三井物産、愛知県豊田市と外国人との共生社会の実現及び外国人材活躍に関する連携協定を締結
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、愛知県豊田市(市長:太田 稔彦、以下「豊田市」)と外国人との共生社会の実現及び外国人材活躍に関する連携協定(以下「本協定」)の締結に合意しました。本協定では、三井物産の在日ブラジル人支援活動の一環である「キャリア支援プログラム」の豊田市内での展開等を通じ、外国にルーツを持つ若者の日本社会での活躍を後押しし、雇用創出と人材確保につながる取組みを共同で推進していきます。
三井物産は社会貢献活動として「地域貢献」「環境」「人材育成」を重点分野に定めています。このうち、「地域貢献」の一環として、2005年より在日ブラジル人生徒に対する日本語学習支援やキャリア教育を実施してきました。これらの取組みを通じて、若者の将来の選択肢を増やし、日本やブラジル、さらにはグローバル社会で活躍できる次世代人材の育成を目指しています。
豊田市では、少子高齢化に伴う労働人口の減少を背景に、外国にルーツを持つ若者を地域企業の成長と発展を支える人材として育成し、将来的な活躍を促進する取組みを進めています。両者が連携することで、教育現場におけるキャリア支援を強化し、更なる地域企業の雇用創出や人材確保に取り組んでいきます。
本協定を契機に、三井物産はこれまで在日ブラジル人支援で培ってきた教育プログラムや教材、ノウハウを活かし、連携取組みの一環として、豊田市の公立学校に通う外国にルーツを持つ生徒への日本語やキャリア教育の拡充を支援していきます。具体的には、地域企業の紹介や就労体験を通じた企業と生徒のマッチング、キャリア情報の拡充、キャリアモデルの紹介等によるキャリア支援に加え、高等教育機関への進学を見据えた中上級レベルの学習コンテンツの提供等、日本語習得支援の充実を検討していきます。
三井物産は「世界中の未来をつくる」を企業使命として掲げています。今後も、外国にルーツを持つ若者の可能性を引き出し、社会でその能力を発揮できる機会につなげる取組みを通じて、地域の持続的発展と多文化共生社会の実現に貢献していきます。
「三井物産在日ブラジル人支援活動」とは
三井物産はブラジルで幅広く事業を展開する企業として、日伯相互理解の深化と在日ブラジル人コミュニティが抱える課題解決に向けた各種支援を2005年から実施しています。主な取組みとして、在日ブラジル人学校に通う生徒や在日ブラジル人大学生を対象とした奨学金の支給、キャリアセミナーの開催、日本語学習を支援するアプリ開発等、日本語・キャリア教育支援を実施することで、在日ブラジル人の高等教育機会の拡充や将来のキャリア選択肢の拡大に取り組んでいます。

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