【限界大学生が地球を救う!?】賞味期限ギリギリの食材が鍋に大変身。フードロス削減で脱炭素貢献、Earth hacks 「限界(ギリギリ)食堂」開店。
お財布も体力もギリギリな“限界大学生”が、捨てられる食材を食べ切る!11/2(日)、3(月祝)の2日間、東京科学大学学園祭にて出店。イベント連動でFOOD&COMPANY都内2店舗での売り場展開も決定
生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す生活者共創型プラットフォームを展開する Earth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人) は、2025年11月2日(日)、3日(月祝)の2日間、東京科学大学大岡山キャンパスにて開催される学園祭「工大祭」にてフードロス削減体験型イベント「限界(ギリギリ)食堂」を出店いたします。
まだ食べられるのに廃棄されてしまう食材が、「鍋」へとおいしく大変身。満腹になりながら、脱炭素貢献もできるフードアクションプロジェクトです。

さらに学園祭期間中、そして終了後の9日(日)まで、FOOD&COMPANY学芸大学店、代官山店では、賞味期限ギリギリの食材をお買い求めいただける期間限定コーナーを展開いたします。イベントに来場されないお客様にも「限界(ギリギリ)食堂」のようなフードアクションを実践いただける機会となれば幸いです。
Earth hacksは、「脱炭素を前向きに楽しく取り組めるアクションへ」というビジョンのもと 、今後もフードロスをはじめとした脱炭素社会の実現に繋がる社会課題の解決に取り組んでまいります。
◾️「限界(ギリギリ)食堂」 イベント概要
イベント名:限界(ギリギリ)食堂
日時:2025年11月2日(日)・3日(月・祝)
実施時間:
11月2日(日)10:00〜17:00 (ラストオーダー 16:30/完売次第終了)
11月3日(月)10:00〜15:30(ラストオーダー 15:00/完売次第終了)
会場:東京科学大学 大岡山キャンパス
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
出展場所:大岡山西地区 学食前屋外スペース

参加費 :100円
特設サイト:https://co.earth-hacks.jp/campus-hacks/project-001
主催:Earth hacks株式会社
協力: 株式会社FOOD&COMPANY
■「限界(ギリギリ)食堂」体験フロー

デカボ食材選び:
賞味期限ギリギリの食材や規格外野菜などが並ぶマルシェコーナーで、食材を最大3つまで選び、カードを取ります。
↓
「もったい鍋」ご提供:
選んだ食材カードをスタッフにお渡しください。選んだ食材とベースの鍋出汁、お肉をキッチンカーで調理し、「もったい鍋」をご提供します。熱々の鍋をお楽しみください!
↓
脱炭素啓発コーナー:
待機列には、フードロス問題やデカボスコアに関する展示ボードを設置いたします。待ち時間にも脱炭素の知識を得られる機会を提供します 。
◾️本イベントの狙い
Earth hacksがLINE ヤフー株式会社、株式会社seamint.と共同で設立した「デカボLab」においてZ世代を対象に実施した調査の結果、Z世代の約6割が「今、生活費のやり繰りが苦しい状況」と回答しており、さらに生活費節約のためにまず初めに削減するのは「食費」であることが明らかになりました。


本イベントでは厳しいお財布事情に悩む“限界大学生”が、体力的にも金銭的にもさらに「ギリギリ」な状況になりがちな学園祭シーズンに合わせ、賞味期限間近の食材や規格外野菜などを活用したフードメニュー「もったい鍋」を一杯100円の“ワンコイン”で提供いたします 。食材はオーガニックの新鮮な野菜や、こだわりの食材を販売するFOOD&COMPANY様からご提供いただきます。会場では、安価に美味しく「鍋」を楽しみながら、フードロス削減が脱炭素につながるということを学んでいただけます。
◾️フードロス削減と脱炭素の関係性
フードロスの問題は単に“もったいない”だけでなく、焼却処理などによるCO2排出の観点から、脱炭素社会の実現に向けた重要な課題です。現在国内の年間でのフードロス量は約472万トン、1人あたり毎日おにぎり1個を捨てている計算になります。さらに、このロス分を生産するために、製造・輸送・販売の過程で排出されるCO2は年間約1,046万トンにものぼります(*1)。この量を1年間で吸収するためには、九州地方と四国地方を足した面積とほぼ同じ規模の森林が必要な計算になります。 (*2)。
調査ではZ世代の9割超がフードロスを問題視している一方で、フードロスが二酸化炭素排出量に影響を及ぼすことは約半数以上が知らないという結果となりました。本プロジェクトは、さまざまな環境貢献活動が存在する中で、フードロスを減らすアクションも脱炭素に繋がることを知ってもらいたいという思いから始まりました。
(*1)「食品ロス及びリサイクルをめぐる情勢」農林水産省 令和6年発表より(令和4年度データ)
(*2) 日本の森林1ヘクタールあたりの年間平均CO2吸収量を約1.83トンとして計算(林野庁のデータより)


