働く女性の約8割が、日常的にガマンしている現実 ストレス解消には「好きなものを食べたい」
ポジティブに「ガマン」と向き合い、自分らしく、上手に受け流す!
女性を対象とした‘働く女性の「ガマン」に関する意識調査’と題したアンケート調査を実施いたしました(調査期間:2020年2月21日~23日、有効回答数500人)。ここに調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。
【トピックス】
■全体の約8割が「ガマンしている」「まあガマンしている」と自覚
ガマンしていることのトップ3は「やりたくない仕事」「早起き」「給料の額」
■ガマンしているが本当はガマンしたくないことは、「甘いものを好きなだけ食べること」
「食事を好きなだけ食べること」など食に関する回答が上位に
■ガマンをすることで、自分らしさは失われる?変わらない?
どちらの回答もキーワードは「ポジティブ」
■一日の中でガマンしている時間、「1時間未満」が最多(35%)
ガマンは上手に受け流す!?
■ストレス発散法は「好きなものを食べた・お酒を飲んだ」(50%)が1位
年々増加傾向に
今回の調査では、多くの働く女性が、日常的にガマンと向き合いながらも、たまにはカロリーを忘れ
て思い切り食べることで、ストレスを発散していることが浮き彫りになりました。
ナガセビューティケァでは、食べることをポジティブに楽しむ女性をこれからも応援してまいります。
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【働く女性の「ガマン」に関する意識調査の目的】
かつては主流であった、“ガマン”をすることが美徳であるという価値観は、現代の “自分らしさ”や“自然体”を大切にする風潮とともに変わりつつあります。
ただ、社会生活において日常的に多くの人が“ガマン”をしている実情の中、ナガセビューティケァでは、働く女性がどのように考え、どの程度、どのような事に対してガマンをしているのか等の意識と実態を調査しました。
【働く女性の「ガマン」に関する意識調査の総括】
■全体の 約 8割が「ガマンしている」「まあガマンしている」と自覚
年代別で、最も「ガマンしている」のは20代で6割
あなたは、普段ガマンしていると自覚することはありますか」と質問したところ、「ある」「まあある」と自覚している方が全体の 約 8割にのぼりました。
年代別では、ガマンしていることが「ある」と自覚するのは20代で6割と最も高くなり、60代が約3割で最も
低くなりました。ガマンに対する自覚は、20代が最も強いようです。
■ガマンしている事のトップ3は「やりたくない仕事」「早起き」「給料の額」
自分の意志ではコントロールが難しい状況がトップ3に
「普段どのようなことにガマンしているかを教えてください」と質問したところ、最も多い回答は「やりたくない
仕事内容」(46.2%)、僅差で「早起き」(46.0%)、「給料の額」(44.7%)と続き、仕事に関連する回答が上位を占めました。
■飲食をガマンするには、食べ物に近寄らないのが一番・・・
トップ3は、「なるべく外食をしない」「コンビニになるべく行かない」
「スナック、お菓子の買い置きをしない」「食品の買い物は最小限にする」
「飲食をガマンするためにしていること」を質問したところ、最も多い回答は「なるべく外食をしない」(39
6%)、次いで「コンビニになるべく行かない」(34.9%)、「スナック、お菓子の買い置きをしない」「食品の買い物は最小限にする」(33.8%)と続きました。ガマンするために自主的に食べ物と距離を置く方が
多いようです。
■ガマン の 内容は「仕事」「同僚との関係」などが上位も
一日の中でガマンしている時間 は 「 1 時間未満」が最多 (35%)
ガマンは上手に受け流している!?
「一日の中で平均してどのくらいの時間をガマンしていますか」と質問したところ、「1 時間未満」(34.6%)が最多で、次いで「 1 時間以上~ 2 時間未満」(20.9%)と続きました。 ガマンしていることは多々あれど、引きずらずにうまく受け流しているのかもしれません。平均時間を年代別に比較すると、ガマンしている時間が最も長いのは40 代の 3.7 時間、次いで 20 代の3.0時間。最も短いのは 60 代の 2. 1時間という結果に。 人生経験の長い 60 代は、ガマンと上手に付き合える術を身につけているといえそうです。
■“ガマン”への意識は、 絶対にガマンは必要だ よりも、“本心ではガマンしたくない”傾向が強い
「ガマンに対する意識を5段階で教えてください」と質問したところ、「絶対にガマンは必要だ」と「本心では
ガマンしたくない」気持ちの中間にあたる「3」が33 8%と最も多く、「ガマンしたくない」気持ちに近い「4」と「5」が合わせて43.5%となりました。世代別で比較すると、20代では“絶対にガマンは必要だ”
本心ではガマンしたくない 傾向がともに平均より高く、意識が 二 極化しているとも言えそうです。“本心ではガマンしたくない”という意識が最も高かったのは50代で、「5」の回答は平均より10%近く多い結果でした。
■ガマンをすることで、自分らしさは失われる?変わらない?
