【シミ取りレーザー調査】費用相場3万〜15万円、8割以上が「種類が多すぎて選べない」と回答
〜全国300名調査で判明したシミ治療の実態と皮膚科医が教える最適なレーザー選びのポイント〜
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、薄いシミや広範囲のシミにはIPL(光治療)、濃いシミをピンポイントで除去したい方にはQスイッチレーザー、肝斑を含む複合的なシミにはピコレーザーが向いています。ダウンタイムを最小限にしたい方はIPL、1回で確実に取りたい方はQスイッチレーザーを選ぶと満足度が高い傾向があります。
・シミ取りレーザーの種類が多すぎて選べないと感じている人が82.3%
・レーザー治療を検討する際に最も重視するのは「効果の確実性」で47.7%
・費用相場の認識は「5万〜10万円」が最多の38.0%だが実際は施術内容で大きく変動
用語解説
■ Qスイッチレーザーとは
Qスイッチレーザーとは、ナノ秒(10億分の1秒)単位の極めて短いパルス幅でメラニン色素を選択的に破壊するレーザー治療機器である。Qスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザーなどの種類があり、老人性色素斑やそばかすなど境界明瞭なシミの除去に高い効果を発揮する。
■ ピコレーザーとは
ピコレーザーとは、ピコ秒(1兆分の1秒)という超短時間でレーザーを照射し、メラニン色素をより細かく粉砕できる最新の治療機器である。従来のQスイッチレーザーより周囲組織へのダメージが少なく、肝斑治療やダウンタイム軽減に優れている。
■ IPL(光治療)とは
IPLとは、Intense Pulsed Lightの略で、複数の波長を含む光を照射してメラニンや赤みなど複数の肌悩みに同時にアプローチする治療法である。フォトフェイシャルとも呼ばれ、レーザーより穏やかな作用でダウンタイムが短い特徴がある。
シミ取りレーザー3種類の比較(Qスイッチ・ピコ・IPL)

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比較項目 |
Qスイッチレーザー |
ピコレーザー |
IPL(光治療) |
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適応するシミ |
老人性色素斑、そばかす |
肝斑、色素沈着、複合シミ |
薄いシミ、くすみ、広範囲 |
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1回の効果 |
高い(濃いシミに◎) |
中〜高い |
穏やか(複数回推奨) |
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ダウンタイム |
7〜14日(かさぶた形成) |
3〜7日 |
ほぼなし〜数日 |
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痛み |
輪ゴムで弾かれる程度 |
軽度 |
温かさを感じる程度 |
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費用目安(1回) |
5,000〜3万円/個 |
1〜5万円 |
1〜3万円 |
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必要回数 |
1〜2回 |
1〜5回 |
3〜10回 |
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肝斑への対応 |
不可(悪化リスク) |
可能 |
設定次第で可能 |
※当院監修医師の15年以上の臨床経験に基づく目安です。シミの種類や状態により異なります。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、シミ取りレーザー治療に関する意識調査を実施しました。本調査では、シミに悩む全国の20〜60代男女300名を対象に、レーザー治療に対する認知度、重視するポイント、費用感などを調査し、シミ取りレーザー選びの実態を明らかにしました。
調査背景
シミ取りレーザーは年々進化し、Qスイッチレーザー、ピコレーザー、IPLなど多様な選択肢が登場しています。しかし、選択肢が増えたことで「どのレーザーが自分に合うのかわからない」という声が増加しています。当院においても、初診時に「レーザーの種類が多すぎて違いがわからない」「費用やダウンタイムの目安を知りたい」というご相談が後を絶ちません。そこで本調査では、シミ取りレーザーに関する正確な情報提供と適切な治療選択の一助となることを目的に、実態調査を実施しました。
調査概要
・調査対象:全国の20〜60代でシミ・そばかすに悩みを持つ男女
・調査期間:2025年12月2日〜12月11日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】8割以上が「種類が多すぎて選べない」と回答
設問:シミ取りレーザーの種類について、どの程度理解していますか?

