「AIエンジニア」の転職状況を60万の求人票データから探る。AI領域の専門性、技術・スキルなどの採用要件とは。
平均年収、募集業種、技術・スキル、平均年齢、企業規模などを分析。
理系プロフェッショナルを採用する戦略人事・人事担当者の方へ。
「求職者のインサイト分析によるブランド開発BOOK」配布中(無料)。
https://career-scope.jp/contents/insights-report/
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アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永井歩、以下「アスタミューゼ」)は、研究職、技術職、開発職、専門職などの理系プロフェショナル※を中心とした採用プラットフォーム「転職ナビ」「SCOPE」を提供しています。また最新技術や研究、特許情報、企業情報など世界最大級のイノベーションデータベースを活用し「2025年の成長領域136分野」「解決すべき社会課題105」を独自で定義しています。
理系プロフェッショナルの採用を行う「転職ナビ」約400サイトおよび「SCOPE」に掲載されているアスタミューゼが保有する約60万件の求人データから「AIエンジニア」の採用要件を可視化しました。
※理系プロフェッショナル:研究職、技術職、開発職、専門職を中心とした当社サービスの会員
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<調査概要>
調査実施期間:2019年2月1日~2020年1月31日
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【AIエンジニアの平均年収 下限:495.6万円/上限:914.3万円】
AIエンジニアの年収(下限)の平均は495.6万円で、最も比率が高いのは400万円~500万円(32.5%)、次いで500万円~600万円(23.8%)。この二つのボリュームゾーンで50%を超える。
国税庁による日本の平均年収429.6万円と比較すると60万円以上も高い結果となった
(参照:国税庁 平成30年分民間給与実態統計調査結果について)
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm
また年収(上限)の平均を見てみると、914.3万円と非常に高い結果となった。最も大きい年収レンジは1000万円~1500万円で36.4%である。また900万円~2000万円以上で50%を超えており、各社、かなりの高い年収(上限)を定めており、採用ニーズが極めて高いことが分かる。またそれだけ市場に少ない希少人材であることが分かる。
【AIエンジニアの募集職種:「ソフトウェア」を中心に、「自動車・輸送」「機械・電気」のメーカーまで】
業種は「ソフトウェア・情報処理」で54.8%と群を抜いて多い結果となった。第二位は「自動車・輸送」28.6%。次いで「機械・電気」26.2%、「インターネット」23.8%と20%を超える。
下記の結果を見てみると、ITテクノロジーの企業のみならず、日本のモノづくりを支えるメーカー企業の採用ニーズが高いことが伺える。また「医療機関」16.7%、「医療機器」4.8%が合わせると21.5%となり、医療業種も高い結果であった。
【AIエンジニアの技術・スキル:多岐に渡る専門性とリーダーとしての役割】
必要条件として頻出する単語を抽出し、上位からランキング化した。
総じて見ると、プログラミング言語はPythonが35.0%とトップであったが、必要とされる言語も様々のようである。また「画像認識・画像処理」「音声認識・音声解析」「自然言語処理」など、業種によって技術ニーズは分かれているようだ。一方で「プロジェクトマネジメント」が14.6%であることからも、技術に加えて、リーダーシップやプロジェクトのリードといった能力も求められる。
【募集企業の平均年齢36.4歳/事業規模は、大企業からベンチャーまで】
AIエンジニアの募集企業の平均年齢は36.4歳と若い。
企業規模は、従業員規模は平均1,896.2名、資本金は6,069百万円と、平均としては大企業が多いが、詳細を見ると中小企業からベンチャー、スタートアップまで幅広い。
(参照:東京商工リサーチ:上場企業の平均年齢は41.4歳)
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190730_01.html
<総括>
当社のデータよりAIエンジニアの年収、業種、技術・スキルから募集している企業の平均年齢、事業規模を見てきたが、その専門性はかなり深く、必要とされる技術・スキルも多様である。さらに日本の産業の要であるメーカーの採用ニーズも高いことから、今後の産業発展に欠かせないキーパーソンであることも改めて認識することができた。
今後は、AIエンジニアの専門性・特殊性をしっかりと理解し、採用要件を決め、優秀な人材を採用することが企業にとって非常に重要になる。
理系プロフェッショナルを採用する戦略人事の方へ
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AIエンジニアのさらなる分析や採用方法は、下記よりお問い合わせください。
<SCOPEとは>
SCOPEは、成長市場・先端領域のイノベーターから技術職、研究職、開発職、専門職に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。「実現したい未来でつながる採用プラットフォーム」というコンセプトのもと、「社会課題」と「職種・技術・スキル」で、ヒトと企業が繋がる採用支援サービスを提供しています。
■アスタミューゼについて
世界の新事業、新製品/サービス、新技術/研究の情報に併せて80か国の特許情報などを、独自に定義した136の”成長領域”とSDGsに対応した今後人類が解決すべき105の“社会課題”に分類・分析。2億件を超える世界最大級のイノベーションキャピタル(イノベーションの源泉となる資産)のデータベースを構築、活用し、未来創造、社会課題解決のための新規事業提案やM&Aのコンサルティング、投資情報の提供、先端企業や技術、専門人材のマッチングを行う。また、広くサービスをご利用いただけるよう、新規事業創出支援を「ICP(InnovationCapital Pathfinder)」、人材マッチングサービスを「SCOPE」などのSaaS(Software as a Service)としてもご提供し、より多くのイノベーション創出を目指している。
