンテナンス性も考慮して選びましょう。特に海外製品は修理やパーツ交換に時間がかかる場合があるため、アフターサービスについても事前に確認しておくことをおすすめします。

ポイント⑤使い勝手を考慮した細部設計

洗面台の使い勝手を検討するには、実際の行動をこまかくシミュレーションすることが必要ですね。

顔を洗うときに肘が壁に当たってしまわないかなど、シチュエーションに合わせた設計が重要です。(20代男性)

ミラーボックスの位置が低く、かつ洗面ボウルが壁付けになっていると、顔を洗う際にミラーボックスに頭をぶつけてしまうことがあります。(30代女性)

引き出しの可動域に物が干渉しないかを確認しましょう。(30代男性)

ドライヤーなどをどちらの手で持つかで、コンセントの位置を決めましょう。持ち手が一直線にあると、コードが前を跨がなくて良いのでスッキリします。(20代男性)

洗面台は毎日何度も使う場所だからこそ、細部の使い勝手が重要です。実際の使用シーンをイメージしながら、コンセントの位置や引き出しの開閉スペースなど、細かい部分まで配慮することで、ストレスなく快適に使える空間になります。特に複数人で使用する場合は、それぞれの使い方を考慮した設計が必要です。

ポイント⑥デザインと機能性のバランス

洗面スペースを理想のデザインにすることはもちろん大切ですが、それ以上に使い勝手が大切です。

デザインはもちろんですが、使いやすさも同時に検討する必要があります。(20代男性)

デザインだけで洗面ボウルを選ぶと、排水勾配が緩く水の流れが弱くなる、ということも。毎日使う場所ですので、機能性をまず第一に、その中でお好みのデザインが実現可能かどうか、リノベーション担当者としっかり確認しましょう。(30代男性)

洗面台はインテリアの重要な要素であると同時に、毎日の生活を支える機能的な設備でもあります。見た目の美しさだけでなく、使いやすさや耐久性なども総合的に考慮してリフォームを計画しましょう。理想的な洗面台とは、デザインと機能性が調和した、長く愛用できるものです。

まとめ

今回は、ゼロリノベ社員の設計者を対象に洗面スペースのリフォームで気をつけるべきポイントを聞いてみました。洗面スペースのリフォームでは、見た目のデザインだけでなく、素材の耐久性や水に強い性質、使う人に合わせたサイズや動線、収納の工夫、機能性、メンテナンス性まで、細かな部分に配慮することが重要です。毎日使う場所だからこそ、快適さと使いやすさを両立させた設計を心がけましょう。プロと相談しながら、ライフスタイルに合った最適なプランを見つけることが、満足度の高いリフォームの鍵です。

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会社概要

株式会社MEMOCO

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URL
https://memoco.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷3丁目6−2 エクラート渋谷 5階
電話番号
03-6823-5043
代表者名
熊田貴行
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2012年04月