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アーム株式会社
会社概要

NVIDIA、Armを400億⽶ドルで買収 AIの時代に世界をリードするコンピューティングカンパニーへ

アーム株式会社

※本資料はエヌビディア コーポレーションおよびソフトバンクグループ株式会社が2020年9月13日に発表したプレスリリースの抄訳です。
 
  • あらゆる顧客のイノベーションを推進するため、AIにおけるNVIDIAのリーダーシップとArmの広範なコンピューティング エコシステムを⼀体に
  • NVIDIAは英国ケンブリッジでのArmのR&Dを拡充、ワールドクラスのAIリサーチと研修センターを設⽴し、⾰新的な調査研究に資することを⽬指した Arm/NVIDIAベースのAIスーパーコンピュータの構築へ
  • NVIDIAはArmのオープンライセンスモデルと中⽴性を維持した上で、NVIDIAの技術によりArmのIPライセンスポートフォリオを拡充
  • NVIDIAのnon-GAAPグロスマージンとEPSは直ちに増加
  • 400億⽶ドルの買収費⽤はNVIDIA株式と現⾦の組み合わせで

2020年9月13日、米国カリフォルニア州サンタクララ、英国ケンブリッジ、および東京発 ーー NVIDIAとソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)は、NVIDIAがArm Limited(以下 「Arm」)をSBGおよびソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下「ソフトバンクグルー プ」)から400億⽶ドルで買収することに最終合意したことをお知らせします。本取引によりNVIDIAのnon-GAAPグロスマージンとnon-GAAP EPSは直ちに増加します。

NVIDIA の最先端の AI コンピューティング プラットフォームと Arm の広大なエコシステムの融合により、共にイノベーションを加速させ、巨大な⾼成⻑市場へと事業を展開することとなり、AIの時代の最高峰のコンピューティングカンパニーが誕⽣します。ソフトバンクグループは、NVIDIA株式を保有することで、Armの⻑期にわたる成功に引き続きコミットします。なお株式保有⽐率は10%以下を⾒込んでいます。

NVIDIA 創業者/CEOのJensen Huang(ジェンスン フアン)は次のように述べています。「AIは現代において最もパワフルなテクノロジーであり、コンピューティングの世界に新たな波を起こしてきました。数年の内には、何兆ものコンピュータがAIを稼働させ、今⽇のインターネット オブ ピープル(IoP)の数千倍にも上るIoTを創出することになるでしょう。両社の連合は、AIの時代において優れたポジショニングの企業を作ることになります。

ArmにおいてSimon Segars(サイモン シガース)とそのチームは、世界のほぼ全てのテクノロジー市場に寄与する⽐類なき企業を作り上げました。NVIDIAのAIコンピューティングとArmの CPUを取り巻く広⼤なエコシステムの融合により、クラウドやスマートフォン、PC、⾃律⾛⾏⾞、ロボティクスをエッジIoTへと進化させることが可能となります。そして、AIコンピューティングを世界の隅々まで届けていきます。

本件により、両社ならびに私たちの顧客や業界に多⼤なベネフィットがもたらされます。Armのエコシステムにとっては、Armの研究開発能⼒が増強されることを意味し、加えてNVIDIAが世界に誇るGPUおよびAI技術によりArmのIPポートフォリオは拡⼤することとなります。

Armは今後も英国ケンブリッジを本拠とします。ケンブリッジの素晴らしいキャンパスを拡張しワールドクラスのAI研究施設を⽴ち上げ、ヘルスケア、ライフサイエンス、ロボティクス、⾃ 律⾛⾏⾞などの開発⽀援を⾏います。また、英国および世界中の研究者・科学者を誘致し画期的な取り組みが⾏われることを⽬指し、NVIDIAはArmのCPUを搭載した最先端のAIスーパーコンピュータを構築します。Armのケンブリッジ拠点は、ワールドクラスのテクノロジーセンターとなるでしょう」

