内面と外面、2つの異なる“盲目性”を考察する新感覚の朗読パフォーマンス森山未來、ソロ初の全国ツアー『「見えない/見える」ことについての考察』
合同取材会オフィシャルレポート
2020年10月14日(水)~11月6日(金)に開催する森山未來によるリーディングパフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』。ソロパフォーマンスとしては、初の全国ツアーで、<日常を失った世界に問う「本当に見ること」とは >という問いかけとともに全国7カ所、38公演を行うことも話題の本公演の取材会を、9月16日(水)に行いました。
今回の再演に関して聞かれると、「昨年はUAEのシャルジャでやらせてもらったので、作品が継続していくということは、ありがたいですし、素晴らしいことだなと思いつつ、2017年の初演時には2020年の状況がこうなるとはまったく想像はしていなかったですけど、いま世界中に置かれている状況、僕らが置かれている状況、これからどういう風に生きてくのか、ある種の価値観が変動していったことは間違いないなかで、改めてどういう風に生きていくべきか、手探りかもしれないですけど、いまこの状況においてこの作品をやる意味っていうのが、皮肉にも強く出てしまったんじゃないかなっていう印象はありますよね」とコメント。本作を楽しみにしているファンに向けては「舞台芸術はなかなか興行的な部分ではやりづらい位置にはあるんですけど、実際にこの場所で、そこで出会った人たちで、作品や世界を共有することの強さが舞台芸術にはあるので。それを映像に変換したとして、もちろんそれぞれの楽しみ方があるんですけど、その場所、この時間、ふれあいでしか体感できないもの、そこに確かに存在するものがあって。前から思ってたことで、いま現在、より強く感じていて、その強度というか、生で出会えれば、出会えさえすれば、それだけで大丈夫なんじゃないかっていうぐらいの、それだけでいいんじゃないかっていうぐらいのことを思っていたりするので……。まあもちろん、それだけではなく、いま言った内容、コンセプトのパフォーマンスでもあるので、一緒にそういった時間を体験できればなと。非常に楽しみにしています」とメッセージを送りました。
俳優やダンサーとして第一線で活躍しながら、国境やジャンルを超えた表現に挑戦し続ける森山未來が織りなす、声と身体、光で感じる新感覚の朗読パフォーマンスをお見逃しなく。
■公演概要
【公演名】「見えない/見える」ことについての考察
【演出・振付・出演】森山未來
【キュレーション】長谷川祐子
【テキスト】ジョゼ・サラマーゴ「白の闇」(翻訳:雨沢泰、河出書房新社刊)
モーリス・ブランショ「白日の狂気」(翻訳:田中淳一 ほか、朝日出版社刊)
【共同振付】大宮大奨 【照明】藤本隆行(Kinsei R&D) 【音響】中原楽(ルフトツーク)
【映像】粟津一郎 【舞台監督】尾崎聡 【協力】藤井さゆり、三宅敦大 【制作協力】伊藤事務所
【企画・制作・主催】サンライズプロモーション東京
【公演日時・チケット料金】
【チケット購入URL】 https://eplus.jp/mienaimieru/
【イープラス独占先着先行】 2020年9月19日(土)12:00~9月25日(金)18:00
【チケット一般発売】2020年10月3日(土)10:00~
【公式HP】https://mienai-mieru.srptokyo.com/
【お問い合わせ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)
森山未來(もりやま・みらい)
1984年、兵庫県出身。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。2013年には文化庁文化交流使として、イスラエルのテルアビブに1年間滞在、インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニーを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。 ダンス、演劇、映像など、カテゴライズに縛られない表現者として活躍。
近作として、初監督作品ショートフィルム「Delivery Health」(9月20日公開)、武正晴監督作品映画「UNDERDOG」(11月27日公開)などがある。
miraimoriyama.com <http://miraimoriyama.com/>
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