東日本大震災10年のオンラインシンポジウム開催:AAR Japan
東日本大震災から10年が経とうとしています。震災直後から今日にいたるまで支援活動を行ってきた認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)は、2月27日(土)にオンラインシンポジウムを開催します。「震災から10年 一人ひとりが願う未来の実現に向けて」と題して、AAR理事長の長有紀枝による基調講演のほか、AARスタッフによる活動報告、3人のゲストとのパネルディスカッションを行います。
未曽有の大災害となった東日本大震災の発生から10年を迎えます。AARは震災直後に緊急支援を開始し、その後も中長期的視野に立って、障がい福祉施設を中心とした支援を続けてきました。高齢者の方々を孤立させない「みんなで元気になろうプロジェクト」、子どもたちに自然の中で活動する機会を提供する「西会津ワクワクこども塾」などの事業は今日まで継続しています。
シンポジウムでは、AAR国内災害チームによる活動報告に加え、AAR理事長の長有紀枝が基調講演を行います。また、震災前から岩手県、宮城県、福島県で暮らし、AARの活動にもご協力いただいた3人の方に現地からオンラインでご参加いただき、パネルディスカッションを行います。
10年を区切りに現地での活動を終了する団体も多くある中、AARは被災地の方々が今抱いている思いに寄り添い、支える活動をこれからも続けてまいります。被災地に暮らす一人ひとりが願う未来の実現に向けて、私たちに何ができるのか、皆さまとともに考えたいと思います。
基調講演
東日本大震災と「人間の安全保障」
AAR理事長 長 有紀枝(おさ ゆきえ)
1991 年から AAR の職員として緊急人道支援などに携わり、2008 年より理事長。 立教大学副総長、 国連訓練調査研究所理事。
活動報告・パネルディスカッション
岩手:小山 貴氏(おやま たかし)
社会福祉法人ひまわり会すてっぷ施設長
宮城:及川 志保氏(おいかわ しほ)
一般社団法人日本産業カウンセラー協会東北支部養成講座部部長
福島:舘岡 恵氏(たておか めぐみ)
西会津ワクワク子ども塾参加者
パネルディスカッション進行:野際 紗綾子(のぎわ さやこ)
AAR支援事業部 マネージャー
日時 | 2021年2月27日(土)14:00-16:00 |
参加費 | 一般1,000円、学生500円 |
定員 | 400名 |
特典 | シンポジウムにお申し込みいただいた方にはAARの10年間の活動の記録をまとめた報告書をお送りいたします。 |
参加方法 | Zoomを利用します。 参加に必要なURLや注意事項などを、シンポジウム開始前までにメールアドレスにお送りいたします。 |
視聴環境 | 手話通訳と要約筆記を画面に表示させたうえでの配信を予定しています。 スマートフォンでは視聴しにくい場合があります。 パソコンでの視聴をお勧めいたします。 |
詳細・お申し込みはこちらから
https://event.aarjapan.gr.jp/
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