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【本件に対する問い合わせ】
アスタミューゼ株式会社
SCOPE運営事務局
Email: scope-support@astamuse.co.jp
理系プロフェッショナルの採用を行う「転職ナビ」約400サイトおよび「SCOPE」に掲載されているアスタミューゼが保有する約60万件の求人データから「AIエンジニア」の採用要件を可視化しました。
※理系プロフェッショナル:研究職、技術職、開発職、専門職を中心とした当社サービスの会員
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<調査概要>
調査実施期間:2019年2月1日~2020年1月31日
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【AIエンジニアの平均年収 下限:495.6万円/上限:914.3万円】
AIエンジニアの年収(下限)の平均は495.6万円で、最も比率が高いのは400万円~500万円(32.5%)、次いで500万円~600万円(23.8%)。この二つのボリュームゾーンで50%を超える。
国税庁による日本の平均年収429.6万円と比較すると60万円以上も高い結果となった
(参照:国税庁 平成30年分民間給与実態統計調査結果について)
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm
また年収(上限)の平均を見てみると、914.3万円と非常に高い結果となった。最も大きい年収レンジは1000万円~1500万円で36.4%である。また900万円~2000万円以上で50%を超えており、各社、かなりの高い年収(上限)を定めており、採用ニーズが極めて高いことが分かる。またそれだけ市場に少ない希少人材であることが分かる。
【AIエンジニアの募集職種:「ソフトウェア」を中心に、「自動車・輸送」「機械・電気」のメーカーまで】
業種は「ソフトウェア・情報処理」で54.8%と群を抜いて多い結果となった。第二位は「自動車・輸送」28.6%。次いで「機械・電気」26.2%、「インターネット」23.8%と20%を超える。
下記の結果を見てみると、ITテクノロジーの企業のみならず、日本のモノづくりを支えるメーカー企業の採用ニーズが高いことが伺える。また「医療機関」16.7%、「医療機器」4.8%が合わせると21.5%となり、医療業種も高い結果であった。
【AIエンジニアの技術・スキル:多岐に渡る専門性とリーダーとしての役割】
必要条件として頻出する単語を抽出し、上位からランキング化した。
総じて見ると、プログラミング言語はPythonが35.0%とトップであったが、必要とされる言語も様々のようである。また「画像認識・画像処理」「音声認識・音声解析」「自然言語処理」など、業種によって技術ニーズは分かれているようだ。一方で「プロジェクトマネジメント」が14.6%であることからも、技術に加えて、リーダーシップやプロジェクトのリードといった能力も求められる。
【募集企業の平均年齢36.4歳/事業規模は、大企業からベンチャーまで】
AIエンジニアの募集企業の平均年齢は36.4歳と若い。
企業規模は、従業員規模は平均1,896.2名、資本金は6,069百万円と、平均としては大企業が多いが、詳細を見ると中小企業からベンチャー、スタートアップまで幅広い。
(参照:東京商工リサーチ:上場企業の平均年齢は41.4歳)
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190730_01.html
<総括>
当社のデータよりAIエンジニアの年収、業種、技術・スキルから募集している企業の平均年齢、事業規模を見てきたが、その専門性はかなり深く、必要とされる技術・スキルも多様である。さらに日本の産業の要であるメーカーの採用ニーズも高いことから、今後の産業発展に欠かせないキーパーソンであることも改めて認識することができた。
今後は、AIエンジニアの専門性・特殊性をしっかりと理解し、採用要件を決め、優秀な人材を採用することが企業にとって非常に重要になる。
理系プロフェッショナルを採用する戦略人事の方へ
「求職者のインサイト分析によるブランド開発BOOK」配布中(無料)。
https://career-scope.jp/contents/insights-report/
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<SCOPEとは>
SCOPEは、成長市場・先端領域のイノベーターから技術職、研究職、開発職、専門職に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。「実現したい未来でつながる採用プラットフォーム」というコンセプトのもと、「社会課題」と「職種・技術・スキル」で、ヒトと企業が繋がる採用支援サービスを提供しています。
■アスタミューゼについて
世界の新事業、新製品/サービス、新技術/研究の情報に併せて80か国の特許情報などを、独自に定義した136の”成長領域”とSDGsに対応した今後人類が解決すべき105の“社会課題”に分類・分析。2億件を超える世界最大級のイノベーションキャピタル(イノベーションの源泉となる資産)のデータベースを構築、活用し、未来創造、社会課題解決のための新規事業提案やM&Aのコンサルティング、投資情報の提供、先端企業や技術、専門人材のマッチングを行う。また、広くサービスをご利用いただけるよう、新規事業創出支援を「ICP(InnovationCapital Pathfinder)」、人材マッチングサービスを「SCOPE」などのSaaS(Software as a Service)としてもご提供し、より多くのイノベーション創出を目指している。
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【本件に対する問い合わせ】
アスタミューゼ株式会社
SCOPE運営事務局
Email: scope-support@astamuse.co.jp
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