【関西初】和歌山県白浜町が「地域おこし協力隊DAO」の取り組み開始

~『地域おこし協力隊』×『デジタルコミュニティDAO』による『関係人口構築』×『イノベーション施策』~

株式会社あるやうむ

 株式会社あるやうむは「地域おこし協力隊」と「デジタルコミュニティ(DAO)」を掛け合わせて地域を活性化するサービス『地域おこし協力隊DAO』関西初の取り組みを、和歌山県白浜町で開始します。地域おこし協力隊員がつくるDAOによる「関係人口創出」と「イノベーティブな地域課題の解決」が目的です。自治体のDAO設立への取り組みを推進し、地域活性化とDXを加速させます。本取り組みは2024年8月1日から開始しております。※本取り組みはデジ田交付金での対応も可

(1)DAOとは?(4800億円の予算をデジタル庁が今年度計上したweb3.0の基盤技術)

 DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、分散型自律組織のことで、インターネットを介して全国各地から参加者が集まるデジタルコミュニティです。参加者は単なるファンではなく、プロジェクトの一員として自分事のように積極的に取り組むことができます。参加者全員が対等な立場で企画立案・意思決定に関わることができるのが特徴です。

(デジタル庁web3.0研究会DAO設立へ)

※引用元:デジタル庁web3.0研究会フォローアップ会議資料より)

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/482a33ff-7f46-4990-a044-25e5e31c0de5/1031bbbe/20230418_meeting_web3_outline_01.pdf

(2)DAOの利点は?

 自治体がDAOを導入すると、自治体外の人々が地域の多様な課題解決に主体的に関われる仕組みができます。彼らの新鮮な視点と知見が、地元住民の想いやアイデアと化学反応を起こし、多様な課題に対してイノべーティブな解決策を生み出せます。

 DAO参加者は主体的に活動することで地域への理解と愛着を深め、強固な関係人口を創出します。DAOは地域外の人材を巻き込み、持続的な地域発展を後押しする基盤になりうる存在として国も推進しており、全国的に利活用が広がっています。

(3)予算は?

 地域おこし協力隊制度を活用し特別交付税範囲内(10/10)で実施します。地域おこし協力隊の制度範囲内で『適任者の募集・選定』『着任中サポート』『デジタル技術の提供』の3つのサービスを一気通貫で提供することにより、自治体職員さんの負担を少なくしながら、自治体のDAO設立への取り組みを強力に後押しし、地域活性化とDX推進に寄与します。


(4)導入状況や今後の予定は?

・第一号:北海道余市町

・第二号:鳥取県鳥取市

・第三号:富山県舟橋村

・第四号:和歌山県白浜町

 革新的施策として多くの自治体様からの問い合わせをいただき、補正予算対応による本年度夏季や秋季での開始、来年度当初予算での地域おこし協力隊DAOを開始に向けてご相談いただいており、来年度当初予算段階では20以上の自治体様が取り組む想定の施策です。

(北海道余市町での取り組み事例:無料参加可能のワークショップ開催&修了証となるNFT配布)
(北海道余市町での取り組み事例:上記画像を修了証となるNFTとして発行。思い出・経験を刻む体験を提供。)


(5)【和歌山県白浜町で開始】着任者紹介と業務内容

①着任予定者紹介

ゆうとさん(@yuto__2410

【プロフィール】

 web3専門のwebライターとweb3コミュニティのコミュニティマネージャーとして活動中。webライターとして、NFTやブロックチェーンゲームなどに関する記事を執筆。コミュニティマネージャーとしては、複数のプロジェクトに運営として参画。

・リアルを大切にしたWeb3活動

 デジタル上でのコミュニケーションがメインとなるweb3ですが、リアルでの交流を大切に活動しています。これまで、イベントやオフ会へ積極的に参加し、実際に会って交流をすることでより深い繋がりを築いてきました。デジタルで完結するのではなく、私がリアルの白浜町の方々とデジタルのユーザーを繋ぐ役割となれるように活動していきます。
 
具体的には、リアルで集まれる拠点を作ることを目指します。何かに挑戦している人やこれから何かに挑戦したい人、面白い人が集まることで、今までにはなかったムーブメントが起きると思っています。

・地域おこし協力隊DAOでの活動

 web3を始めとした最先端のテクノロジーを活用して、白浜町の更なる発展と関係人口の創出を目的として活動します。具体的には、白浜町民と白浜町のことが好きな人々が集まるDAOの構築。白浜町の店舗と連携したNFTの開発。白浜町での活動を通して、web3技術を活用した新しい地域活性化の形を実現します。

 また、既に地域のコミュニティFM(ビーチステーション)への出演も決定しているので、様々なメディアやSNSでの発信活動にも力を入れていきます。


②業務目的

 地域おこし協力隊員を活用し、web3(web3.0)技術を活用した新たなデジタルコミュニティ(DAO)の形成並びに当該コミュニティを通じて、観光におけるオフシーズンの誘客の向上、平日での誘客の向上、ワーケーション施策を通じた誘客の向上、関東圏からの誘客の向上に取り組むとともに、シティプロモーションの推進を図り、新たな交流人口及び関係人口を拡大し、もって地域ブランド力の向上を図ることを目的とする。

