「PEPPER LIKES」、訪日旅行客が支持する海外インフルエンサーの最新調査結果を公開。オーバーツーリズム打開のヒントに!

訪日旅行客は3大都市以外の地方にも関心が。最近のトレンドは人気観光地よりも、深い体験ができる旅 !

株式会社LIFE PEPPER

株式会社LIFE PEPPER(東京都中央区築地、代表取締役社長 斉藤 諒)は日本企業と海外インフルエンサーのPRマッチングプラットフォーム「PEPPER LIKES」を展開しています。

https://www.pepperlikes.jp


「PEPPER LIKES」は、訪日旅行客が支持する海外インフルエンサーへ、日本の観光地についてのアンケート調査を実施しました。

その結果、日本には三大都市圏(東京・大阪・京都)以外の観光地で海外インフルエンサーが注目する地域や県、文化があることがわかりました。文化については単なる鑑賞にとどまらず、実際に自身が体験してみたいという根源的欲求を抱えていることも明らかとなりました。

調査背景

インバウンド旅行者の急激な増加は、外貨獲得というメリットがある一方で、旅行客が東京・大阪・京都の3都市に過度に集中するオーバーツーリズムの問題も顕在化しつつある。そこで訪日旅行客が普段より指針と仰ぐSNS情報を発信している<日本好き海外インフルエンサー>達に、「3都市以外の地方をどう捉えているか」をヒアリングする調査を実施した。彼らの本音からオーバーツーリズムの課題を乗り越える、または日本への再来訪につながるような健全なツーリズムへの方向性を見い出すヒントが得られれば、と考えた。


調査概要 

調査対象:

・20代~50代の日本好きの外国人男女176名 

・SNS*で情報配信をするナノ(フォロワー数1万人以下)インフルエンサー~マイクロ(フォロワー数1万~10万以下)インフルエンサー 

*SNS: Instagram、Tiktok、YouTube、RED、Facebook 

対象者の国籍:オーストラリア、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、ポーランド、スロバキア、US、チリ、メキシコ、UK、カナダ、ジャマイカ、スリランカ、シンガポール、中国、韓国、台湾、香港、マレーシア、タイ、インド、パキスタン、フィリピン、インドネシア、ベトナム(計26か国) 

調査時期:2025年6月~7月 

調査方法:インターネット調査

調査結果

設問1.  あなたが注目している「日本の観光地・街・地域はどこですか? 

<地域別、東京・京都・大阪以外で)」

結果

1位:関東甲信越地方(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川 、山梨、長野 )

2位:九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)

3位:中部東海(愛知、岐阜、静岡、三重、新潟、富山、石川、福井)

4位:東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)

 5位:沖縄

設問2.  あなたが注目している「日本の観光地・街・地域はどこですか? 

<県別、東京・京都・大阪以外で)」

 結果

1位:沖縄県、2位:北海道、3位:福岡県、4位:神奈川県、5位:静岡県の順。

設問3.  「インバウンド(訪日観光)」で外国人にもっと体験してほしいと思う文化や場所はありますか?
結果
1位:寺社仏閣めぐり、寺泊、禅宗での修行体験

2位:温泉体験(おススメは鬼怒川・那須塩原:栃木、別府・湯布:大分、城崎:兵庫)

3位:茶道・華道・書道体験(できれば着物を着用して)

4位:伝統的な日本料理を食す(懐石料理、精進料理など)、日本酒の試飲

5位:祭り参加(おススメは東北:秋田竿灯まつり、近畿:滋賀県・近江の火祭り)

6位:日本料理を作る(寿司、たこ焼き、流しそうめん、みたらし団子ほか日本の伝統的お菓子)、調味料を作る(味噌、七味、わさび)

7位:農村宿泊、田舎での農場体験


調査考察

日本通の海外インフルエンサーが注目する3都市以外の地域では、1位に関東甲信越地方がランクイン。箱根と鎌倉を有する神奈川県、ウィンタースポーツのメッカである長野県、多種の温泉を有する群馬県の存在、いずれも東京からのアクセスが良いことが理由として挙げられている。

