レノボ、ITモダナイゼーションを加速するインテルベースの次世代スマートインフラストラクチャソリューション25機種を発表

レノボ

第4世代Intel® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを導入した25の新しいソリューションによって、性能と効率が大きく向上します。ミッションクリティカル、AI、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)、コンテナ化したワークロードといった用途に適しています。
· 最新の第4世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサーを用いることで、前世代のシステムと比べ2倍以上のワークロード性能を提供します(※1)
· 新しいLenovo ThinkSystemサーバーとThinkAgileハイパーコンバージド・ソリューションは、シンプルで統合されたITという価値を企業にもたらします。仮想化、ハイブリッドマルチクラウド、持続可能なコンピューティングのためのAI対応プラットフォームです。
· 新しいNeptune™Direct Water-Coolingソリューションは、複雑なワークロードを処理する際にも消費電力を抑えられるため、お客様のサステナビリティ目標の達成に役立ちます。

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ジョン・ロボトム、以下レノボ)は本日、第4世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサーを搭載したThinkSystemサーバーおよびThinkAgileサーバー/ハイパーコンバージド・ソリューションの新製品25機種を発表しました。すでに発表している「Lenovo Infrastructure Solution V3」ポートフォリオの一翼を担います。グローバルなITモダナイゼーションをあらゆる規模の組織が加速できるように設計されており、統合型のソリューションを通じて先進的な性能、効率、管理性を提供します。ミッションクリティカル、AI、HPC、コンテナ化したアプリケーションといった複雑なワークロードの処理に対して特に最適化されています。

レノボでインフラストラクチャー・ソリューションズ・グループ(ISG)のアジアパシフィックプレジデントを務めるスミア・バティアは、次のように述べています。「テクノロジーは急速に進歩し続けています。データ生成の速度はますます向上しています。すべてのビジネスはテックファーストであり、より高い投資対効果を達成し、ビジネスの指数関数的な成長を実現する上で、今日のAI、マルチクラウド、ミッションクリティカルなワークロードのITインフラモダナイゼーションが不可欠です。また、競争が激しい今日のビジネス環境では、インテリジェントな洞察を迅速に取得し、増加するワークロードを持続的に管理することが、市場のリーダーシップを得るために極めて重要です。当社の新しいThinkSystem、ThinkAgileサーバー/ハイパーコンバージド・ソリューションの位置づけは、データのよりよい管理と余裕のある処理性能を企業に提供することにあり、ミッションクリティカルなデータインテリジェンス、サステイナブル・コンピューティングに求められるすべての要素に基づいて運用可能です。インテルの第4世代Xeonスケーラブル・プロセッサーによって、当社のソリューションは、高いパフォーマンス、効率性、敏捷性、スケーラビリティの向上を実現し、さまざまな業界のビジネスを支援します。パフォーマンスの向上に加え、データ管理機能も増やしており、要求の厳しいワークロードの処理に対応した高いセキュリティとスケーラビリティを持っています。企業がITの新時代を加速させ、ナビゲートするのに役立ち、持続可能性を最優先することにもつながります。性能向上されたインテルベースのThinkSystem V3ポートフォリオを通じて、お客様はITフットプリントを最大で3倍削減できるようになり、ROIの大幅な改善と、より簡単なインフラストラクチャー・トランスフォーメーションを成し遂げることができます。2050年までにネット・ゼロエミッションを達成するという我々のビジョンのもと、私たちは、最新の技術革新を用いてお客様が人類最大の課題を解決するのを支援できることを楽しみにしています。」

世界では処理すべきデータの量が爆発的に増えており、ビジネスにおいても新しいITアーキテクチャの必要性が高まっています。その範囲をクライアント、エッジ、ネットワーク、クラウド、インテリジェンスへと広げることは、ビジネスが革新性を持つことに貢献し、留まることを知らないお客様の要求を満たしていく上で必要です。第4世代Intel Xeon スケーラブル・プロセッサーを搭載した次世代のLenovo ThinkSystem、ThinkAgileサーバー、ストレージの特徴は内蔵アクセラレーターです。より高い利用効率と電力効率の達成に役立ち、急速に増加するワークロードにも対応できます。これは今日、企業の成功を左右する条件になります。さらに、このポートフォリオは独自のオープン・アーキテクチャを提供しています。高度な管理機能、優れた信頼性、延長セキュリティによって、あらゆる規模の企業が、既存のIT環境を生かしつつ多様なクラウドを用いた事業を展開できるよう支援します。

ミッションクリティカルなワークロードの性能が2倍に
今日のビジネスでは、データに対する需要が指数関数的に増加しています。新たなハイエンドとなるThinkSystemとThinkAgile V3サーバーは、いま最も要求の厳しい負荷を、業界を問わず、効果的に処理できる設計となっています。これにはインメモリ データベース、大規模なトランザクションデータベース、バッチ処理、リアルタイム分析、ERP、CRM、レガシーシステムの置き換え、仮想化およびコンテナ化されたワークロードなどが含まれます。このポートフォリオでは、強化されたXClarity Controller(XCC2)ソフトウェアを使用することで、システムコンフィグレーションのセットアップを前世代の技術よりも早く終えることが可能です。

