レアジョブ、外国語教育支援事業のボーダーリンク完全子会社化を決定 成長が見込まれる文教領域での事業拡大を加速

オフライン型とオンライン型のブレンディッド英語教育*1でさらなる事業拡大を目指す

株式会社レアジョブ

スキルの可視化と向上を支援する“AIアセスメントカンパニー”の株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)は、2023年4月1日付けで、株式会社ウィルグループの連結子会社で外国語教育支援事業を展開する株式会社ボーダーリンク(以下、ボーダーリンク)の発行済株式の51%を追加取得し、2021年10月1日に取得した49%と合わせ、完全子会社化することを決定しました。

*1 ブレンディッド英語教育:対面で実施されるオフライン型と、デジタルサービスを活用しオンライン型を併用した英語教育方法
 

  • レアジョブグループの文教事業を取り巻く社会背景
2020年度より小中高で学習指導要領が改訂され、小学校3年生から英語が必修となると共に、中学・高校においても、英語での授業進行や議論・討論など、英語を使った言語活動へと高度化することが見込まれています。加えて、GIGAスクール構想の推進によりICT端末が1人1台整備され、オンライン環境で学習ができる機会がますます増えています。
さらに、英語学習が早期化する影響から、学童保育や幼稚園・保育園における付加価値サービスの一つとして、英語学習のニーズが拡大していくことが見込まれています。一方で、英語学習の主流であるオフラインでの学習は費用が高く、利用者や事業者の負担が大きくなることや、サービスの提供が都市部に限定されてしまう、という課題があります。
 
  • ボーダーリンク株式取得の背景
レアジョブグループは、文教事業において「将来グローバルに活躍できる人材を生み出すこと」を実現目標として掲げ、個人・教育機関に対しオンライン英会話サービスを提供し、子どもたちが英語を話す機会の創出・増加に努めてまいりました。さらに、文教領域における英語教育のニーズ拡大への対応と、費用面での課題を解決していくために、高い効果を見込みつつ費用を抑えることができるオフライン型とオンライン型のブレンディッド英語教育を志向していくことを文教事業における戦略の主軸としてきました。

戦略実行に向けアライアンスの可能性を模索する中で、レアジョブは2021年10月にボーダーリンクの発
行済株式49%の取得を行いました。これまで、レアジョブが持つオンライン英語教育ノウハウと、ボーダーリンクのALT*2によるオフライン英語教育ノウハウを組み合わせた教育の実現に向け協業を進めてきた中で、両社の事業シナジー創出と、さらなる事業拡大の可能性が見込まれることから、ボーダーリンクはレアジョブグループの文教事業における新たな改革を推し進めるパートナーであると判断するに至りました。そして、このたびボーダーリンク株式の追加取得を行い、完全子会社化する運びとなりました。

*2 ALT(外国語指導助手):Assistant Language Teacherの略称で、英語を母語とする指導助手。小中高等学校の英語の授業において、学級担任の補佐を行い英語発音やコミュニケーションについて指導を実施します。
 
  • 今後の取り組み
両社がこれまで取り組んできた、既存ビジネスにおけるシナジー創出に引き続き取り組むと共に、保育園・幼稚園や学童保育で広がるニーズに対して、ブレンディッド英語教育を具体的なサービスとして提供していくことを目指します。

ALT人材派遣市場は、英語教育の低年齢化や、英語4技能(「聞く」「話す」「読む」「書く」)強化の動きを受けて年率約3%で成長を続けています。加えて、ボーダーリンクはALT人材の安定的な供給と教育機関のニーズへの柔軟な対応力を武器に急速にシェアを拡大しており、レアジョブグループのオンライン英語教育におけるノウハウと融合させることで、さらなる拡大を目指しております。
また、事業拡大の方向性として、300億円程度の市場規模が見込まれる、保育園・幼稚園、学童保育領域での英語教育市場に対して、両社の強みを活かしたサービスを早急に構築し、具体的なサービスとして展開していくことを見込んでおります。

この取り組みによって、従来レアジョブグループがアクセスしていた、1,000億円規模の子供向け英語教室市場に加えて、500億円規模のALT人材派遣市場、および300億円規模の保育園・幼稚園、学童保育領域での英語教育市場にアクセスすることで、文教領域における事業拡大を加速させてまいります。

  • ボーダーリンク株式取得の実行について
現在、株式会社ウィルグループが保有するボーダーリンクの発行済株式につきましては、2023年4月1日にレアジョブが追加取得を行い、完全子会社化する予定です。
 
  • 株式会社ボーダーリンクについて
本社所在地:埼玉県さいたま市大宮区下町2-16-1 ACROSS 8F
代表者:代表取締役社長 安井 康真
URL:https://www.borderlink.co.jp/
事業内容:外国語講師派遣事業、語学スクール運営事業
 
  • 株式会社レアジョブについて
所在地:東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F
代表者:代表取締役社長 中村 岳
URL :https://www.rarejob.co.jp/
事業内容:英語関連事業
上場取引所:東京証券取引所プライム市場
 
  • レアジョブグループの事業展開について
レアジョブグループは、AIアセスメントカンパニーとして、グループビジョン“Chances for everyone, everywhere.”に基づき「世界中の人々が、それぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現」を目指しています。オンライン英会話をはじめ、AI ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS®」などアセスメントを軸とし、個人・法人・教育機関を対象に事業を展開。また、英語だけでなくグローバルリーダーに必要な評価・育成・採用など人材関連サービスや、資格取得を支援するサービスも提供。今後も、国内のみならずグローバルな事業展開を推進してまいります。
 
  • イメージムービー:レアジョブが描く少しだけ未来の風景


【サービス関連情報】
・累計無料登録ユーザー数: 100万人以上※
・累計導入法人企業数: 3,400社以上
・累計導入教育機関数: 330校以上
※ユーザー数は、当社グループの英語サービスすべてのユーザー数を記載

【提供サービス】
オンライン英会話サービス

・オンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」
http://www.rarejob.com/
・オンライン完結成果保証型英会話プログラム「スマートメソッド®コース」
https://smart-method.rarejob.com/
・子ども専門オンライン英会話「リップルキッズパーク」
https://www.ripple-kidspark.com/

アセスメントサービス(英語力測定)
・ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS®」
https://progos.ai/
・英語スピーキング力診断アプリ「PROGOS®」
https://progos.ai/app/progos.html

法人・文教向けサービス
・法人向けグローバルリーダー育成研修サービス(株式会社プロゴス)
https://www.progos.co.jp/
・教育機関向け英語教育サービス(株式会社エンビジョン)
https://www.envizion.co.jp/

資格取得
・法律系難関資格のオンライン学習サービス「資格スクエア」
https://www.shikaku-square.com/

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会社概要

株式会社レアジョブ

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URL
http://www.rarejob.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F
電話番号
-
代表者名
中村岳
上場
東証スタンダード
資本金
-
設立
2007年10月