【イベントレポート】第1回「親子で学ぶアンガーマネジメント 2025」東京会場レポート〜「怒ってもいいんだよ!」を合言葉に、笑顔あふれる体験イベントを開催〜
株式会社レビックグローバル(本社:東京都港区、代表取締役社長: 柏木 理)が運営する一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区)は、親子で怒りの感情との向き合い方を学ぶ体験型イベント「親子で学ぶアンガーマネジメント 2025」を7月12日(土)に東京・大井町きゅりあんで開催し、209名の親子が参加しました。本イベントは東京を皮切りに、全国で順次開催される予定です。

本イベントは、子どもも大人も自分の「怒り」を否定せず、上手に伝える方法を学ぶことを目的とした体験型プログラムです。「怒ってもいいんだよ!」を合言葉に、家庭でもすぐに活かせるヒントを親子で一緒に学びました。
第1弾となる東京会場では、当協会代表理事・戸田久実による基調講演をはじめ、さまざまな世代に向けた多彩なプログラムが展開され、笑顔と学びにあふれた1日となりました。
基調講演「ごきげんな夏休みを過ごすために 〜心が通う“感情の”伝え方〜」
戸田代表理事の講演では、自身の子育て経験を交えながら、親子関係において怒りとどう向き合い、後悔しない関係を築くかについて、60分にわたり語りました。
戸田は冒頭、「怒りは自然な感情なので怒ってもいい。怒りを完全になくすことを目指すのではなく、上手に付き合うことが大切」と伝え、「怒る必要があることは上手に怒り、怒る必要がないことは怒らないようにする」ことを提案。怒りとの向き合い方の基本として、「人を傷つけない」「自分を傷つけない」「物を壊さない」という3つのルールを紹介しました。
また、「怒りは誰かのせいではなく、自分自身が生み出す感情であるため、自分でコントロール可能なもの」とし、特に家族や友人など身近な相手に対して怒りを感じやすい背景には、「期待」と「甘え」が高くなることを解説しました。
講演の中盤では、怒りの根底にある価値観=「べき」(~すべき)に気づくワークを実施。怒りは、自分の理想や願望、価値観が裏切られたときに生じることを参加者と共に確認しました。さらに、「べき」の境界線を明確にするため、「許せる」「まあ許せる」「許せない」の3つのゾーンに分けた三重丸の図を紹介し、特に「まあ許せる」ゾーンを設けることの大切さを強調。「せめて」「少なくとも」「最低限」という言葉を活用し、自分自身の許容範囲をゆるめる思考法も提案しました。
そのほかにも、子どもの感情表現を育てるための声かけの工夫や、怒りを伝える際に避けるべきNGワードの紹介など、日常ですぐに実践できるヒントが満載。講演後には「思わず手を挙げて質問してしまうほど共感した」「もっと話を聞きたかった」と言った声も多く寄せられました。

各プログラム紹介
アンガーマネジメント キッズ講座(対象:5歳~小学生)
ワークブックを使って、「怒るときにはルールがある!」をテーマに、自分の気持ちと向き合う方法を楽しく学びました。

アンガーマネジメント ティーン講座(対象:中学生~高校生)
ゲームを通じて、自分と他者価値観の違いを理解し、建設的な話し合いの仕方を体験しました。


アンガーマネジメント ミニ講座(対象:18歳以上)
大人向けのミニ講座では、アンガーマネジメントの基本的な考え方と、家庭や職場で活かせる実践法を紹介しました。
アンガーマネジメント 診断(対象:18歳以上)
より良い人間関係づくりに役立てるべく、自分の怒りの傾向を診断。

会場の声より(一部抜粋)
子どもたちの声
•「イライラした時、自分の気持ちを考えてみようと思う」
•「ゲームでお互いの気持ちの違いがわかって面白かった!」
•「学校よりピンときた!実際に体験するのが大事なんだと思った」
•「『わたしメッセージ』で伝えたい」

保護者の声
•「怒るのは悪いことだと思っていたが、自然な感情と知って安心した」
•「“〜べき”が自分を苦しめていたことに気づいた」
•「他の参加者と話すことで客観的に自分を見直せた」
•「もっと自分の怒りに向き合うべきだと思った。自分の理想にしばられず、余裕を持って子供と話すのが楽しみ」


