[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 12ヵ月ぶりに5%台へ上昇(三幸エステート)
募集賃料 再び下落するも2ヵ月連続で12,000円/坪台を記録
※1:主要エリア=名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
2023年10月号概要
全規模ビル 空室率&潜在空室率:空室率 3ヵ月連続で上昇 幅広い業種で前向きな需要が増加
全規模ビル 募集賃料&募集面積:募集賃料 見直す動きは広がらず
規模別 空室率:全ての規模で上昇
全規模ビル 主要エリア 空室率:「名駅」大幅に上昇し、2022年5月以来の6%台へ
※大規模ビル:1フロア面積200坪以上、大型ビル:同100坪以上200坪未満、中型ビル:同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
空室を抱えた新築ビルの影響で空室率は緩やかに上昇しているものの、既存ビルでは大口の成約が徐々に増加している。業績が好調で現在のオフィスが手狭であることや、採用面の優位性を確保するために、立地やビルグレードの改善を目指す動きが多い。また、移転を機に働き方改革に伴うフリーアドレスを導入する事例も見られ、今後も同様の事例が増えるか注目される。(名古屋支店長 妹尾哲也)
名古屋市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 3ヵ月連続で上昇 幅広い業種で前向きな需要が増加
空室率は前月比プラス0.23ポイントの5.05%となり、12ヵ月ぶりで5%台に上昇した。前月に続き、新築ビルがまとまった面積の空室を抱えて竣工したことが主な上昇要因となっている。エリア別では「名駅」が前月比プラス0.7ポイントの大幅な上昇となった。潜在空室率は前月比プラス0.15ポイントの6.43%だった。テナントの移転に向けた動きは、幅広い業種で拡張等の前向きな需要の割合が高い状況にある。
<空室率&潜在空室率>
※空室率:貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率:貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年9月末現在および各年12月31日時点
名古屋市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 見直す動きは広がらず
募集賃料は前月比マイナス133円/坪の12,038円/坪となった。前月から下落したが、オーナー側に募集条件を見直す動きは広がっていない。
<募集賃料&募集面積>
※募集賃料: 共益費込
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年9月末現在および各年12月31日時点
名古屋市 規模別 空室率
全ての規模で上昇
<規模別 空室率>
※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル: 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル: 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年9月末現在および各年12月31日時点
名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「名駅」大幅に上昇し、2022年5月以来の6%台へ
<主要エリア 空室率>
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年9月末現在および各年12月31日時点
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
※募集賃料 : 共益費込
※2023年9月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/fd07c8184265e3f96eda47a152b718e2e7e7ce1b7
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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