SBG 代表取締役会⻑ 兼 社⻑の孫 正義は次のように述べています。
「NVIDIAはArmにとって理想的なパートナーです。Armを買収して以来、私たちは私たちの掲げたコミットメントを重んじ、⼈材、テクノロジー、R&Dに重点的に投資し、⾼成⻑を⾒込める新しい領域にビジネスを拡⼤してきました。テクノロジーのイノベーションにおける世界のリーダーと⼀緒になることはArmに新しくエキサイティングな機会をもたらします。このたびの 両社の魅⼒的な連合は、Arm、ケンブリッジ、英国が現代のテクノロジーのイノベーションの最前線に⽴つことであり、ソフトバンクがNVIDIAの主要株主として、Armの⻑期に渡る成功に投 資していくことをうれしく思います。今後のビジネスの継続的な成功をサポートしていけることを楽しみにしています」

Arm CEOのSimon Segarsは次のように述べています。
「ArmとNVIDIAは、ユビキタスで⾼効率のコンピューティングが、世界の差し迫った課題であ る気候変動、ヘルスケア、農業や教育に対処するのに役⽴つというビジョンとパッションを共有しています。このビジョンを実現するには、ハードウエア、ソフトウエアにおける新たなアプローチと、⻑期に渡る研究開発が必要です。技術⾯における両社の強みを持ち寄ることで、私たちは進歩を加速させ、グローバルなイノベーターのエコシステムを実現する新たなソリュ ーションを導き出すことができるでしょう。当社経営陣と私は、次章を⼀緒に描くことができるNVIDIAと合流することをうれしく思います」

Armと英国へのコミットメントについて
NVIDIAの⼀員として、Armは引き続きオープンなライセンスモデルの運⽤を⾏うとともに、これまでライセンシーにより1,800億個以上のチップの出荷実績を有する世界中の顧客に対して、 Armの成功の基盤である中⽴性を維持します。また、NVIDIAによる数々のイノベーションを含 む両社の製品はArmのパートナーにも利益をもたらします。

ソフトバンクグループとArmは、SBGが2016年のArm買収時に2021年9⽉までに達成すると決めた約束を果たすために全⼒を尽くしてきました。本取引完了後、NVIDIAはArmの名称および強⼒なブランドアイデンティティを維持し、Armのケンブリッジの拠点を拡張する予定です。Arm の知的財産権は今後も英国に登録されます。

NVIDIAはArmの英国におけるR&Dを拡充し、ArmのケンブリッジキャンパスにAIリサーチの グローバルな中核研究拠点を設⽴します。また、⾰新的な調査研究に資することを⽬指した最先端のArmベースAIスーパーコンピュータや、開発者およびスタートアップのインキュベータ ー向けの研修施設に投資を⾏います。ひいてはワールドクラスの研究者を誘致し、ヘルスケア、ロボティクス、⾃律⾛⾏⾞などの領域でイノベーションの基盤を築き、産業パートナーシ ップを⽣み出します。

取引の詳細について
NVIDIA、SBG、Armの取締役会において承認された本取引の条件に基づき、NVIDIAは取引完 了時に合計120億⽶ドルの現⾦(最終契約締結時に⽀払われる20億⽶ドルを含みます)と215億 ⽶ドル相当のNVIDIA普通株式をソフトバンクグループに対価として⽀払います。引き渡される NVIDIA株式数は4,430万株で、これは直前30取引⽇におけるNVIDIA普通株式終値の平均値から決定されました。さらに、ソフトバンクグループはアーンアウトに基づき、Armが⼀定の業績⽬標を達成することを条件に、最⼤50億⽶ドルの現⾦もしくは普通株式(1株当たりの価格は同額)を受け取ります。

また、NVIDIAはArmの従業員に対して15億⽶ドルの株式を付与します。これらの条件に基づき、ソフトバンクグループは合計10%以下のNVIDIA株式を保有する予定で、今後も継続的に貢献していきます。保有割合はアーンアウトの最終⾦額によって変動します。

NVIDIAは、本取引の現⾦部分については、⼿元資⾦で充当する予定です。本取引には、Armの IoTサービスグループは含まれません。

本取引は、英国、中国、EU、⽶国を含む必要な規制当局の承認、その他の⼀般的なクロージング要件の充⾜を必要とします。本取引は約18カ⽉間で完了されることを⾒込んでいます。