アンケート&シール調査結果
「家族にイラッとする時はどんな時?」
1位:言い方がきつい(16票)
2位:話を聞いてくれない/気持ちをわかってくれない(各14票)
「親子でケンカした後の仲直り方法は?」
1位:少し時間を置いて落ち着く(23票)
2位:「ごめんね」と言う(13票)
3位:「好きなことを一緒にする」(4票)
「夏休みで一番大変なこと(大人)」
1位:宿題をやらせる(12票)
2位:生活リズムの乱れ(8票)
3位:「毎日ご飯作り」(7票)
「イライラした時に後悔した怒り方」
1位:他人にきつくあたった(16票)
2位:物にあたった(7票)
3位:自分を攻めすぎた(4票)
「一番イライラするのはどんな時(子ども)」
1位:インターネットにつながらない(16票)
2位:宿題がむずかしい(12票)
3位:「友だちにバカにされた」(5票)
「きもちをきりかえるなら、どのダンス?」(子ども)
1位:えっほえっほ(11票)
2位:ケンチャナダンス(6票)
3位:きりかえピース(3票)

教材のご紹介
「2歳からできるアンガーマネジメントポスター」(チャイルド社)
幼児期から感情理解を育むツールとして、浴室などにも貼れる耐水仕様。
詳細はこちら:
https://www.angermanagement.co.jp/blog/88196

このように、本イベントは親子が一緒に「怒り」と向き合い、互いの気持ちを理解し合う貴重な学びの場となりました。全国で開催予定の今後のイベントにも、ぜひご期待ください。
※イベント写真をご使用の際は、クレジット表記「(C)隈崎 善啓」 の明記をお願いします。
▼全国開催 特設ページ
https://www.angermanagement.co.jp/special/2025oyako_shibu
▼全国開催 お申し込みフォーム
https://ws.formzu.net/dist/S746238122/
*お申し込み開始時期は、会場により異なります。開催日のおおよそ1か月前を目安に受付を開始いたしますので、あらかじめご了承ください。
「親子で学ぶアンガーマネジメント2025」について
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は、北海道から九州・沖縄まで合計7つの支部拠点に、全国25会場でイベントを実施。
本イベントは、子どもも大人も、自分の「怒り」を否定せず、上手に伝える方法を学ぶことを目的とした体験型のイベントです。
「怒ってもいいんだよ!」を合言葉に、家庭でもすぐに活かせるヒントを親子で楽しく学べる講座や診断体験などを提供します。
その第1弾となる東京でのオープニングイベントでは、当協会代表理事・戸田久実による基調講演をはじめ、アンガーマネジメントの基本を学べる体験講座、怒りの傾向がわかる「アンガーマネジメント診断」コーナーなど、多彩なプログラムを実施しました。
【こんな方におすすめ】
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子どもが怒りっぽくて困っている
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自分自身がついイライラしてしまう
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家庭内のコミュニケーションをより良くしたい
家族みんなが、もっと笑顔で過ごせる毎日へ。
この夏、親子で“感情との向き合い方”を学ぶ第一歩を、ぜひご一緒に踏み出しませんか?
当協会代表理事・戸田久実より

