中外製薬、DXを推進するリアルワールドデータの活用基盤にTeradata Vantage on AWSを採用
データの統合と最先端のアナリティクスで創薬だけでなくあらゆるビジネスプロセスを革新
東京発 – 2021年11月16日 クラウドベースのデータとアナリティクスを提供するテラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)の日本法人 日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋 倫二、以下、日本テラデータ)は、中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:奥田 修、以下、中外製薬)が推進するデジタルトランスフォーメーションを支えるリアルワールドデータ(RWD)の活用基盤としてTeradata Vantage on AWSが採用されたことを発表します。Teradata Vantage on AWSは、テラデータのデータ分析基盤ソフトウェアTeradata VantageのパブリッククラウドAmazon Web Services(AWS)版となります。
創薬に関わるデータは、レセプトや保険者、電子カルテなど医療現場で収集される医療ビッグデータ(RWD)、ゲノムデータ、デジタルバイオマーカーなど多岐にわたります。これらのデータをAIなど高度な分析手法で解析することで、新しいエビデンスの発見や、新規医薬品候補の創出や医薬品開発の成功確率向上といった創薬プロセスの劇的な変革が期待できます。
中外製薬は、デジタル技術によって、ビジネスを革新し、社会を変えるヘルスケアソリューションを提供するトップイノベーターになることを目標とした「Chugai Digital Vision 2030」を2020年3月に発表しました。このビジョンのもと、デジタル基盤を強化し、創薬プロセスを含む全てのバリューチェーンを改革することで圧倒的に生産性・効率性を向上させると共に、デジタルを活用することにより革新的な新薬を創出し、社会を変えるヘルスケアソリューションを提供する取り組みを推進しています。その取り組みを支えるプラットフォームである「Chugai Scientific Infrastructure(CSI)」において、RWDは重要であり、この大容量のデータを高速に、かつ、データ完全性を維持したまま、クラウド環境とオンプレミス環境を自在に移動させ、活用できる基盤が必要でした。この基盤となるソリューションとしてTeradata Vantageが採用されました。CSIは、同社にふさわしい先進的かつ拡張性の高いインフラストラクチャとするために、AWS上に構築されており、Teradata VantageについてもTeradata Vantage on AWSが採用されています。
中外製薬 執行役員 デジタル・IT統轄部門長 志済 聡子氏は、テラデータの評価について、次のように述べています。「中外製薬は、RWDの利活用により新薬の臨床開発プロセスの効率化・高度化、医薬品の価値証明、疾患理解などを進め、患者さん一人ひとりに最適な治療法提供の実現を目指しています。Teradata Vantage on AWSが、その目標達成に大きく寄与することを期待しています。」
現在、CSI 本番システムの構築に向けて各種システム、サービスの開発を進めています。
Teradata Vantage on AWSについても、中外製薬が収集する全てのRWDに透過的にアクセスし、高性能な解析を実現するソリューションとして、今後は社内ユーザーのみならず、社外ユーザー(大学等のアカデミア)との共同研究等、あらゆるユーザーにとって更に使い勝手の良いサービスへと強化されます。全社共通で利用できる分析環境が整備され、解析テーマ毎に部門横断的な分析プロジェクトを実施が可能となることで、「Chugai Digital Vision 2030」における革新的新薬を核としたビジネスイノベーションを飛躍的に進めることが期待されます。本番システムの第1次稼働は、2021年10月以降を予定しています。
中外製薬株式会社について
中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業です。ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開し、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。
Teradata Vantageについて
テラデータの主力製品であるデータウェアハウス・ソフトウェア「Teradata Vantage」は、マルチクラウドで、ビジネスに必要なすべてのデータに透過的にアクセスし、分析できるプラットフォームを実現します。エンタープライズレベルのハイパフォーマンス、高可用性、高拡張性を備え、AIやマシンラーニングをはじめとする最新の高度なアナリティクスを行う各種言語、ツールを活用した大規模なアナリティクスを実現することで、お客様のすべてのビジネス課題に価値ある「答え」をリアルタイムで提供します。詳細はteradata.jpをご覧ください。
テラデータについて
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。詳細はteradata.jpをご覧ください。
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Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。
創薬に関わるデータは、レセプトや保険者、電子カルテなど医療現場で収集される医療ビッグデータ(RWD)、ゲノムデータ、デジタルバイオマーカーなど多岐にわたります。これらのデータをAIなど高度な分析手法で解析することで、新しいエビデンスの発見や、新規医薬品候補の創出や医薬品開発の成功確率向上といった創薬プロセスの劇的な変革が期待できます。
中外製薬は、デジタル技術によって、ビジネスを革新し、社会を変えるヘルスケアソリューションを提供するトップイノベーターになることを目標とした「Chugai Digital Vision 2030」を2020年3月に発表しました。このビジョンのもと、デジタル基盤を強化し、創薬プロセスを含む全てのバリューチェーンを改革することで圧倒的に生産性・効率性を向上させると共に、デジタルを活用することにより革新的な新薬を創出し、社会を変えるヘルスケアソリューションを提供する取り組みを推進しています。その取り組みを支えるプラットフォームである「Chugai Scientific Infrastructure(CSI)」において、RWDは重要であり、この大容量のデータを高速に、かつ、データ完全性を維持したまま、クラウド環境とオンプレミス環境を自在に移動させ、活用できる基盤が必要でした。この基盤となるソリューションとしてTeradata Vantageが採用されました。CSIは、同社にふさわしい先進的かつ拡張性の高いインフラストラクチャとするために、AWS上に構築されており、Teradata VantageについてもTeradata Vantage on AWSが採用されています。
中外製薬 執行役員 デジタル・IT統轄部門長 志済 聡子氏は、テラデータの評価について、次のように述べています。「中外製薬は、RWDの利活用により新薬の臨床開発プロセスの効率化・高度化、医薬品の価値証明、疾患理解などを進め、患者さん一人ひとりに最適な治療法提供の実現を目指しています。Teradata Vantage on AWSが、その目標達成に大きく寄与することを期待しています。」
現在、CSI 本番システムの構築に向けて各種システム、サービスの開発を進めています。
Teradata Vantage on AWSについても、中外製薬が収集する全てのRWDに透過的にアクセスし、高性能な解析を実現するソリューションとして、今後は社内ユーザーのみならず、社外ユーザー(大学等のアカデミア)との共同研究等、あらゆるユーザーにとって更に使い勝手の良いサービスへと強化されます。全社共通で利用できる分析環境が整備され、解析テーマ毎に部門横断的な分析プロジェクトを実施が可能となることで、「Chugai Digital Vision 2030」における革新的新薬を核としたビジネスイノベーションを飛躍的に進めることが期待されます。本番システムの第1次稼働は、2021年10月以降を予定しています。
中外製薬株式会社について
中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業です。ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開し、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。
Teradata Vantageについて
テラデータの主力製品であるデータウェアハウス・ソフトウェア「Teradata Vantage」は、マルチクラウドで、ビジネスに必要なすべてのデータに透過的にアクセスし、分析できるプラットフォームを実現します。エンタープライズレベルのハイパフォーマンス、高可用性、高拡張性を備え、AIやマシンラーニングをはじめとする最新の高度なアナリティクスを行う各種言語、ツールを活用した大規模なアナリティクスを実現することで、お客様のすべてのビジネス課題に価値ある「答え」をリアルタイムで提供します。詳細はteradata.jpをご覧ください。
テラデータについて
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。詳細はteradata.jpをご覧ください。
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Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。
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