■「もったい鍋」デカボスコアについて

たとえば、白菜、にんじん、青ねぎを選択して、ベースの鍋出汁と鶏肉を加え「もったい鍋」を楽しんだ場合、デカボスコアは11%となります(*3)。デカボスコアは、商品やサービスのCO2e(*4)排出削減率を可視化したマークです。お客さまが商品やサービスを選ぶ際の、環境価値における新しい選択基準として提供されています。「もったい鍋」のように、賞味期限が近づいた食材を選ぶだけで二酸化炭素排出量削減に貢献することができます。
(*3)イベント直前の流通状況により、使用する食材を決定いたします。本文記載の食材提供がない場合もありますので、ご了承ください。
(*4)温室効果ガスが地球温暖化に与える影響を二酸化炭素相当量に換算した値
■FOOD&COMPANYにおける売り場展開概要
実施日時:2025年11月2日(日)〜11/9(日)
実施店舗:
・FOOD&COMPANY 学芸大学店
住所:〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-14-15
営業時間:10:00-20:00 無休(年末年始を除く)
・FOOD&COMPANY 代官山T-SITE店
住所:〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15 代官山T-SITE GARDEN 5号棟 1F-A
営業時間:10:00-20:00 無休(年末年始を除く)
■株式会社FOOD&COMPANYについて

2014年春、東京都目黒区にオープンした小さなグロサリーストアです。お店では、有機野菜や牛乳、お豆腐、こだわりの調味料など日々の食卓に欠かせないベーシックな食材を幅広く取り揃えています。
■デカボスコアとは
Earth hacksが提供する、商品やサービスにおけるCO2排出量の削減率をスコア化した指標です。従来の素材や手法を用いた商品等と比較し、環境に配慮した工夫によって変化するCO2排出量の削減率を表示し、製品やサービスの環境貢献度をひとめで、わかりやすく伝えます。2022年7月に提供を開始し、2025年7月時点で導入企業は265社以上、対象商品・サービスは1,000点以上にのぼります。

■共創型プラットフォーム「Earth hacks」について
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする生活者と企業・自治体をつなぎ、脱炭素社会の実現に向けた共創型プラットフォームを運営しています。CO2排出量を従来品と比較し削減率(%)を表示する独自の「デカボスコア」を企業・団体に提供し、環境価値の高い商品の可視化と普及を推進。生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、企業と学生が実際のビジネス課題を通じて共創する「デカボチャレンジ」や、行政・自治体向けソリューション「Earth hacks for Local」など、多角的に脱炭素を加速する取り組みを展開しています。
□ウェブサイト:https://co.earth-hacks.jp/
□Instagram:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/
■Earth hacks CEO関根澄人 コメント
この度、私の母校でもある東京科学大学の工大祭にEarthhacksがブース出展できることを大変嬉しく思います。私たちが工大祭で挑戦するのは、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食材が鍋へとおいしく大変身し、満腹になりながらも脱炭素に貢献できるフードロス削減プロジェクト「限界(ギリギリ)食堂」です。
本イベントは、脱炭素社会の実現に向けて弊社が大切にする「生活者一人一人の主体的なアクション」を体現した取り組みとなっています。2050年に向けて「電力」というエネルギーを節約していく代わりに、若者たちの「活力」というポジティブなエネルギーを世の中に広げ、社会全体をもっと明るくしたいと願っています。
この「限界(ギリギリ)食堂」が、来場者の皆さんにとって、環境について考え、主体的な行動を起こすきっかけとなることを期待しています。ぜひブースにお越しください!
■Earth hacks CEO関根澄人 プロフィール

Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人
2009年東京科学大学大学院(旧:東京工業大学)生体システム専攻修了。環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から三井物産に3年間出向。2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、2023年にEarth hacks株式会社を設立。同年5月より現職。国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。
またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。
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