日本アンガーマネジメント協会では、親子でご参加いただけるイベントを開催いたします。
怒りは誰もが感じる自然な感情です。しかし、エネルギーの強い感情でもあるため、そのままぶつけてしまうと人間関係がこじれたり、自分自身も後悔したり、傷つくことがあります。大切なのは、「怒ってもいい。上手に伝えよう」ということです。
本イベントでは、大人と子ども、それぞれを対象としたアンガーマネジメントのプログラムを、楽しく学んでいただけます。子どもたちは自分の感情と向き合い、それを安心して表現する力を育みます。また保護者の皆さまも、ご自身の怒りとの向き合い方や、適切に伝える方法を学ぶことができます。
アンガーマネジメントを家庭で実践することで、日常のすれ違いやイライラが減り、子どもたちに「怒っても大丈夫。ちゃんと伝えればわかってもらえる。」という安心感が育まれます。
その経験は、学校や地域で他者と関わる際の土台となり、多様な価値観が共存する社会において、怒りに振り回されることなく対応する力へとつながっていくでしょう。
ぜひ、親子で一緒にアンガーマネジメントを楽しく学ぶ機会としてご参加ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
第1弾 東京開催概要
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日程:2025年7月12日(土)
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時間:10時00分~16時00分
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会場:品川区立総合区民会館きゅりあん 7Fイベントホール
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主催: 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
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後援: 文部科学省
プログラム
◆ 基調講演「ごきげんな夏休みを過ごすために 〜心が通う“感情の”伝え方〜」
講師:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事 戸田 久実
◆ アンガーマネジメント キッズ講座(対象:5歳~小学生)
ワークブックを使ってアンガーマネジメントを楽しく学びます。
怒るときには「ルール」があるよ!ルールを守って上手に怒れるかな?
◆ アンガーマネジメント ティーン講座(対象:中学生~高校生)
ゲームを使って、自分と他人の価値観の違いを理解し、建設的な解決方法を学びます。
◆ アンガーマネジメント ミニ講座(対象:18歳以上)
アンガーマネジメントの基礎ポイントを学ぶ大人向け講座。
親子で毎日笑顔で過ごすためのヒントが満載
◆ アンガーマネジメント診断(対象:18歳以上)
自分の怒りの傾向を診断し、より良い人間関係づくりに役立てましょう。
◆ 体験コーナー(入退場自由)
絵本の読み聞かせ
フォトスポット
絵日記コーナー など
親子で楽しみながらアンガーマネジメントを体験できる無料コーナーも充実
全国開催概要
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開催期間:2025年7⽉〜9月
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開催地:全国25会場
*会場によって、プログラム内容や開催時間が異なります。詳細は特設サイトおよびお申し込みフォームにてご確認ください。
▼全国開催 特設ページ
https://www.angermanagement.co.jp/special/2025oyako_shibu
▼全国開催 お申し込みフォーム
https://ws.formzu.net/dist/S746238122/
*お申し込み開始時期は、会場により異なります。開催日のおおよそ1か月前を目安に受付を開始いたしますので、あらかじめご了承ください。
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。
アンガーマネジメントを学ぶことで、自分自身の怒りを理解し、周囲との良好な人間関係を成立させることができるようになります。
開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立していました。現在では全米の教育機関や企業でも広く導入されており、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に長年活用されています。
近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場等で導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるアメリカのナショナルアンガーマネジメント協会の日本支部として、2011年に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視するアンガーマネジメントを社会に浸透させています。
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会について
日本アンガーマネジメント協会は、「怒りの連鎖を断ち切ろう」の理念のもと、アンガーマネジメントができる人が増えることで人が人に当たらない社会、怒りが連鎖しない社会の実現を目指しています。
【法人概要】
協会名:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
所在地:〒105-0014 東京都港区芝1-5-9 住友不動産ビル2号館4階
代表理事: 戸田 久実
設立:2011(平成23)年6月8日
事業内容:アンガーマネジメントに関する個人向け資格講座の運営・認定、資格講座認定者の育成及び活動に関する支援、法人向けアンガーマネジメント研修・講演の実施
URL:https://www.angermanagement.co.jp/
株式会社レビックグローバルについて(事業運営会社)
株式会社ウィザス(東証スタンダード)のグループ会社で1977年創立。お客様の教育システム運用に努め、LMS(学習管理システム)、タレントマネジメントシステム、eラーニングコンテンツ、企業向け動画を提供しています。会社創立以来、蓄積した高度な技術力とノウハウをベースに最適なサービスを提供しています。
・会社名 :株式会社レビックグローバル
・本社 :東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館4階
・代表者 :代表取締役社長 柏木 理
・事業内容:LMS(学習管理システム)・タレントマネジメントシステム・eラーニングコンテンツ・企業向け動画提供等のソリューション事業、アンガーマネジメントの個人向け資格取得並びに会員事業・企業法人向け研修事業
・HP :https://www.revicglobal.com/
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会事務局広報
TEL: 080-4944-4051
MAIL: pr@angermanagement.co.jp
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