ティアフォー CEO 加藤真平が「JX Awards2025」選考委員特別賞を受賞

自動運転の社会実装をリードする株式会社ティアフォー（本社：東京都品川区、以下ティアフォー）の代表取締役 執行役員 CEOの加藤 真平は、この度、一般社団法人 新経済連盟（所在地：東京都港区、代表理事：三木谷浩史）が実施する「JX Awards2025」にて選考委員特別賞を受賞しました。

本賞は、起業家としての行動・挑戦を表彰するものであり、ティアフォーは今回の受賞を励みに、今後も世界中のパートナーと連携しながら自動運転の社会実装を推進し、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

受賞理由とティアフォーの取り組み

ティアフォーは「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、2016年以降、日本全国約100箇所の地域で自動運転の実証実験や運行を実施しています。これにより、人口減少や高齢化による公共交通や物流における人手不足といった社会課題の解決に取り組んでいます。

当社の自動運転技術の基盤となっているのは、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」(※1) です。これは、世界中の地域、企業、教育機関で利用されており、エコシステムの拡大とともに技術進化を加速させています。

審査員による選考理由

• 海外新興勢力の台頭や各国での規制強化により、自動運転技術の分野における日本の主導権は揺らぎ始めている。そのような中で日本発の自動運転技術、さらにはオープンプラットフォームを目指す発想は、日本が世界を牽引する原動力となる可能性を感じる。

• 自動車領域は日本の基幹産業であり、依然として高い国際競争力を保っている。同社の自動運転領域への着目は10年前からであり、早い。まだ発展途上ではあるが、グローバルを舞台に活躍していて、メジャー級のライバルたちと勝負していることは応援したいし、期待もある。

ティアフォー　代表取締役 執行役員 CEO　加藤真平のコメント

この度は、栄誉ある賞を賜り心より感謝申し上げます。ティアフォーは2015年12月の創業以来「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転技術の開発から社会実装まで一貫して取り組んできました。その推進力となる「Autoware」は、私が名古屋大学の准教授を務めていた際に研究プロジェクトによって誕生したものです。研究技術のスピンアウトという形で創業し、社員一人ひとりの努力とパートナーの皆様の多大なご協力により、今では世界中の実証実験に活用され、技術開発や商用化が進められています。今後もJX(※2)の精神にふさわしい挑戦を続け、自動運転の社会実装と安全で持続可能な社会の実現に貢献していきます。

JX Awardsについて

JX Awardsは、事業・経営面で最先端を走るスタートアップを経営し、アントレプレナーとしての行動・挑戦が、新経済連盟の目指す JX（Japan Transformation）と合致する経営者を表彰することを目的としています。2025年度を第四回目として、第一線で活躍する多彩な有識者5名による選考委員会の厳正なる選考により、大賞1名と選考委員特別賞2名が選出されました。

※1 Autoware はThe Autoware Foundation の商標です。

※2 2022年の活動開始10周年に合わせて、新経済連盟が打ち出した新たな活動指針。未来を見極める力を持ったアントレプレナー（実業家）たちが主役となり、その力を結集して日本を変えていくことを宣言している。

株式会社ティアフォーについて

株式会社ティアフォーは、「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業です。自社製品として「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを提供し、それらを基盤に市場ニーズに応じた自動運転における各種サービスを展開しています。

ティアフォーは、「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界中のパートナーと連携しながら自動運転の可能性を広げ、より安全で持続可能な社会の実現を目指しています。

━━会社概要━━

【社名】株式会社ティアフォー

【所在地】東京都品川区

【URL】https://tier4.jp

【設立年月】2015年12月

【主な事業内容】

・自動運転プラットフォーム開発事業

・自動運転ウェブサービス開発事業

・自動運転システム開発キット販売事業

・自動運転技術の教育事業

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