注目県でのランキングでは、1位:沖縄、2位:北海道の結果に。両県ともに圧倒的な自然の美しさ、琉球やアイヌなど歴史的背景を持つ文化的豊かさ、直行便などアクセスのしやすさと多様な宿泊施設、地元民の親しみやすさが理由として挙げられた。

 一方、インフルエンサーが選ぶ「もっと体験してほしい文化・場所」では、寺社仏閣巡り・寺泊・禅宗体験、温泉体験、茶道・華道・書道といった伝統文化の体験が1~3位と上位に。複数人のコメントとして注目すべきは単なる観光でなく、<主体的経験>をしたいと希望していることだ。ただ寺社仏閣を訪問するのでなく宿泊したい、座禅をくみたい、伝統文化を鑑賞するだけでなく実際に着物を着て試してみたい、と望んでいる。4位:和食・日本酒体験でもラーメンなどのB級グルメでなく懐石料理や精進料理といった伝統料理を希望しており、6位:料理体験にしても、実際に寿司を握り、味噌・七味・ワサビなどの調味料を作りたいという、<和食の根源的な味>に触れたい欲求を持つ。5位の祭り参加についても、有名な祭りよりも秋田県・竿灯祭りや滋賀県・近江の火祭りなど、地方ならではの趣のある祭りを複数人がピックアップしている。農家に宿泊して田舎暮らしを体験する7位の<農泊>も、例えば石川県能登で始まった取り組みを薦めている。

秋田竿灯祭
寺泊

PEPPER LIKES が把握するツーリズムの2つのトレンド

PEPPER LIKESは海外インフルエンサーのリアルな本音から、現在のインバウンド市場で主に2つのトレンドを顕著な動向として捉えました。

1)「コト消費」「体験」のトレンド

コロナ開けの単に旅行できることが喜ばしかった、観光や商品を購入する「モノ消費」をする時代から2025年では、「体験や経験」に価値を見出す「コト消費」の時代へとシフトしています。訪日旅行客は観光地を訪れるだけでなく、その土地に特異な文化や活動に参加し、自らの五感をもって自身の深い想い出を作ることを求めています。

2)「本物志向」のトレンド

希少性、専門性、そして本物志向を追求した旅行スタイルが望まれています。寿司を握るだけでなく、ワサビづくりから体験する、日本のワビサビ精神や心を感じるのに寺泊・農泊をしてスローライフから文化の神髄に近づく、といったスタイルが望まれています。

 以上の高付加価値な体験は、3大都市のように大量の訪日旅行客を受け入れるインフラを持たない地方にも提供できるものです。オーバーツーリズムを回避し、地方へリピーターを引き込む持続可能な成長モデルとなり得ます。秋田の竿灯祭りや禅を組む寺泊が外国人を惹きつけるのは、地域固有の歴史や風土が磨き上げた資産が外国人の心に響く体験価値を提供できるからです。「本物」に特化したツーリズムは、地方創生の新たな鍵となるでしょう。

ツーリズムの新トレンドにこたえるPEPPER LIKES

地方には自然スポット・文化・アクティビティで多くの魅力的資源が眠っているのに、訪日観光客に知られていない現状が。観光客には日本の地域資源をあぶりだし、SNSという最も効果的な方法*で埋もれた価値を発信し、届ける必要があります。

(*2025年6月更新の観光庁の「インバウンド消費動向調査」では、訪日客の情報源メディアの1位はSNS)

PEPPER LIKES では訪日上位国のインフルエンサーマーケティングから事業者様のサービス・商品・施設の知名度を上げ、オンライン上で顧客接点を構築し、消費者の来訪や購買に繋げていきます。

訪日旅行客がフォローするインフルエンサーのSNSを媒体にして、訪日客を地方の魅力的資源へ誘導。訪日客の本質的な要望にこたえる<深い><本物志向>の体験を叶える一役を担います。PEPPER LIKES は、オーバーツーリズムという社会的課題を解決しつつ、持続可能なツーリズムの未来へと奔走していきたい所存です。