③業務内容

・地域住民や協力隊が参加するDAO(ブロックチェーン技術を活用した自律分散型組織で、地域の魅力を活かしたWeb3プロジェクトの創出や、地域住民の参加・創造性を促進する仕組み)の作成及び運用。

・新たな交流人口及び関係人口の創出のために、DAO内での参加型の意思決定を通じて、町の課題解決や地域の魅力発信に係る取り組みを提案する「デジタル協力隊」を活用した交流活動。

・広報・シティプロモーションの展開(SNS等を積極的に活用したプロモーションを展開し、本町のイメージ・ブランディングを増進させるイベントの実施や情報発信をすること。)

【白浜町長 大江康弘 様からのコメント】

 この度、白浜町において地域おこし協力隊DAOの活動が始まることを大変嬉しく思います。白浜町の豊かな自然と温泉、そして地域の温かさを基盤に、今後は最先端のweb3技術を活用して、新しい形での地域づくりに挑戦してまいります。特に、平日やオフシーズンでの誘客、ワーケーション施策を通じた関東圏からの誘客向上に大いに期待しています。

 デジタルとリアルを結びつけ、白浜町を訪れる方々により多様で豊かな体験を提供できることは、地域の未来に大きな可能性をもたらすものと確信しています。これからも、皆さまと共に新しいコミュニティの形を築き上げていきたいと思います。

白浜町長 大江康弘 様

【白浜町総務課 鳴尾 豪 様からのコメント】

 今回の地域おこし協力隊DAOの活動を通じ、平日やオフシーズンでの誘客、さらにはワーケーション施策を通じて関東圏からの誘客向上に取り組んでまいります。web3技術を活用することで、地域住民と町外からの参加者が連携し、新たな観光資源の発見や活用が期待されます。

 また、ワーケーションという新しい働き方と観光を融合させ、白浜町に多様な交流と活力をもたらしたいと考えています。町の魅力を最大限に活かし、関係人口の拡大と地域ブランドの向上を目指し、ゆうとさんとともに全力で取り組んでいきたいと思います。

白浜町総務課 鳴尾 豪 様


(6)「地域おこし協力隊DAO」サービス詳細

 地域おこし協力隊の制度範囲内で『適任者の募集・選定』『着任中サポート』『デジタル技術の提供』の3つのサービスを一気通貫で提供するソリューションで、自治体のDAO設立に必要な支援を提供しています。


①適任者の募集・選定

 地域おこし協力隊DAOの隊員選定では、以下の要素を重視します。

・既存のDAOでの活動実績

・NFTやweb3.0に関する高いリテラシー

・地方創生への貢献意欲

 弊社は国内で唯一、『移住DAOマネージャー登録制度』を導入しweb3.0に精通し、移住を前提とした人材リストを保有しています。このリストは定期的に更新され、自治体のエリア特性や地域課題に応じた最適な人材とのマッチングを円滑に行える体制を整えております。これにより、地域おこし協力隊DAOの目的に合致した隊員の募集・選定を効率的かつ効果的に行うことが可能です。


②着任中サポート

 地域おこし協力隊DAOの隊員が効果的に活動するためには、以下の2点が重要です。

・DAOにおける専門的な実務への日々の相談対応

・隊員の活動に関する情報拡散のサポート

 弊社は、web3.0やNFTなどの最先端テクノロジーを活用し、「少し未来の地方創生」を推進する『シン地方DAO』の運営実績を有しています。また、多数の既存DAOでのコミュニティマネージャー経験者が在籍しており、隊員の専門的な相談にきめ細やかに対応することが可能です。

 さらに、弊社は各種SNSや音声プラットホームVoicyなどで日々情報を発信しており、隊員の活動を広報し、認知度向上に貢献します。これらのサポート体制により、地域おこし協力隊DAOの隊員が安心して活動に専念できます。

あるやうむX


③デジタル技術の提供

 地域おこし協力隊DAOの隊員が効率的に活動するために、以下のデジタル技術サポートが重要です。

・コミュニケーションツールDiscordの最適化と柔軟な機能追加、運用支援

・DAOにおけるNFTの発行・配布・活用支援

 Discordの設定対応については、弊社運営の『シン地方DAO』での実績があります。活動フェーズに合わせた柔軟な機能追加を行ってきた経験と、社内コミュニケーションにもDiscordを使用しているノウハウを活かし、隊員の活動をサポートします。

 NFTの利活用については、弊社のふるさと納税NFTサービス提供実績と独自のNFT発行・配布システムを応用します。NFTをURLリンクから取得できるサービスや、NFTとカメラフレームを紐づけた思い出を刻む体験を提供(特許出願中)するなど、多様なNFT活用事例を有しています。

 これらの技術を活かし、地域おこし協力隊DAOの隊員活動やDAOにおけるNFT利活用を柔軟にバックアップします。自治体のPRや地元商品開発の付加価値としてNFTを提供するなど、幅広い応用が可能です。

 弊社のデジタル技術サポートにより、地域おこし協力隊DAOの活動をより効果的かつ革新的なものにすることができます。

(弊社実績:「ひこにゃん一日密着動画」付きフォトフレームNFT)


