モビリティ×ライフスタイルの変革を目指すオープンイノベーションプログラム『KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM』第2期のDEMO DAYを開催 ecbo株式会社を「社長賞」に選出

 京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)と株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表:榊原 健太郎、以下 サムライインキュベート)は、スタートアップ企業とのオープンイノベーションにより、新規事業の創出を目指す「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM(京急アクセラレータープログラム)」第2期の進捗や成果を発表する「DEMO DAY(以下 デモデイ)」を8月27日(火)に実施し、採択企業5社によるプレゼンテーションを行いました。特に優れた取り組みに贈られる「社長賞」にはecbo株式会社が、来場者の投票による「オーディエンス賞」には株式会社NearMeが選出されましたのでお知らせします。

 本プログラムでは、京急電鉄の新規事業ビジョンである「モビリティを軸とした豊かなライフスタイルの創出」を目指し、「新しい移動手段」や「移動先をより快適にするサービス」の創出に挑むスタートアップ5社を採択し、京急グループの経営基盤を活用した実証実験などを通じて、事業共創を進めてまいりました。

 デモデイでは、採択企業5社がこれまでの取り組みの進捗や成果を、9名の審査員と一般の来場者に対し発表しました。審査員による協議の結果、特に優れた取り組みとしてecbo株式会社を「社長賞」に選出しました。同社と京急電鉄は、プログラム期間中、京急沿線における荷物預かりプラットフォーム「ecbo cloak」の拡大と、預けた荷物を指定の場所へ配送する実証実験を羽田空港国際線ターミナル駅の観光案内所などで実施しました。スタートアップのビジネスモデルと京急グループのリソースを掛け合わせ、荷物の預かり側とユーザーの双方の課題とニーズを捉えた事業開発を、スピード感を持って進めた点が高く評価され、今回の受賞となりました。

 採択企業5社に対しては、これまでの実証実験の結果などを踏まえ、資本業務提携を含めた本格的な連携を検討してまいります。

1.プログラムにおける事業共創の概要と今後の展望
社名:株式会社AirX
所在地:東京都新宿区西新宿1-1-6 ミヤコ新宿ビル 12SHINJUKU 403
代表者名:代表取締役 手塚 究、取締役 多田 大輝
設立年月:2015年2月23日
現在の事業概要:国内初の“航空機手配オンデマンドシステム“で、空の交通を最適化するサービスの展開(https://airx.co.jp/
事業共創の概要と今後の展望:
 三浦半島における新たなモビリティの実現に向け、仮設ヘリポートの設置による、ヘリコプターを活用した都心からの観光パッケージの実現を企画しています。プログラム期間は、神奈川県と連携し、仮設ヘリポートの候補地の周辺住民への説明会を実施しました。秋の実証実験の実現に向け、準備を進めています。
 両社は、引き続き、行政などとも協議を重ね、「空の移動革命」を見据えて、三浦半島と都心部を繋ぐ次世代交通網の創出を目指した取り組みを進めます。

社名:ecbo株式会社
所在地:東京都渋谷区東3-24-2 恵比寿STビル 3階
代表者名:代表取締役社長 工藤 慎一
設立年月:2015年6月2日
現在の事業概要:店舗の遊休スペースを使った荷物預かりプラットフォーム「ecbo cloak」の運営、オウンドメディア「ecbonist」の運営(https://ecbo.io/
事業共創の概要と今後の展望:
 京急沿線店舗における荷物預かり実施などによる「手ぶら観光」の提供を通じ、鉄道の混雑緩和を図り、移動体験を向上させることをテーマに事業共創を進めてきました。羽田空港国際線ターミナル駅および品川駅の京急ツーリストインフォメーションセンター(TIC)において荷物配送サービスの実証実験を実施し、ニーズとオペレーションの検証などを行ったほか、プログラム期間中に、京急品川駅の周辺において、京急品川駅のロッカーの3倍の数に相当する3,000個以上の荷物を預かっています。
 両社は、京急沿線における「ecbo cloak」導入店舗の拡大、TICでの本格導入を検討していきます。

