ミュージアム体験をデジタルトランスフォーメーションする 『フューチャーミュージアムプロジェクト』を始動

~ワントゥーテンとUDSの共創(Co-Creation)が拓くミュージアムの可能性~

XR*やAI等の先端技術で社会課題の解決に取り組む株式会社ワントゥーテン(所在地:京都府京都市 代表取締役社長:澤邊芳明、以下ワントゥーテン)は、国内外でまちづくりにつながる施設の企画、設計、運営を手掛けるUDS株式会社(所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長:黒田哲二、以下UDS)と連携し、よりよい世界の実現につながる未来のミュージアム体験を創造する「フューチャーミュージアムプロジェクト」を始動します。
*XR: X Reality (Cross Reality、Extended reality)。現実/仮想世界に“入り込む”ことができるVR=Virtual Reality(仮想現実)、現実に仮想世界を“重ねる”ことができるAR=Augmented Reality(拡張現実)、現実に仮想世界を“融合させる”ことができるMR=Mixed Reality(複合現実)MRなどの先端技術の総称で、今後さまざまな領域での活用が期待されている技術。
 


■プロジェクト背景・概要
現在、日本には5,700を超える博物館が存在しています。「モノ消費」から「コト消費」「トキ消費」に移行しつつある中で、商業施設の中核施設やまちづくりの起点となる場所としても、ミュージアムの注目度は高まっています。

UDSとワントゥーテンは、これまでにも、共同企画「パラスポーツをデザインしたらこうなる展。」など、UDSの企画・空間デザインとワントゥーテンの先端テクノロジー、それぞれの強みを掛け合わせた社会課題への取り組みや、新しい価値の創出に挑戦してまいりました。

「フューチャーミュージアムプロジェクト」は、ミュージアムでの体験を通して、自身を取り巻く環境への新しい眼差しを得、それがひいてはひとりひとりの思考や行動の変化となって、よりよい世界の実現につながる。そんな未来のミュージアムの実現をUDSとワントゥーテンの共創によって目指すものです。


■プロジェクトが目指すもの
2019年に京都で開催された第25回ICOM (国際博物館会議)では、「博物館による持続可能な未来の共創」をテーマにしたセッションのなかで、「地球を救い、世界を癒すのが世界中のミュージアム共通のミッション。ミュージアムの持つ物理的・知的資源やクリエイティビティといった力は世界に必要な変化を促進する」とのスピーチ*があり、未来のミュージアムが社会課題に対してどのように貢献できるのかが、あらためて問われています。
*Plenary Session: Curating Sustainable Futures Through Museum におけるSarah Sutton氏のスピーチより

「フューチャーミュージアムプロジェクト」は、ひとりひとりの視点や行動に変化を生み、世界に必要な変化を促進する新しいミュージアムの実現を目指します。


■計画している主な取り組み
「フューチャーミュージアムプロジェクト」では現実世界とデジタル仮想空間を融合させるXRの鑑賞体験への導入など、ミュージアムにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の可能性について、検証を進めていきます。

-先端テクノロジーによる、新しいミュージアム体験の創造
MR*技術やインタラクティブ技術を既存の展示内容と組み合わせることで、展示に触れた際の感動や学びが増幅され、各施設のメッセージが今まで以上に利用者に伝わるミュージアムを開発・検証していきます。
*MR:Mixed Reality、複合現実。デジタルの仮想世界と現実世界を密接に融合させる技術。同じMR空間を複数の人間が同時に体験することができるなどの特徴がある。

-「より学びや感動を生む展示」への実証実験
複数のセンサーを持つMRデバイスの高精度なトラッキング機能により、ミュージアム来場者の行動などを把握する実証実験を行います。取得したデータから来場者の行動パターンや感情を調査・検証し、「より学びや感動を生む展示」の実現へ活用します。

-デジタルで実現する、新しいミュージアムコミュニティ
新しいオンラインコミュニティの開発・検証を行います。ミュージアムを中心に、地域の人々や施設の来場者が繋がり、互いに新たな気づきや学びを得られるようなコミュニティのある、未来のミュージアムのあり方を提案します。

本プロジェクトはUDSが複数の企画・設計実績を豊富に持つ「水族館」を中心に、開発、検証を行っていく予定です。また、UDSが企画・設計・運営する「ロマンスカーミュージアム」でも、MRデバイスを活用したより表現豊かなミュージアム鑑賞体験を計画しています。