(7)自治体向けDAO無料セミナーのご案内

 弊社では、自治体の皆様を対象に、DAOを活用した地域課題解決に関する無料オンラインセミナーを随時開催しております。以下のご質問等にお答えします。

・地域おこし協力隊DAOの事業詳細について知りたい

・DAOを地域課題解決にどのように活用できるのか具体的に知りたい


 
セミナーでは、弊社の事業紹介に加え、NFTやDAOの概要、実際のDAO活用事例、コミュニケーションツールDiscordなど、幅広い内容を扱います。また、参加者様からのご質問やディスカッションの時間も設けております。

 所要時間は約1時間を予定しており、ご都合に合わせて個別に日時を調整の上、開催いたします。お気軽にお問い合わせください。

<問い合わせ先>

あるやうむ公式サイト お問い合わせ

https://alyawmu.com/contact/

※地域おこし協力隊制度が非対象の自治体であっても、デジタル田園都市国家構想交付金を活用することにより特別交付税対象事業としての同程度の取り組みが可能です。よって全ての自治体を対象に当自治体DAO無料オンラインセミナーを行っております。

【セミナー内容】

・会社紹介

・NFT概要

・DAO概要

・DAO事例

・コミュニケーションツールDiscordの説明

・地域おこし協力隊DAOの紹介

・ディスカッション


(8)用語解説

・web3.0

 web3.0は、ブロックチェーン技術を使って、よりセキュアで分散化されたインターネットを目指す概念です。個人情報の管理や取引の透明性が高まり、ユーザー中心のウェブ体験が可能になります。AIや仮想現実などの最新技術も活用されます。Webの歴史から見るとweb1.0は「一方通行」(新聞やテレビ)、web2.0は「双方向性」(SNS)web3.0は「分散・所有」(ブロックチェーン・NFT)と捉えることもできます。

・NFT

 NFTは「非代替性トークン」の略で、デジタルデータに固有の価値を付与する技術です。Discordコミュニティ内で会員証や特典の交換、投票や抽選の対象として活用されています。NFTを活用することで、コミュニティの一体感を高め、ユーザーの参加意欲を向上させることができます。NFTの特性を活かしたコミュニティ運営により、ユーザーの関与や参加を促進し、活発なコミュニティ形成に貢献します。

・Discord

 Discordは、ゲーマーや友達とチャットや通話ができる無料のアプリです。サーバーと呼ばれるグループを作成し、テキストチャンネルや音声チャンネルで会話を楽しめます。絵文字や画像、動画の共有も簡単。ボイスチャットで一緒にゲームをプレイしたり、勉強や趣味の話をしたりと、様々な用途に使えます。また、NFTとの連携機能が豊富なこともあり、NFTコミュニティのほとんどがコミュニティ運営にDiscordを使用しています。


(9)あるやうむについて

 「NFTによる地方創生」を推進するため、全国の自治体向けにふるさと納税NFT/観光NFT/地域おこし協力隊DAOソリューションを提供する札幌発のスタートアップ。地域の魅力をのせたNFTをふるさと納税の返礼品とすることや、地域でDAOを運営することを通じて、新たな財源を創出すると共に、シティプロモーションや関係人口の創出に繋げます。社名「あるやうむ」はアラビア語で今日を意味する言葉。今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様にNFTという先端技術を提供し、応援され続ける地域づくりを支援します。

(10)地域おこし協力DAO関連記事

・【地域おこし協力隊DAO】北海道余市町が第一号の取り組み開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000091165.html

・【地域おこし協力隊DAO】鳥取県鳥取市が第二号の取り組み開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000091165.html

・【地域おこし協力隊DAO】日本一小さな村『富山県舟橋村』で取り組み開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000091165.html

・50名以上が移住希望。地域おこし協力隊DAOで創る新しい関係人口モデル

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000091165.html

・【移住DAOマネージャー募集!】「DAOを仕事にする」地域で創るNFTコミュニティの力で課題解決へ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000091165.html

・【移住面談者120名突破】コミュニティの力で地域課題を解決。地域おこし協力隊DAOの取り組み

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000091165.html


(11)株式会社あるやうむ 会社概要

・会社名           :株式会社あるやうむ

・代表者           :畠中 博晶

・所在地           :札幌市北区北38条西6丁目2番23 カトラン麻生302号室

・設立            :2020年11月18日

・資本金           :1億2200万円(準備金含む)

・事業内容          :NFTを活⽤した地方創生コンサルティング・開発

・URL              :https://alyawmu.com

・X(旧:Twitter) :https://x.com/alyawmu

・Voicy           : https://voicy.jp/channel/3545

<問い合わせ先>

あるやうむ公式サイト お問い合わせ

https://alyawmu.com/contact/

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会社概要

株式会社あるやうむ

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URL
https://alyawmu.com/
業種
情報通信
本社所在地
北海道札幌市北区北38条西6丁目 2番23 カトラン麻生 302号室
電話番号
-
代表者名
畠中博晶
上場
未上場
資本金
1250万円
設立
2020年11月