健康経営からウェルビーイング経営を目指す!「世界の潮流と日本のウェルビーイング経営」ホワイトペーパー公開

「ウェルビーイング・ウォッシュ」の危険を回避し、2026年の新指標策定とTISFD(後述)に対応する「真のウェルビーイング経営」への羅針盤

株式会社静岡新聞社

静岡新聞社・静岡放送(本社:静岡県静岡市駿河区)が運営する『SHIZUOKA Business Compass(静岡ビジネスコンパス)』は、この度、2025年から2026年にかけての世界的なウェルビーイング(Well-being)の潮流と、それに対応する日本企業の経営戦略の方向性を詳細に分析したホワイトペーパー「【2025-2026】世界の潮流と日本のウェルビーイング経営」をリリースしました。

※閲覧には無料登録が必要です。

URL:https://bcform.at-s.com/form/material10

本資料は、ウェルビーイングが単なる従業員の健康管理や福利厚生の枠を超え、企業価値と社会の持続可能性を左右する新たな経営の根幹へと進化している現状を捉え、具体的な対応策を提示することを目的として作成しました。これまでの「管理・監督」「環境中心」の経営から、「応援・能力発揮」「人間+環境」の経営へという、ビジネスパラダイムの大きな転換点において、企業や自治体のリーダーが取るべき戦略と視点を提供したいと考えています。

資料で取り上げている内容(一部抜粋)

■ 世界の潮流と日本の課題

1. GDPの限界と新指標の策定(Beyond GDP): ウェルビーイングの歴史は2000年前に遡りますが、長らく「GDPの増加=幸せ」という神話が支配していました。しかし、「イースタリン・パラドックス」の発見によって、一定の所得水準を超えるとGDPが伸びても人々の幸福度は必ずしも上昇しないことがデータで証明されています。これを受け、国連主導により、幸福度、生活の質、持続可能性を統合する「Beyond GDP」指標の策定が加速しており、2026年春には国連総会へ提出される予定となっています。

2. ウェルビーイング・ウォッシュの深刻な課題: 日本国内では、人的資本情報の開示義務化や人材獲得競争の激化を背景に、「ウェルビーイング」を有価証券報告書で言及する企業が4年間で10倍以上(約1680社)に急増しています。その一方で、働く人の主観的幸福感は2020年時と比較して低下し、不幸感は上昇(パーソル総合研究所「はたらく人のウェルビーイング実態調査2025」より)しており、企業の取り組みと働く人の実感に「深刻なギャップ」が存在します。本資料では、実態が伴わない施策はむしろ従業員の信頼を損なう「ウェルビーイング・ウォッシュ」の危険信号として警告しました。

1. ウェルビーイングの歴史 より抜粋

■ 2026年に向けた「真のウェルビーイング経営」を実現する2つの鍵

本資料は、企業と働く人の間の乖離を埋め、真の企業価値創造へと繋げるために、「真のウェルビーイング経営」を実装する2つの重要なキーワードを提唱しました。

1. ジェンダード・イノベーション: これは、単に男女の数を揃えるジェンダー平等の表面的な考え方を超え、性別だけでなく年齢や文化、障害など、人間が持つあらゆる「違い」(差異)を科学的・社会的に深く分析し、新しいビジネスの価値やサービスを生み出すための大切なデータとして活用する考え方です。これからの経営は、「違いをなくすこと」ではなく「違いを知り、力に変えること」が重要となると考えています。

2. TISFD(不平等と社会関連財務開示タスクフォース): 気候変動の開示枠組み(TCFD)に並ぶものとして、社会的な格差や問題が企業の財務や価値にどう影響するかを公開するための新しいルール作りです。ステークホルダー全体(従業員、顧客、株主、地域社会など)のウェルビーイングが、企業の持続可能性と企業価値を直接左右する最も大切な指標となることを示しており、2026年半ばにベータ版が、2027年に最終版が予定されています。

3. 2026年ウェルビーイングキーワード より抜粋

<SHIZUOKA Business Compassについて>

静岡新聞社・静岡放送が運営する、県内企業・地方企業のための課題解決サポートメディアです。長年にわたり静岡県内の企業や自治体、県民の皆様と向き合い、さまざまな課題に触れてきました。少子高齢化、人材不足、DXの遅れといった課題が山積するなか、これらの根底にあるのは、個々の働き手や組織の「よりよく生きる」というウェルビーイングの実現が不可欠であるとの考えに至りました。

そこで私たちは、これまでの報道活動や企業支援で培ってきた知見を活かし、「県民の福祉に貢献する」という社是をより広範に実現するため、専門性の高い情報発信を通じて、企業や行政の課題解決をサポートすることにしました。「ウェルビーイング」は、既存の「人事・採用」「広報・マーケティング」「DX・バックオフィス」「新規事業」に続く5本目の柱です。

<報道関係者様へ>

「SHIZUOKA Business Compass」では、地域社会のウェルビーイング向上に貢献するため、情報のハブとなることを目指しています。

「ウェルビーイング」の概念を単なる個人の幸福感に留めるのではなく、企業や行政、地域社会全体で実現する「よりよく生きる」というビジョンを掲げ、活動を推進していきます。

私たちは、情報発信だけでなく、具体的な課題を持つ企業や自治体との対話を通じて、真の解決策を共に探求したいと考えています。

つきましては、ぜひこの取り組みについてご取材いただき、地域社会の未来を共に考えるきっかけとしていただければ幸いです。

取材のお申し込み、お問い合わせは、下記までご連絡ください。

<本件に関するお問い合わせ先>

SHIZUOKA Business Compass

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業種
情報通信
本社所在地
静岡県静岡市駿河区登呂3-1-1
電話番号
-
代表者名
大須賀紳晃
上場
未上場
資本金
-
設立
1941年12月