新しいNeptune™システムで、より高い性能とより少ない消費電力を実現
第5世代のLenovo Neptune™ Direct Water-Coolingテクノロジーによって冷却される、レノボの新しいThinkSystem SD650 V3/SD650-I V3サーバーは、Neptune™の効率を新世代のシステムへと拡張します。最大パフォーマンスを実現する一方で、消費電力は最大40%削減できます。新しいシステムでは、一部のモデルの高帯域幅メモリ (HBM) にNeptune冷却システムを採用しています。HPCアプリケーションに最大で4倍のメモリ帯域幅を提供し、前世代の技術に比べパフォーマンスは最大2.8倍向上します。HPCユーザーは、最新世代のIntel Xeon MaxシリーズのCPUとHBM、およびIntel Data Center Max シリーズのGPUを利用できるようになります。このすべてがLenovo Neptune™ によって冷却されます。最も要求の厳しいモデリングやシミュレーションのワークロードも効率的に実行します。Neptune™では、液体が熱を取り除くので、電力を消費するファンが必要ありません。HPCユーザーは、データセンターのエネルギー消費や環境負荷を抑えながら、より優れたパフォーマンスを得ることができます。

ExascaleからEveryscale™へ。レノボはあらゆる規模の組織が次世代のスーパーコンピューティングテクノロジーに手を伸ばせるようにしたいと考えています。この取り組みを通じて、人類の最大の課題を解決することができるのです。

現代のIT時代に即応できる、スケーラブルでセキュアなクラウド
レノボは、ターンキーソリューションでEdge-to-Cloudの展開を加速しています。よりスマートなデジタルトランスフォーメーションを可能にし、お客様のビジネスを加速するのに役立ちます。セキュリティ、拡張性、俊敏性を考慮して設計されたレノボのエンドツーエンドのクラウドソリューションは、オープンで実績があり、すぐに導入できます。この新しいソリューションは、あらかじめ設定・検証済みのクラウド対応システムとして提供され、ライフサイクルを管理する仕組みも盛り込まれているため、お客様の緊急のニーズに対応することが可能です。新しい Lenovo Infrastructure Solutions V3 ポートフォリオを通じて、企業は俊敏なソリューションを使用できます。一貫したクラウド・サービスを提供しながら、クラウド・プラットフォームを大規模に成長・管理することが実現できます。

新しいLenovo ThinkAgile V3 HX、MX、VXハイパーコンバージドインフラストラクチャソリューションは、パートナーのオープンエコシステムとあらかじめ統合されています。これにはMicrosoft、Nutanix、VMwareのソフトウェア機能が含まれており、これらは極めて柔軟性が高いTruScale IaaS(nfrastructure as a Service)を介して利用可能です。お客様は、クラウドならではの利便性と、伝統的なオンプレミス型ソリューションが持つ高いセキュリティ性や自由度の高いカスタマイズ性を組み合わせることができます。Lenovo Open Cloud-Automation(LOC-A)統合ソフトウェアにより、コンテナ・インフラの導入、プロビジョニング、管理が容易になり、企業はロールアウトを早めることができます。導入速度は標準的なITソリューションに比べて最大81パーセント短縮可能です。

現代のITインフラは、ますます巧妙化するセキュリティの脅威に対して守りを固め、最高レベルの事業継続性を得ることが求められています。Lenovo Infrastructure Solutions V3ポートフォリオは、不正アクセスや悪意のある攻撃に対し隔離された防疫レイヤーを追加することで、強化されたThinkShieldセキュリティとレジリエンスを提供します。レノボの「Modular Root of Trust」は、チップ設計に組み込まれた強固な改ざん検出と監視を通じ、サイバー攻撃やデジタル侵害からの保護、検出、回復を実現します。「Lenovo System Guard」 は高度なハードウェア監視を通じ製造から配送、導入までのセキュリティが高まることを保証します。

第4世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサーを搭載したレノボの新しいThinkSystemおよびThinkAgile V3ソリューションの詳細については、https://www.lenovo.com/jp/ja/servers-storage/alliance/intel/をご覧ください。

(※1)2017 SPEC Int Rateの結果によるSR850 V2→V3の2.3倍向上とSapphire Rapidsでのインテル予測性能向上のレノボの分析に基づく。実際の性能は変動します。

レノボについて:
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高 700 億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の171位にランクされています。世界中で7万5000人の従業員を抱え、180 市場で毎日数百万人の 顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界最大のPC メーカーとしての成功を収めるだけでなく、サーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービスといった新たな成⻑分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人のためのサステナブルで信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、 https://www.lenovo.com/jp/ja でご覧いただけます。

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会社概要

レノボ・ジャパン合同会社

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URL
https://www.lenovo.com/jp/ja/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区外神田 秋葉原UDX 北ウイング10階
電話番号
0120-030-984
代表者名
檜山太郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2005年05月