どちらの回答もキーワードは「ポジティブ」
「失われる」派は、“自分らしさを保つためガマンしないよう意識”
「変わらない」派は、“自分らしさを保つためポジティブなガマンをしている”
ガマンをすることで、『自分らしさ』がどのように変化すると思いますか」と 質問したところ、「自分らしさが大きく失われると思う」(13.4%)、「自分らしさが少し失われると思う」(41.7%)を合わせた結果が、「特に変化はない」(39.5%)よりも若干多い結果になりました。
年代別では、40代と50代で、「特に変化はない」との回答が、全体の平均よりも高くなりました。
■最近、ガマンをやめた ことがある 人は約2割
最近ガマンをやめたことはありますか」と質問したところ、全体で「ある」と答えたのは24%で、「ない」と答えたのは76%となりました。
■自分でコントロールできることからやめよう・・・
ガマンをやめたものは、「食べること」に関することが最多 次いで多いのは「人付き合い」
ガマンをやめたものを聞いたところ、最も多かった回答は「食べること、ダイエット」(28人)で、次いで「人付き合い」(16人)となりました。ガマンしていることは「仕事関係」がトップ3を占めるものの、自分の意志で変えられやすい「食べること」「人付き合い」をやめる方が多いことがわかりました。
■ガマンをしないために最も必要なことは「ストレスや不満を溜め込まないこと」が最多
ガマンしないために、必要なことは何だと思いますか」と質問したところ、「ストレスや不満を溜め込まない
こと」(53.6%)が最も多く、次いで「何事もポジティブに考えること」(42.1%)、「あきらめること」(40.9%)と続きました。 ガマンをしないためには、精神状態を整える必要があると考える方が多いようです。
■ガマンしていない人のイメージ で 最も多いのは「自由でのびのびとしている」
一方で、そもそも「ガマンしない生き方をしている人はいない」が2位
あなたの周りにガマンをしない生き方をしている人はいますか」と質問したところ、「自由でのびのびとして
いる」(33.8%)が最も多い回答となったものの、「ガマンしない生き方をしている人はいない・知らない」(31.8%)が次いで2位となりました。また、ガマンしていない人へのイメージは、ポジティブなイメージが上位を占めました。
■20代から40代までは「自由でのびのびとしている」、50代と60代では「ガマンしない生き方をしている人はいない」が1位
世代による違いが顕著に
世代別で比較すると、20代から40代までは「自由でのびのびとしている」、50代と60代では「ガマンしな
い生き方をしている人はいない・知らない」が 1 位となりました。
年齢が高いほど、ガマンをしない生き方をしている人がいないという認識が高いようです。
■ガマンをやめたら、楽しくなると思う!職場では38 5% プライベートでは44 3%
「ガマンをやめることができたら、職場とプライベートでそれぞれ何%楽しくなると思いますか」と質問したと
ころ、職場では平均で38.5%、プライベートでは44.3%となりました。ガマンをやめると、プライベートにより影響が出ると考える方が多いようです。
■「ストレスがある」実感は約7割 2007年、2014年調査時と比較すると緩やかに減少傾向
年代別では、60代が最も低い結果に
「現在、自分にストレスがある、あるいはストレスがたまっていると実感していますか」と質問したところ、「ある」と答えたのは、全体では7割にのぼりました。 2007 年、 2014 年にナガセビューティケァで実施した 「 働く女性の 『 ストレス 』 に関する意識調査 」 では約8割がストレスを実感しており、ストレスを抱えている状況は、緩やかであるものの、減少していることがわかりました。
世代別で比較すると、60代のみが6割と最も低い結果になりました。
■ストレス発散は手軽にしたい!最も多い方法は「好きなものを食べた・お酒を飲んだ」
年々増加傾向に
ストレスに対する対処方法」を質問したところ、「好きなものを食べた・お酒を飲んだ」(49.7%)が最も
多く、次いで「睡眠・休息をたっぷりとった」(45.6%)、「友達とおしゃべりした・人に相談した」(45.4%)と続きました。 2007 年や 2014 年まで遡って比較すると、休息よりも、好きなものを食べたり飲んだりすることで発散するという回答が順位を上げました。
■たまには思い切り食べたい!「カロリーを 気に せずに好きなだけ食べてしまった」
2007年、2014年と変わらず不動の1位
ストレスが原因で失敗してしまったこと」を質問すると、2007 年、 2014 年同様に「カロリーを気にせず好きな物を好きなだけ食べてしまった」(44.0%)が 1 位となりました。思い切り食べたい衝動は、女性にとっていつの時代も不動といえそうです。
【この件に関するお問い合わせ先】
株式会社ナガセビューティケァ 広報担当 桑田・小谷内
TEL: 03-3665-3620 E-mail: pr@nagase.co.jp
※調査結果はウェブサイト(https://nbc.jp) からもご覧になれます。
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