シミ取りレーザーの種類について十分理解している人はわずか4.7%にとどまり、大多数が情報不足を感じていることが明らかになりました。Qスイッチ、ピコ、IPLなど専門用語が多く、一般の方には違いが分かりにくい現状がうかがえます。
【調査結果】約半数が「効果の確実性」を最重視、費用は2位
設問:シミ取りレーザー治療を検討する際、最も重視するポイントは何ですか?

効果の確実性を最重視する人が47.7%と最多で、「せっかく治療するなら確実に取りたい」という心理が反映されています。一方、費用やダウンタイムも合わせて4割を占め、生活への影響も重要な判断材料となっています。
【調査結果】費用相場の認識は「5万〜10万円」が最多の38.0%
設問:シミ取りレーザーの費用として、1回あたりいくらくらいが妥当だと思いますか?

5万〜10万円が妥当と考える人が最多ですが、実際には施術内容やシミの大きさ・数によって費用は大きく変動します。1個数千円から全顔15万円以上まで幅があることを理解した上で、カウンセリングで具体的な見積もりを確認することが重要です。
【調査結果】6割以上が「1週間以内」のダウンタイムを希望
設問:シミ取りレーザーのダウンタイムとして、許容できる期間はどのくらいですか?

ダウンタイムなし〜3日以内を希望する人が47.0%、1週間以内まで含めると82.0%に達します。仕事や予定への影響を最小限にしたいニーズが高く、IPLやピコレーザーなどダウンタイムの短い治療法への関心が高いことがわかります。
【調査結果】「再発・効果不十分」への不安が36.3%で最多
設問:シミ取りレーザー治療に関して、最も不安に感じることは何ですか?