社名:tripla株式会社
所在地:東京都中央区新川1-22-13 新川I&Lビル6F
代表者名:代表取締役 CEO 高橋和久、代表取締役 CTO 鳥生格
設立年月:2015年4月15日
現在の事業概要:宿泊予約やレストラン予約などができる旅行業界特化型IT・AIサービスを展開(https://corp.tripla.jp/
事業共創の概要と今後の展望:
 ホテル業務のデジタル化による効率化と、交通事業をはじめとする様々なサービスの連携に向け、京急イーエックスインホテルグループの全15館に問い合わせ対応用の多言語AIサービス「triplaチャットボット」を試験導入しました。3,000以上の問い合わせに対し、AIの自動返答率は82%を実現。また、2館において、日本初のSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」を試験導入し、自社予約比率の向上に努めています。
 両社は、今後もIT・AIサービスを活用し、ホテルとバスやタクシーなどの移動手段、他のサービスとの予約連携などを図ることで、移動と各サービス・コンテンツがシームレスに「つながる」世界を目指します。

社名:株式会社NearMe
所在地:東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル22階
代表者名:代表取締役社長 髙原幸一郎
設立年月:2017年7月18日
現在の事業概要:“タクシーの相乗り”のマッチングで日本の交通インフラを改善する「nearMe.」の展開(https://nearme.jp/
事業共創の概要と今後の展望:
 最大9人乗りの相乗りシャトルを、複数の利用者からのリクエストに基づき、AIを活用して最適なルートで運行するオンデマンド型シャトルサービスを試験運行しました。国内外の観光客やビジネスパーソンをターゲットに、京急イーエックスインホテルグループ4館から、都内4区(港区、千代田区、中央区、台東区)内の任意のスポットまたは羽田空港まで運行し,ニーズや課題の検証を行いました。
 両社は、多様化する移動のニーズや、運転士不足などの諸課題に対応できる、効率的で持続可能なサービスの創出に向けた検証を行い、京急沿線地域において、各エリアの課題に応じた次世代モビリティサービスの創出を目指してまいります。

社名:株式会社Nature Innovation Group
所在地:東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5階
代表者名:代表取締役 丸川照司
設立年月:2018年6月19日
現在の事業概要:日本初の傘のシェアリングサービス「アイカサ」の展開(https://i-kasa.com/
事業共創の概要と今後の展望:
 品川駅高輪口(西口)エリアを、雨の日も傘の心配なくシームレスに移動できる街にすることを目指し、商業施設やオフィスビルなど10か所に「アイカサ」の傘立てを設置。実証実験の期間中、163人の雨の日の移動をサポートすることに成功しました。また、利用者に京急グループ施設のクーポンを配信することで、雨の日の経済活動の活性化につなげています。
 両社は、「アイカサ」の沿線における設置を進めるほか、利用者の移動情報を分析し、商業施設等への送客・マーケティングにも活用していく予定です。雨の日に新しい需要を創出する「雨の日のプラットフォーム」の構築を目指します。

2.デモデイ審査員(9名)
石井 芳明 氏(内閣府 政策統括官付 イノベーション創出環境担当 企画官)
村田 祐介 氏(インキュベイトファンド 代表パートナー)
日高 洋祐 氏(MaaS Tech Japan 代表取締役)
榊原 健太郎(サムライインキュベート 創業者 代表取締役 共同経営パートナー)
原田 一之(取締役社長 社長執行役員)
小倉 俊幸(取締役 副社長執行役員 生活事業創造本部長兼品川開発推進室長)
道平 隆 (取締役 専務執行役員 鉄道本部長 広報部担当)
本多 利明(取締役 専務執行役員 生活事業創造本部副本部長兼生活事業創造本部まち創造事業部長兼新規事業企画室長)
川俣 幸宏(取締役 常務執行役員 グループ戦略室長)

3.当日の様子


 
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