これぞ日本の仕事着!伝統を紡ぐ「帆前掛け」
かつて米屋や酒屋などで目にした、日本伝統の仕事着「帆前掛け」。戦後、酒蔵を皮切りに、米屋、みそ屋など、あらゆる業種で次々と会社や店の屋号、社名が入った広告媒体として、また服などを汚さない作業着として製造され、各地に広がりました。近年では、帆前掛けの魅力や使い方が見直され、機能性・デザイン性なども進化を遂げています。
現在も帆前掛け製造に携わる株式会社 間瀬織布工場の職人は、「子どもの頃から見ていて、当たり前にあったもの。それを段々と“残したい”という気持ちが芽生えている。帆前掛けをどういう形で残せるのか、若い世代にも興味をもってもらえるような工夫を考えないといけない」と話します。
帆前掛けやガラ紡の糸など現物資料のほか、帆前掛け職人へのインタビューをまとめたパネルなどを通して、「伝統」に向き合い続ける職人の思いを感じてみませんか?
開催日:3月19日(土)①10:30~11:30②14:00~15:00
場所:豊橋市中央図書館
定員:①②各20人(申込順)
講座名:①エンデの『モモ』に学ぶ 子どもの声を“聴く”方法
②日本一の生産地 豊橋の帆前掛けの歴史と技
講師:①金田 文子さん(一般社団法人 東三河セーフティネット代表理事)
②株式会社間瀬織布工場
申込み:豊橋市図書館ホームページで必要事項を入力
https://www.library.toyohashi.aichi.jp/facility/chuou/information/2021/12/post-291.html
問合せ:豊橋市中央図書館(0532-31-3131)
愛知県にある豊橋市は、帆前掛けの一大生産地でした。昭和30~40年代にかけては、仕事着や作業着、年末年始のお年賀として配られるようになるなど爆発的に需要が高まり、最盛期には1日1万枚もの出荷と、市内に100軒ほどの製造者がいたと言われています。広告手段が限られていた当時だからこそ、手軽に自社のアピールが出来る点も需要の増加に繋がりました。
しかし、日本の産業構造が変化し、機械による量産化や、広告宣伝方法の多様化、さらには職人の高齢化などにより、昭和50年代頃には帆前掛けは一気に衰退してしまいました。
現在も帆前掛け製造に携わる株式会社 間瀬織布工場の職人は、「子どもの頃から見ていて、当たり前にあったもの。それを段々と“残したい”という気持ちが芽生えている。帆前掛けをどういう形で残せるのか、若い世代にも興味をもってもらえるような工夫を考えないといけない」と話します。
豊橋市では、そんな地域の伝統に向き合う方をはじめ、趣味・職業の得意分野を活かして情報発信などを行う方を「知の伝道師」として招き、今年1月からリレー形式の講座を開催しています。次回の開催予定は3/19(土)で、帆前掛けについての歴史と技の講話などを聞くことができます。また、豊橋市中央図書館では、3/19(土)まで帆前掛けの展示を開催中です。
帆前掛けやガラ紡の糸など現物資料のほか、帆前掛け職人へのインタビューをまとめたパネルなどを通して、「伝統」に向き合い続ける職人の思いを感じてみませんか?
「知の伝道師」リレー講座 開催概要
開催日:3月19日(土)①10:30~11:30②14:00~15:00
場所:豊橋市中央図書館
定員:①②各20人(申込順)
講座名:①エンデの『モモ』に学ぶ 子どもの声を“聴く”方法
②日本一の生産地 豊橋の帆前掛けの歴史と技
講師:①金田 文子さん(一般社団法人 東三河セーフティネット代表理事)
②株式会社間瀬織布工場
申込み:豊橋市図書館ホームページで必要事項を入力
https://www.library.toyohashi.aichi.jp/facility/chuou/information/2021/12/post-291.html
問合せ:豊橋市中央図書館(0532-31-3131)
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