新サービス 「PEPPER LIKES x リサーチ」

PEPPER LIKES は、海外ユーザーへの「リサーチ」から生の声を集めて、広告主の製品やサービスの魅力を伝える方法を発掘する支援をいたします。マイクロインフルエンサーを中心に30,000人を超える複数国の、マルチジャンルに渡るインフルエンサーリストを有するプラットフォームの規模感は国内随一。インフルエンサーを対象に海外の実態を調査できるサービス自体、ユニ-クです。
アンケートによる定量調査とインタビューによる定性調査と2種があり、例えば定性調査の場合、日本企業から<どの製品が喜ばれるか>、<どう伝えたらよいか>、<どの媒体で伝えたらよいか>などを質問。海外ユーザーは<最近こういうアイテムが人気><こういう見せ方が刺さる><消費者はここで情報収集をしている>などと回答します。トレンドに敏感なインフルエンサーだからこそ、<売れる>方法論について深いヒアリングが可能。このようにインフルエンサーならではの視点を吸収し、より効果的な訴求軸や訴求方法を特定し、海外展開する企業が成果を最大限発揮できるよう、ご案内してまいります。

独自リサーチをする6つのメリット

✔トレンドやフォロワーの好みを理解したインフルエンサーならではの深い意見が得られる

✔現地目線で「海外に刺さる」情報を収集できる

✔「SNS を知り尽くす」プロによる回答が得られる

✔定量調査だけでなく、「定性調査で深堀り」が可能

✔インフルエンサーによる「企画提案」も受けられる

✔気に入ったインフルエンサーに「PR 依頼」も


PEPPER LIKES 活用事例:インフルエンサーによる観光PR

PEPPER LIKES 活用で効果的な施策検証と観光PRを実現

兵庫県県内の複数の観光体験プログラムのプロモーション施策として、海外マイクロインフルエンサーを起用。3カテゴリーにおいてPRプロモーションを展開したところ、エンゲージメント獲得のみでなく、キラーコンテンツの検証まで行うことができた。

”これまでコスト面の課題からインフルエンサー施策に十分取り組むことができていませんでしたが、月額2.5万円から利用可能な「PEPPER LIKES」を活用することで、低コストでの施策実施が可能になりました。実施日のわずか2週間前の募集にも関わらず、早期に20名を超える応募が集まり、目標を上回る「いいね」や再生数を獲得。 ”複数のマイクロインフルエンサーを起用し、「宿泊」「食」「体験」の各カテゴリーにおけるプロモーションを展開することで、どういったコンテンツが海外ユーザーに魅力的なのか、という効果検証も行うことができました。”


PEPPER LIKES x リサーチ 活用事例:食品物産会社の海外調査


PEPPER LIKESの海外3か国調査により、ローカル消費者の販売拡大へ

アメリカ・中国・台湾の日系小売店には導入済みで一定売上はあるものの、現地のローカルマーケットには未参入の食品物産会社からのご依頼により、<コアターゲット>と<訴求ポイント>を探るアンケート及びインタビュー調査を「PEPPER LIKES」を通じて各国インフルエンサーに実施。現地の顕在消費者の属性や購入理由を把握できた。さらに曖昧だった戦略をシャープにし、SNSプロモーションを行った。結果、半年でフォロワー数5,000名、エンゲージメント率6%という高濃度なフォロワーの獲得に成功。その実績を活用して、現地小売店への営業活動を継続している。


【運営会社】《株式会社LIFE PEPEER 概要》

所在地:〒104-0045 東京都中央区築地3-1-10 Shinto GINZA EAST 6F

代表取締役社長: 斉藤諒

URL:https://lifepepper.co.jp/

事業内容:

海外進出支援事業、海外マーケティング事業、海外ブランディング事業、海外リサーチ事業、外国人向けメディア事業、訪日外国人集客支援事業

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社LIFE PEPPER

TEL:03-6869-7976

Email:info@lifepepper.co.jp

URL:https://www.pepperlikes.com/

●PEPPER LIKES についてのお問い合わせ:
担当者:後藤
Email:erika_goto@lifepepper.co.jp
●メディア様ご取材などのお問い合わせ:
担当者:清水
Email:yushimizu0309@gmail.com

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会社概要

株式会社LIFE PEPPER

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URL
https://lifepepper.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 中央区築地3-1-10 Shinto GINZA East 6F
電話番号
03-6869-7976
代表者名
冨永重人 
上場
未上場
資本金
3490万円
設立
2014年04月