成長企業向け「ハイレベル経理代行会社紹介サービス」を開始
100万円以上のコスト削減と「経理のブラックボックス化」を防ぎ、経営判断に必要な数字を常に取り出せる形を構築。経理を「雇う」から「選ぶ」発想の転換と定着へ
中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する経営コンサルティング会社の株式会社船井総合研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:真貝大介、以下船井総合研究所)は、成長企業のためのハイレベル経理代行会社(※)の紹介サービス「経理代行セレクション」を10月1日から開始しました。
▼船井総合研究所「経理代行セレクション」サイト
https://zeirisi-selection.funaisoken.co.jp/keiridaikou-selection/lp/
※ハイレベル経理代行会社…経理改善コンサル・経理代行・事業承継対策・資金調達対策等のサービス提供ができるレベルの高い税理士の属する組織

■経理代行紹介サービス開始の背景
船井総合研究所は経営コンサルティング会社として、多くの企業の経営支援をしてきました。その一貫で、提案型の税理士や経理改善コンサル・経理代行・事業承継対策・資金調達対策等のサービス提供ができるレベルの高い税理士を紹介するサービス「税理士セレクション」を提供するなかで「経理に関する悩み」が相談全体の51%以上(ご相談内容の延べ数/ご相談案件数)の割合で寄せられており「経理に困っている」企業経営者の多さを感じてきました。
「また経理の締めが遅れている」
「経理担当が突然辞めて、引き継ぎが大混乱」
「M&A後に経理が混乱をきたしている」
「数字の粒度がバラバラすぎて、経営判断に必要なものが得られていない」
このような声が寄せられています。特に、成長を続ける中堅・中小企業ほど「社内経理」がボトルネックになっているのが実情です。
企業が成長するにつれて、経理業務は膨大になり、複雑化します。これまでの人員や組織の形態では対応できないことが増えています。
そこで、成長を志す企業において、経理の課題が成長の足枷にならないようにするサポートが必要であると考え「経理代行セレクション」を立ち上げました。
■経理代行セレクションとは
企業が成長するための経理代行紹介サービスです。記帳業務や請求書発行、給与計算、月次決算、年末調整などの経理業務を委託できる専門の業者をご紹介します。例えば、経理担当者が退職した際など、速やかに代行会社が実務を担うことが可能です。そうすることで、経理の停滞を防ぎ、経営管理を円滑にします。
経理代行セレクションは経理の停滞を防ぐと同時に、コストダウンも実現します。費用を業務量に応じて抑えることができるため、船井総合研究所の試算では、経理担当者を雇用するよりも、年間で平均100万円以上経費を削減することが可能になります。

さらに、経理を代行させることで「経理のブラックボックス化を防ぐ」こともできます。多くの中小企業で起きているのが「経理の属人化」です。担当者が退職すると適切に引継ぎがされないほか、会社の体制が変わるなどの事情で経理担当者の対応が遅れ、それが全体の遅滞を招くこともあります。
経理をプロが代行し、ダブルチェック体制を敷くことで、経理業務の属人化・退職リスク・ブラックボックス化を回避しながら、経理の遅滞を生じさせず、経営判断に必要な数字を速やかに取り出すことができるようになる形を構築します。
さらに、現在の経理担当者とも速やかに連携し、クラウド会計など属人化しないシステムの導入を進めることで、担当者の負担を大幅に減らすことも可能です。
■経理代行活用企業の実績
本サービスのローンチ前から、これまでのコンサルティングにおいて経理代行業者の紹介を行っており、すでに以下の成果が出ています。
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経営者が経理実務から完全に離れることができ、経営に関する時間に充てることができるようになった。それにより社内のDX等の、時間ができれば行いたいと考えていた新しい取り組みを推進できるようになった(埼玉県/工事業/7.3億円)
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経理が退職してしまったが、経理業務をこれまでと同じ形で継続できた。またこの機会にクラウド会計の活用や部門別会計の導入もしてもらったことで、経理のレベルが上がった(東京都/青果卸売業/28億円)
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企業の成長とともに経理労務業務が膨大になり、経理を担当していた経営者夫人が3ヵ月休みを取れない状態だった。経理を代行してもらうタイミングで経理労務のクラウドツールを導入してもらい、経営者夫人が適切に休みを取ることができるようになった(北海道/住宅建設業/24億円)
■経理を「雇う」から「選ぶ」発想の転換と定着を目指して
経理の業務内容は企業の成長フェーズにおいて様々に変化します。それに応じて組織を変化させるように、経理の業務もアップデートするのが望ましいと考えています。
自社の成長フェーズに合わせて最適なスキルを持つ経理担当を外部から「選ぶ」ことにより、従来よりも月次決算を早期化でき、それにより経営判断をより早く行うことができます。さらに外部からの経理担当の指導を通じて、従来の経理担当者に経営判断に必要な資料作成や財務的な業務を担ってもらうことで、既存経理のスキルアップと会社の財務判断をより的確にすることも可能です。船井総合研究所は企業の成長フェーズに適した、新しい経理の形を提案することで、中堅・中小企業の更なる成長を後押ししたいと考えています。
▼船井総合研究所「経理代行セレクション」サイト
https://zeirisi-selection.funaisoken.co.jp/keiridaikou-selection/lp/
■株式会社船井総合研究所について
中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する日本最大級の経営コンサルティング会社。業種・テーマ別に「月次支援」「経営研究会」を両輪で実施する独自の支援スタイルをとり、「成長実行支援」「人材開発支援」「採用・人的資本経営支援」「DX(デジタルトランスフォーメーション)支援」を通じて、社会的価値の高いサステナグロースカンパニーを多く創造することを目指している。その現場に密着し、経営者に寄り添った実践的コンサルティング活動は様々な業種・業界経営者から高い評価を得ている。
<株式会社船井総合研究所 オフィシャルサイト>
<本件に関する報道関係者さまからのお問合せ先>
株式会社船井総合研究所
カスタマーマーケティング室 広報 担当/國延(クニノベ)
TEL. 0120-958-270(9:45~17:30)
Mail. press@funaisoken.co.jp
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