再発や効果への不安が最も高く、次いで肌トラブルへの懸念が続きます。シミは紫外線や肌の摩擦で再発する可能性があるため、治療後のケアや生活習慣の改善も含めた説明を求める声が多いことがわかります。
調査まとめ
本調査により、シミ取りレーザー治療に対して8割以上が「種類が多すぎて選べない」と感じていることが明らかになりました。治療選択において最も重視されるのは「効果の確実性」(47.7%)であり、費用やダウンタイムも重要な判断材料となっています。費用感については5万〜10万円が妥当と考える人が最多ですが、実際は施術内容により大きく変動します。また、6割以上が1週間以内のダウンタイムを希望しており、生活への影響を抑えたいニーズが顕著です。不安要素としては「再発・効果不十分」が36.3%で最多となり、治療後のケアを含めた包括的な説明が求められています。
医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、シミ取りレーザー選びで最も重要なのは「自分のシミの種類を正確に診断してもらうこと」です。シミには老人性色素斑、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着など複数の種類があり、それぞれに適したレーザーが異なります。
シミ取りレーザーは大きく分けて、Qスイッチレーザー、ピコレーザー、IPL(光治療)の3種類があります。Qスイッチレーザーは濃いシミを1〜2回で確実に除去したい方に適しており、かさぶたが形成されて7〜14日で剥がれ落ちます。ピコレーザーは肝斑にも対応でき、ダウンタイムがQスイッチより短い特徴があります。IPLは穏やかな作用で、薄いシミやくすみ全体を改善したい方、ダウンタイムを最小限にしたい方に向いています。
特に注意が必要なのは肝斑です。肝斑は強いレーザーを当てると悪化するリスクがあるため、通常のシミ取りレーザーは禁忌となります。日本皮膚科学会のガイドラインでも、肝斑の治療にはトラネキサム酸内服を基本とし、レーザートーニングなど低出力の治療を慎重に行うことが推奨されています。自己判断でシミの種類を決めつけず、必ず医師の診断を受けてください。
また、シミ取りレーザー後は炎症後色素沈着(戻りシミ)が起こることがあります。これは一時的なもので3〜6ヶ月で自然に薄くなりますが、治療後の紫外線対策と摩擦を避けることが再発予防に重要です。費用については、シミ1個あたり数千円から、全顔の場合は数万円〜15万円程度まで幅があります。施術前のカウンセリングで、シミの診断、適した治療法、費用、ダウンタイム、リスクについて詳しく説明を受けることをお勧めします。
【エビデンス】日本皮膚科学会の尋常性白斑・肝斑診療ガイドラインでは、肝斑に対する強いレーザー照射は悪化リスクがあるため推奨されていません。また、老人性色素斑に対するQスイッチレーザーの有効性は多くの臨床研究で実証されており、皮膚科医としての臨床経験においても高い効果を確認しています。
シミの種類別おすすめレーザー
・老人性色素斑・そばかす → Qスイッチレーザー(1〜2回で除去)
・肝斑・複合シミ → ピコトーニング(低出力で複数回)
・薄いシミ・くすみ・広範囲 → IPL(3〜10回)
レーザー治療前に確認すべきこと
・シミの正確な診断(肝斑の有無は特に重要)
・治療後のダウンタイムと経過
・費用の総額(1個あたりか全顔かで大きく異なる)
・再発予防のためのアフターケア
髙桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. シミ取りレーザーは何回で効果が出ますか?
A. シミの種類とレーザーの種類により、1回〜10回と大きく異なります。
Qスイッチレーザーで濃いシミを除去する場合は1〜2回、ピコトーニングで肝斑を改善する場合は5〜10回、IPLで全体のくすみを改善する場合は3〜10回が目安です。調査では「効果の確実性」を重視する人が47.7%と最多でしたが、1回で確実に取りたい方はQスイッチレーザー、徐々に改善したい方はIPLやピコレーザーが向いています。
Q2. シミ取りレーザーのダウンタイムはどのくらいですか?
A. レーザーの種類により、ほぼなし〜2週間程度と差があります。
調査では82.0%が「1週間以内のダウンタイム」を希望していました。Qスイッチレーザーは7〜14日間かさぶたが続きますが、ピコレーザーは3〜7日、IPLはほぼダウンタイムなしで翌日からメイク可能です。仕事や予定に合わせて治療法を選ぶことが可能です。
Q3. シミ取りレーザーの費用はいくらかかりますか?
A. 1個あたり5,000円〜3万円、全顔で3万〜15万円程度が相場です。
調査では38.0%が「5万〜10万円」を妥当と考えていましたが、実際はシミ1個の施術か全顔かで大きく異なります。Qスイッチレーザーは1個5,000円〜3万円、ピコレーザーは1回1〜5万円、IPLは1回1〜3万円が目安です。施術前に必ず見積もりを確認してください。
Q4. 肝斑にレーザーを当てても大丈夫ですか?
A. 通常のシミ取りレーザーは肝斑を悪化させるリスクがあり、専用の治療が必要です。
肝斑は女性ホルモンや摩擦が原因で、強いレーザーを当てると悪化します。日本皮膚科学会のガイドラインでは、トラネキサム酸内服を基本とし、ピコトーニングなど低出力レーザーを慎重に行うことが推奨されています。自己判断せず、必ず医師に肝斑の有無を診断してもらってください。
Q5. シミ取りレーザー後に再発することはありますか?
A. 紫外線や摩擦により再発する可能性があり、アフターケアが重要です。
調査では「再発・効果不十分」への不安が36.3%で最多でした。レーザー治療後は一時的に炎症後色素沈着(戻りシミ)が起こることがありますが、3〜6ヶ月で自然に改善します。再発予防には日焼け止めの徹底と肌の摩擦を避けることが重要です。治療後のケア方法も医師から説明を受けてください。
放置のリスク
・シミの種類を誤認したまま不適切なレーザーを選ぶと、効果がないだけでなく悪化する可能性がある
・肝斑に通常のシミ取りレーザーを照射すると炎症が起こり、かえって濃くなるリスクがある
・治療後の紫外線対策を怠ると、炎症後色素沈着や新たなシミの発生につながる
こんな方はご相談ください|受診の目安
・シミが急に大きくなった、色が変化した場合(悪性の可能性を除外するため)
・市販の美白化粧品で改善しない場合
・シミの種類がわからず、どの治療法が適切か判断できない場合
・肝斑がある、または肝斑かどうか判断できない場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚外科・皮膚腫瘍領域で15年以上の臨床経験を持つ医師が診断
・Qスイッチレーザー、ピコレーザー、IPLなど複数の機器を完備
・シミの種類を正確に診断し、最適な治療法をご提案
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