▼「ロマンスカーミュージアム」公式サイト
https://www.odakyu.jp/romancecarmuseum/


■「フューチャーミュージアムプロジェクト」の主なメンバー
澤邊 芳明(ワントゥーテン 代表取締役社長 CEO)

1973年東京生まれ。1992年京都工芸繊維大学入学後、18歳の時にバイク事故に遭い、手足が一切動かない状態となる。大学に復学後、24歳でワントゥーテンを創業。現在は、XR と AI に強みを持ち、総勢約120名からなる近未来クリエイティブ集団1→10(ワントゥーテン)を率いる。パラスポーツとテクノロジーを組み合わせた「CYBER SPORTSプロジェクト」や、日本の伝統文化をアップデートする「ジャパネスクプロジェクト」を牽引し、市川海老蔵七月大歌舞伎の歌舞伎座でのイマーシブプロジェクションマッピング、旧芝離宮恩賜庭園や名古屋城でのライトアップイベント、XRとプロジェクションにパフォーマンスを融合させた施設開発など、エンターテインメントによる地方創生を推進している。

山内將生(UDS株式会社 執行役員)

すみだ水族館の開業準備室長を経て、開業後は館長。
UDSにて、ミュージアム、シェアハウス、コワーキングスペース、商業施設等の、企画コンサルティングと施設運営を統括。元すみだ水族館館長。小笠原村観光局アンバサダー。日本ミュージアムマネジメント学会会員。
【最近の主な実績】
「フィールドミュージアム」主催
「ロマンスカーミュージアム」開業準備室長
「パラスポーツをデザインしたらこうなる展」プロデューサー


■ワントゥーテンとUDSの共創実績

『パラスポーツをデザインしたらこうなる展。 collaborate with CYBER SPORTS』
すべてのスポーツはパラレル(平等)である”
をキーワードに、パラスポーツをさまざまな視点でデザインし、全く新しいパラスポーツ体験を提供するミュージアム。
2020 年 2月 29 日(土)~3 月 29 日(日)開催予定を前に新型コロナウイルス感染症による東京都の外出自粛発表を受け開催は中止となりました。


【株式会社ワントゥーテンについて】
最先端テクノロジーを軸に、AI技術を駆使した新サービスの開発や、プロジェクションマッピング・XRなどを活用した商業施設やイベントのデジタル演出などを行っている近未来クリエイティブ集団。羽田イノベーションシティの体験型商業施設「羽田出島|DEJIMA by 1→10」、前橋市にオープンした知育エンターテインメント施設「ENNICHI by 1→10」、夜の旧芝離宮恩賜庭園や名古屋城でのライトアップイベントなど、日本伝統文化をアップデートする「ジャパネスクプロジェクト」や、パラスポーツとテクノロジーを組み合わせた新しいスポーツエンタテインメントの「CYBER SPORTSプロジェクト」などを展開。
また、市川海老蔵氏主演の「歌舞伎座百三十年 七月大歌舞伎 夜の部 『通し狂言 源氏物語』」でのイマーシブ(没入型)プロジェクションや柔道金メダル3連覇の野村忠宏氏と阿部一二三選手、阿部詩選手との柔道イベントでのプロジェクションマッピング演出なども行っている。
Website:https://www.1-10.com/

【UDS株式会社について】
UDS株式会社は、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」で都市を豊かに楽しくすることを目指し、国内外でまちづくりにつながる事業の企画、設計、店舗運営を手がけています。企画から設計、運営までを一連で手がける独自性に基づいた、コミュニティが生まれる場づくりを強みとしています。
日本のデザインホテルの先駆けとなった「CLASKA」などの不動産リノベーション事業や、子どもの職業体験施設「キッザニア東京」などの、独自の仕組みをもつ施設の企画・設計・運営において多くの実績を有しています。2018年からは良品計画提供のコンセプトと内装デザイン監修の下、企画・内装設計・運営および経営を手がけるMUJI HOTEL BEIJINGとMUJI HOTEL GINZAを展開。中国と韓国に現地法人を置き海外でも事業を展開しています。
Website:http://www.uds-net.co.jp

 

 
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