ニチイ学館とUSEN-ALMEXが「医事DX」実現に向けた共同トライアルを開始 病院外来窓口業務の『人手不足』をDXで解決!
~ICT化と運用改善でサービスの向上へ、5病院で順次実証スタート~
日本生命グループの株式会社ニチイ学館(本社:東京都千代田区、代表取締役社⾧ 社⾧執行役員:中川 創太、以下「ニチイ学館」)と、USEN&U-NEXT GROUPの株式会社USEN-ALMEX(本社:東京都品川区、代表取締役社長:坪井 将之、以下、USEN-ALMEX)は、ニチイ学館の受託先5病院で、「医事DX」の実現に向けた共同トライアルを順次開始しています。
「外来窓口業務のICT化」と「最適な人員配置を含む運用改善」などにより、医療機関の窓口業務における生産性向上および人手不足解消を目指します。

■取り組み開始の背景
現在、医療機関は深刻な人手不足に直面しており、業務効率化と働きやすい職場環境の構築が急務となっています。また政府が推進する「医療DX※」の流れもあり、デジタル技術の活用は不可欠です。
この課題を解決するため、USEN-ALMEXが培ってきた先進的なICTソリューション・デジタル化技術と、ニチイ学館が長年医療事務受託で蓄積してきた現場の知見・運用ノウハウを融合させることが、大幅な生産性向上や現場の課題解決に最も有効なアプローチであると考え、今回の共同トライアルにいたりました。
※出典:医療DXについて(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/iryoudx.html#4
■共同トライアルの概要
今回の共同トライアルでは、医療事務スタッフの配置人数が多く、属人的な業務が混在する「外来業務」において、生産性向上を目指し、以下の取り組みを実施します。
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USEN-ALMEXのICTソリューションを提供し、外来受付業務をデジタル化
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ニチイ学館の知見を生かした、業務分析にもとづく最適な人員配置の見直しや、効率的な業務プロセスを構築
ICTソリューションの活用によって業務を効率化することにより、医療事務スタッフの業務負担を軽減し、より一層、患者様に寄り添ったサービスの提供を可能にしてまいります。
導入予定のICTソリューション:

トライアル医療機関:
兵庫県立はりま姫路総合医療センターを皮切りに、以下の医療機関(計5病院)で共同トライアルを順次開始しています。
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兵庫県立はりま姫路総合医療センター(兵庫県)
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一般財団法人 脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院(福島県)
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地方独立行政法人 山形県・酒田市病院機構 日本海総合病院(山形県)
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松江赤十字病院(島根県)
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福岡赤十字病院(福岡県)
*病院名は順不同。
*トライアル医療機関への個別のお問い合わせはご遠慮ください。
兵庫県立はりま姫路総合医療センター様からのコメント:
人手不足がますます深刻化しており、医事業務の現場も例外ではありません。そのなかで、USEN-ALMEXのICT技術を駆使し、「人でなければできない業務」と「ITでも可能な業務」を明確に区分し、患者サービスの質を維持しつつ生産性の向上を図っていきたいと思います。
また、今後これらのICT技術が多くの医療機関に普及することで、さらに利便性が向上するとともに、導入費用の縮減や人件費の抑制など、経営改善にも資すると大きな期待を寄せています。
■今後の展望
今回の共同トライアルの成果を踏まえ、両社は今後も連携を強化しながら、生産性向上を目的とした「新しい医療事務のあるべき姿」の実現を目指します。そして「医事DX」を推進し、医療現場の人手不足をはじめとした課題解決とより質の高い患者サービスに貢献してまいります。
■会社概要
ニチイ学館について
会社名:株式会社ニチイ学館
所在地:東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ
代表者:代表取締役社⾧ 社⾧執行役員 中川 創太
事業内容:医療関連事業、介護事業、保育事業、ヘルスケア事業
URL:https://www.nichiigakkan.co.jp/
USEN-ALMEXについて
会社名:株式会社USEN-ALMEX
所在地:東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア
代表者:代表取締役社長 坪井 将之
事業内容:ITソリューション事業、医療機関・宿泊施設・ゴルフ場・アミューズメント施設向け事業
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