【イラク・モスル】女性や子どもらが戦火を逃れシリアの難民キャンプへ流入
国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが水・衛生環境整備・子ども保護などの支援ニーズに対応
過激派組織「IS(イスラミックステート/イスラム国)」が支配するイラク第2の都市モスルの奪還に向けてイラク軍が軍事作戦を開始する中、イラク北部で支援活動を続けるセーブ・ザ・チルドレンの現場チームからの報告によると、過去10日間で主に女性や子どもからなるモスルからの難民およそ5千人が、シリア北東部イラク国境近くのアルホル(Al Hol)難民キャンプに流入し、さらに1千人が国境を越えようとしています。アルホル難民キャンプはすでに許容人数をはるかに超えていて、衛生環境の悪化が懸念されます。
戦火を逃れてモスルを脱出した家族
今後モスルから、およそ10万人がシリアに避難する可能性があると国連が警告する中、セーブ・ザ・チルドレンは、シリア北部で清潔な水の供給や衛生環境の整備を進めています。また、現在キャンプには、ISの支配による長く悲惨な2年間から逃れてきた子どもたちが安心して学べるスペースがなく、子ども保護の活動を早急に実施する必要があります。
ISの支配による長く悲惨な2年間からの逃れてきた子どもたち
<セーブ・ザ・チルドレンへのご寄付の受付先>
ゆうちょ銀行口座名: セーブ・ザ・チルドレン 子ども基金
口座番号: 00900-1-120760
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<セーブ・ザ・チルドレン概要>
セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する、「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際NGOです。1919年に英国で設立され、現在、日本を含む29ヶ国の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開しています。2015年には、およそ9,400万人(うち、子ども約6,200万人)に支援を届けました。
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