プロロジス、岡山市で開発中の「プロロジスパーク岡山」において大和物流との賃貸契約を締結

中四国の広域ハブ拠点および「2024年問題」対策拠点として、1棟すべてを利用

「プロロジスパーク岡山」完成イメージ

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス（日本本社：東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO：山田 御酒）は、本日、岡山県岡山市において開発中の物流施設「プロロジスパーク岡山」について、大和物流株式会社（本社：大阪市、代表者：木下 健治 代表取締役会長、杉山 克博 代表取締役社長、以下、大和物流）との賃貸契約を締結したと発表しました。

このたび契約を締結したのは、岡山市内最大の賃貸用物流施設として開発中の「プロロジスパーク岡山」です。当初マルチテナント型物流施設として計画されていましたが、2025年8月の竣工に先立ち、大和物流が1棟すべて、約35,000㎡の賃借を決定しました。

大和物流は、「プロロジスパーク岡山」の立地や職場環境の良さ、効率性、BCP（事業継続性）に配慮した施設仕様などを評価して入居を決定しました。同社は「プロロジスパーク岡山」を、中四国エリアへの広域配送ハブとして利用します。また関西と九州の中間地点に位置することから「物流の2024年問題」に対応するための戦略拠点としても活用する予定です。

■開発地： 「物流の2024年問題」にも対応可能な中四国エリアの物流ハブに立地

開発地は「早島IC」まで約3.5km、「倉敷IC」から約9kmの地点にあり、2時間圏内で中四国エリアの主要都市をカバーできる立地です。関西・中四国の各大都市圏の中間点に位置し、山陰方面への配送もカバーできるため、「物流の2024年問題」への対応も含め中四国エリアの物流ハブとして高いポテンシャルをもっています。また、標高が高く地盤の良いエリアにあり、水害リスク・液状化リスクは極めて低く、防災性にも優れています。

■計画概要： 1F床荷重2t/㎡、低床式・高床式バースを併設し、多様な物流ニーズに対応

「プロロジスパーク岡山」は、約16,600㎡の敷地に、地上4階建て、延床面積約35,000㎡の物流施設として開発中です。倉庫内はノンブレース構造を採用し、柔軟なレイアウト、マテハン計画に寄与します。1階は低床式・高床式バースを併設するほか、床荷重は2t/㎡とし、飲料等の重量物にも対応可能な施設となります。低床バース前面には一部に幅約13mの屋根を設けることで、雨天時にも荷捌き等の作業がしやすい環境を整えます。また、約20台分のトラック待機場を整備する計画で、中四国エリアの広域ハブとしての利便性を向上させます。

BCP（事業継続性）の観点から、施設には、緊急地震速報システム、衛星電話、非常用発電機による停電時のバックアップなどを装備する予定です。施設屋根面には太陽光発電設備を設置し、バーチャルPPAにより住友生命保険相互会社に環境価値を提供する予定です。

住友生命とバーチャルPPAサービス契約を締結

https://www.prologis.co.jp/press-releases/241204

「プロロジスパーク岡山」の計画詳細

https://www.prologis.co.jp/portfolio/chugoku/okayama

■小規模でも「プロロジスパーク岡山」の利用をサポートするマッチングサービス

「プロロジスパーク岡山」では、小規模拠点開設を希望する企業向けサービス「CROWD SPACE OKA-YAMA（クラウド スペース 岡山）」を提供しています。対象となるのは、100坪以上で「プロロジスパーク岡山」の利用を希望する荷主等の企業です。企業名やニーズ内容などの基本情報を登録し、プロロジスのヒアリングを経て、条件が当てはまると「プロロジスパーク岡山」に入居する大和物流とのマッチングを行います。大和物流へ荷物を預けることによって「プロロジスパーク岡山」を利用することが可能となります。プロロジスはこれまでにも物流会社や3PLへの営業協力の一環として荷主の紹介を行ってきましたが、「CROWD SPACE OKAYAMA」により一層効率的なマッチングを提供します。

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