【企業イメージ調査】リモートワーク導入企業/非導入企業の印象は?

企業イメージは、転職や就職活動に大きく影響するもの。リモートワークを導入することで、そのイメージはどのように変化するのでしょうか? 今回は、リモートワークを導入している企業への印象を調査してみました!

株式会社LASSIC

■調査内容

リモートワーク導入企業の印象は?

新しい働き方のひとつとして、私たちの暮らしにすっかり定着したリモートワーク。時間の自由度が高まり、場所の制約を受けずに働けるため、ワーキングパーソンからの支持を集めています。
企業の持つイメージは、転職や就職活動に大きく影響するもの。リモートワークを導入することで、そのイメージはどのように変化するのでしょうか?

今回は、リモートワークを導入している企業への印象を調査してみました!

ワーキングパーソンのみなさんに、「リモートワークを推奨している企業は、どんな印象ですか?」と聞いた結果は下記の通りです。

結果を見てみると、全体の半数近く、実に48.8%もの人が「リモートワークを推奨している企業は先進的である」という印象を持っているようです。


「社会の変化に対応できる」と答えた人が36.4%、「成長力がある」「技術力がある」と答えた人も全体の20%を超えています。この数字を見る限り、一定数のワーキングパーソンがリモートワークを導入している企業に対して好印象を抱いているようです。

リモートワーク導入企業の印象は?(年代別)

次にこのアンケート結果を、年代別に分けて詳しく分析をしてみました。結果は下記の通り。

年代によって選ばれやすい項目、逆に選ばれにくい項目があるようです。


リモートワーク導入企業に対して「先進的である」という印象を持っている人は、全ての年代を通して40~50%程度いることがわかります。


「社会の変化に対応できる」と答えた人も、全ての年代で30%程度はいるようです。
働き方改革などを通じ、リモートワークが新しい働き方として定着してきたということなのかもしれませんね。

ここで注目したいのは「ぜひ就職したい(させたい)」という項目。

20代では18.3%と最も多く、若い人材は就職先を選ぶ際に「リモートワークを導入しているかどうか」を判断材料としている様子が見えてきます。


今後企業として発展を遂げていく中で、リモートワークを導入しているということが、採用の面での大きなアドバンテージとなっていきそうです。

リモートワーク非導入企業の印象は?

続いては、「リモートワークを導入していない企業に対して、どのような印象を持っていますか?」というアンケートを実施した結果をご紹介します。

全体では「社会への変化に対応できない」と答えた人が35.0%、「成長性がない」と答えた人が32.4%と、企業の持つポテンシャルを疑問視する人が非常に多い結果となりました。

また14.4%の人が「就職したくない(させたくない)」と答えるなど、リモートワークを導入しないことで、人材の確保にも影響が現れそうです。

■総括

出産や育児、介護などの家庭的な事情で退職してしまったり、遠隔地に住んでいるため能力を活かす会社に就職できない人は数多くいます。


優れたスキルや能力を持っているのに、様々な事情でそのポテンシャルを発揮できないというのは非常にもったいないことですよね。

この数年で働き方改革が推進され、リモートワークを導入する企業が増えました。

世間的にも、リモートワーク導入済みの企業に対して「あの会社は従業員の働きやすさを大切にしてくれるんだ」と好印象を抱く人は確実に増えています。


他にも「成長性がある」「社会の変化に対応できる」などのブランドイメージを持たせることができるのであれば、企業としても積極的にリモートワークを活用していくべきでしょう。


オフィス出社しか認めないといった姿勢は、企業イメージを損なう可能性があります。逆にリモートワークを導入することで企業のイメージが向上し、ブランド価値となって採用にも影響が出るようになるかもしれません。

コロナウィルスが流行してからひとまずの収束を見るまで、この数年で私達の生活は大きく変化しました。

これまでオフィスに出社するのは当たり前のことでしたが、今では数ある選択肢のひとつとなっています。高い能力を持ちながら、様々な事情で出社が難しい人材も、リモートワークを通じて企業に貢献することができるようになりました。


社会が再び変化する可能性もあると考えている人々からすれば、多様な働き方を認めない企業は、あまり魅力的に映らないのかもしれません。

仕事の成果を上げるため、社員がそれぞれのライフスタイルに合わせた形で働けるように環境を整備していくこと。


こういった柔軟な姿勢こそ、現代の企業に求められているものなのかもしれません。

テレリモ総研では、今後も継続して意識調査を行ってまいります。

※テレリモ総研サイト内でも調査結果を基にしたコラムを公開中です。

https://www.lassic.co.jp/teleremo/?p=729


調査概要

調査期間:2024年4月26日~2024年4月30日

調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1001名

調査方法:インターネット調査


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テレリモ総研では、人々が場所によって仕事内容や職種、勤務条件を左右されることなく活躍できる世界を実現すべく、テレワーク・リモートワークが働き方の選択肢の一つとして一般化することを目指し、多様な働き方に注目した情報をお届けしてまいります。

以上


株式会社LASSIC(ラシック)について

2006年に鳥取県で創業、「リモート社会をリードし、ボーダレスワークの実現によって社会に貢献する。」を経営ビジョンに掲げ、完全在宅勤務の正社員求人情報や、フリーランス向けのJOBエージェント事業「Remogu(リモグ)」をはじめ、東京の仕事を日本全国の地方からリモートでシステム開発・運用・保守を行うIT事業など、地方に雇用を生み出す社会貢献活動を事業として手掛けています。

人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。

■会社概要

東京本社: 〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 4F

鳥取本社: 〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3

代 表 者 : 代表取締役社長 若山 幸司

設    立 : 2006 年 12 月 26 日

資 本 金 : 9,968万円

事業内容: Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、IT事業(システム運用・保守)、KnockMe!(ノックミー)、テレリモ総研、リ・ラシクなどのWeb・メディア運営

拠   点: 鳥取、東京、那岐

U  R  L : https://www.lassic.co.jp

Facebook: https://www.facebook.com/lassic.co.jp

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル4F
電話番号
03-6853-7111
代表者名
若山 幸司
上場
未上場
資本金
9968万円
設立
2006年12月