ソフトバンクグループについて
ソフトバンクグループは、世界中で人々の生活を豊かにする、画期的なテクノロジーに投資しています。純粋持ち株会社であるソフトバンクグループ株式会社(東証:9984)と通信事業、インターネットサービス事業、AI、スマートロボティクス、IoT、クリーンエネルギー事業、世界の大手半導体 IP企業である Arm Limited、ならびに傑出した起業家が業界を変革し、新たな業界を生み出すことを支援するため10兆円規模を投資するソフトバンク・ビジョン・ファンドで構成されています。詳細はウェブサイトをご覧ください。https://global.softbank

Armについて
Armのテクノロジーは、コンピューティングとデータによる⾰命の中⼼として、⼈々の暮らしや企業経営のあり⽅に変⾰を及ぼしています。そのエネルギー効率に優れた⾼度なプロセッサ設計は、1,800億個のチップを通してインテリジェントなコンピューティングを実現してきました。Armのテクノロジーは各種センサーからスマートフォン、スーパーコンピュータまで、さまざまな製品をセキュアにサポートしています。さらに、このテクノロジーにIoTソフトウェアやデバイス管理プラットフォームを組み合わせ、顧客がコネクテッドデバイスからビジネス価値を⽣み出すことを可能にしています。Armは現在1,000社以上のテクノロジーパートナーとともに、チップからクラウドまで、演算が⾏われるあらゆる分野における設計、セキュリティ、管理を⽀える技術の最先端を担っています。

NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/

将来予想に関する記述
本発表⽂に含まれまたは参照される記述は、歴史的な事実に関する記述または評価を除き、⽶国連邦証券関連法令に定義される「将来予想に関する記述(forward-looking statement)」です。かかる将来予想に関する記述は、NVIDIAの事業および業界についてのNVIDIAの現在の期待、推定および予想、経営陣の考え、並びにNVIDIAおよびArmによる⼀定の前提に基づいており、これらはいずれも変化し得るものです。将来予想に関する記述は、「期待される・⾒込まれる(anticipate)」、「期待 する(expect)」、「意図する(intend)」、「計画する(plan)」、「予測する(predict)」、「〜と考えている(believe)」、「試みる(seek)」、「⽬標(goal)」、「可能性が⾼い(likely)」、「ないとは⾔えない(might)」、「計画する (project)」、「⽬指す(target)」、「推定する(estimate)」、「かもしれない(may)」、「(今後)する(つもりであ る)・なる(will)」、「するべき・なるべき(should)」、「〜であろう(would)」、「〜ということもあり得る(could)」、「可能性・⾒込みがある(potential)」、「引き続き〜する(continue)」、「継続して(ongoing)」といった表現 およびこれらの類似表現、派⽣表現または否定形が使われることによって特定される場合がよくあります。本発表⽂の⼀定の記載(本取引の便益・影響および統合後の会社が何を提供し、創出するか、本取引の時期、価格およびクロージングの前提条件を含む本取引およびNVIDIAによるArmの買収に関するもの、会社の製品および市場に関する記載、世界最高峰のコンピューティングカンパニーを創出すること、顧客のためのイノベーションを推進すること、NVIDIAが英国内におけるArmの プレゼンスを拡⼤すること、統合後の会社の将来の事業計画、本取引の財務的な影響、AIを実行するコンピュータの数およびそれがもたらすもの、コンピューティングおよびイノベーションのための能⼒を推進することによるAI時代における統合後の会社の位置付け、Armによる技術市場に対する貢献、統合後の会社が拡⼤するAIコンピューティングの中⼼であること、NVIDIAがArmの研究開発能⼒を加速しArmのエコシステムにGPUおよびAI技術を提供すること、Armが英国に拠点を置き続けること、Armが将来どのようになり、NVIDIAがそこでどのように拡⼤し投資を⾏うか、統合後の会社に対するSBGの投資およ び⽀援、ArmおよびNVIDIAのビジョン、世界の問題に対処し、統合後の会社がどのように進歩を加速し、ソリューションを 創出し、イノベーターに可能性を与えるか、Armの経営陣がNVIDIAに参画すること、Armがビジネスモデルを維持しそのパ ートナーがいかなる便益を得るか、SBGおよびArmがArm買収以来のSBGの誓約を満⾜するよう引き続きコミットすること、 英国で登録した Arm の知的所有権が残ること、NVIDIAがArmの名称およびアイデンティティを維持するか、Armの従業員に対する株式等の発⾏、SBGが保有することとな るNVIDIA株式の⾒込み、ならびにNVIDIAが本取引のためにどのように資⾦を⼿当てするかといったものを含みますが、これらに限られません。)は将来予想に関する記述であり、予想とは⼤きく異なる結果を招来し得るリスクおよび不確実性を有しています。これらの将来予想に関する記述は現在の予測に基づいていますが、将来の結果を約束するものではありません。 様々な要因により将来の実際の事象は、本発表⽂における将来予想に関する記述とは⼤きく異なることがあります。かかる要因には、当事者が適時に、または全く本取引を完了できないリスク(この場合、NVIDIAの事業およびその株価に悪影響を与えるおそれがあります。)、本取引の完了の時期の不確実性および本取引の実⾏前提条件(当局の承認の獲得を含みます。) を充⾜できない可能性、当局から承認を与える条件として事業分離措置、⾏為措置その他の問題解消措置が求められるおそれ、 本取引の最終契約の解除を招来し得る事由、変化その他の事象の発⽣する可能性、本取引の公表または完了までの場外がNVIDIAのビジネス上の関係、事業の結果および事業⼀般に及ぼす影響、既存または新規の製品へのArmの技術の統合に係る遅延、 障害またはコストの増加、本取引により期待された財務上その他の便益が実現されないおそれ、買収後の統合、本取引後に期 待された統合後の会社による成⻑の⾒込みおよびシナジーが想定通りに⾏われず、遅延、困難および統合後の会社の既存の事 業との統合に関する費⽤の発⽣、本取引等に関する訴訟または規制当局により課される制限もしくは制約により本取引が遅延しまたは悪影響を受けること、想定外の再編費⽤または開⽰されなかった債務を承継すること、主要な従業員または顧客を維持できないこと、NVIDIAの経営陣が既存事業以外を注視することに関するリスク、事業統合または統合後の会社の製品が第三者に⽀持されないこと、競合会社の⾏為により結果が悪影響を受けること、本取引の公表または完了により否定的な反応や 事業関係の変化が⽣じること、新型コロナウイルスのパンデミックによる短期および⻑期の影響、NVIDIAおよびArmが事業 を⾏っている地域および業界における⼀般的な経済状況の悪化、ならびにNVIDIAの⽶国証券取引委員会への届出書類に記載されたその他のリスクを含みますが、これらに限られません。加えて、NVIDIAが⽶国証券取引員会に提出したForm 10-K、Form 10-QおよびForm 8-Kをご参照ください。これらの提出書類は、本発表⽂に記載された将来予想に関する記述に含まれる 事象および結果が⼤きく異なるものとなり得るその他の重要なリスクおよび不確実性について特定し、記載しております。実際の結果は、NVIDIAの全体の事業により広く関連するリスクおよび不確実性の影響を受けます。かかるリスクおよび不確実性には、NVIDIAが⽶国証券取引委員会に提出した書類により詳細に記載されたものが含まれます。また、実際の事象が予想と異なることとなり得る重要な要因として上述したものは網羅的なものとして解釈されてはならず、本発表⽂およびNVIDIA が⽶国証券取引委員会に提出した書類の記載と合わせて読む必要があります。これらの将来予想に関する記述は将来の事象ま たは業績の保証ではなく、本発表⽂の⽇付時点における記述に過ぎません。

適⽤法令により義務付けられる場合を除き、NVIDIAは、新しい情報、将来の事象その他理由の如何を問わず、いかなる将来予想に関する記述についても、修正または更新を⾏ういかなる義務も負わず、その他の将来予想に関する記述を⾏う義務は負いません。NVIDIAは、本取引の実⾏前提条件が充⾜されることについて何らの保証も⾏うことはできません。

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