「PEPPER LIKES」、訪日客が指南する海外インフルエンサーの最新調査結果を公開。「日本通のあなたが選ぶこれから流行る●●は?」

第1位はお菓子! 一度の菓子との出会いが輸出市場まで左右する?!

株式会社LIFE PEPPER

株式会社LIFE PEPPER(東京都中央区築地、代表取締役社長 斉藤 諒)が運営する海外インフルエンサーマッチングの「PEPPER LIKES」は、訪日客が支持する日本通の海外インフルエンサー176人へ「訪日客に流行りそうなものは何か」を尋ねるアンケート調査を実施しました。

https://www.pepperlikes.jp

その結果、1位:菓子、2位:化粧品、3位:ファッションのカテゴリー順に票が集まり、菓子市場へ大きな期待が寄せられていることが分かりました。

調査背景

1) 再訪意向52.7%で世界1位の日本

世界20か国へ「今後、観光目的で再訪したい国」を尋ねた調査(株式会社 電通調べ2025年8月)において、日本:52.7%が最も高く、世界1位の結果に。

訪日客に、今後も旅行地としての日本が評価されるように魅力を発信し続けるには、どんなファクターが必要か、探りたい目的があった。

2) 訪日客消費額で大きな割合を占める「買物代」

2025年の訪日客消費額は推計総額8.5兆円(観光庁2025年調べ)。

構成比をみると、宿泊費の次に大きな割合なのが29.5%(=2.5兆円に該当)を占める買物代である。

日本通の海外インフルエンサーにトレンド予測をしてもらうことで、次のブームとなるカテゴリーや製品を知り、より高額な購入や帰国後の継続購入につながるような施策が打てたら、と考えた。

調査概要

調査対象:

・20代~50代の日本好きの外国人男女176名

・SNS*で情報配信をするナノ(フォロワー数1万人以下)インフルエンサー~マイクロ(フォロワー数1万~10万以下)インフルエンサー

*SNS:Instagram、Tiktok、YouTube、RED、Facebook

対象者の国籍:オーストラリア、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、ポーランド、スロバキア、US、チリ、メキシコ、UK、カナダ、ジャマイカ、スリランカ、シンガポール、中国、韓国、台湾、香港、マレーシア、タイ、インド、パキスタン、フィリピン、インドネシア、ベトナム(計26か国)

調査時期:2025年6月~7月

調査方法:インターネット調査

調査結果

設問1. 「『日本好きのあなたが選ぶ、これから流行る〇〇は?』の〇〇に該当する項目を記載してください。」

:1位:菓子、2位:コスメ/美容、3位:ファッション、4位:サプリメント・健康食品、5位:アニメ・キャラクター、6位:雑貨・文具、7位:旅行/旅行体験


設問2. 「その中でフォロワーにおススメしたいアイテム、その理由があればお聞かせください」

A)日本独特の四季の季節感が感じられるもの:

季節限定のフレーバー「ビアードパパ 期間限定シュー」、「Bake Inc. プレスバターサンド」

B)-1日本人が好む味付け

桜味:「ヨックモック サクラ アソーティ」、ゆず味:「ライオン製菓 そのまんまゆず」

抹茶味:「祇園辻利 ぎおんの里」

B)-2 地域独特の味付け

「Calbee じゃがりこ」関東のりだし、九州めんたいこ、北海道じゃがバター

C)フードバリアフリー

C) -1 動物性食品を摂取しないヴィーガン対応(ヴィーガン認証取得)

「亀田製菓 ライスクラッカー」

C) -2 イスラム教徒のムスリムが食べることが許されているハラール対応(ハラール認証取得)

「廣榮堂きびだんご」「常盤堂 雷おこし・刀おこし」

ヴィーガン対応
ハラール対応

調査考察

日本通の海外インフルエンサーが次にくるトレンドとして注目するのは、菓子のカテゴリーであった。全日本菓子協会2025年の調査によれば、円安効果もあり、菓子の輸出は前年比10.7%増の477億円で過去最高。日本通の海外インフルエンサーが指摘する菓子の人気理由としては、既に言われてきた味の美味しさや個包装の清潔感に加え、大きく次の3点の要素が挙げられた。

A)日本独特の四季の季節感が感じられるもの:夏はレモンや桃等の果物、秋冬は栗や芋といった野菜など、季節を象徴する味がすること。

B)日本人が好む味付け:桜、ゆず、抹茶の類、あるいは地域独特の味付:のり・明太子・じゃがバターなどが加えられていること。

C)フードバリアフリーの配慮:食事制限の事情のあるヴィーガン対応、ムスリムの宗教的な理由からのハラール対応がされていること。


初回はキットカットで満足した旅行客も、旅の回数を重ねるごとに味から季節感を感じたり、日本人が好む味に感動や共感を覚える、それこそが旅の醍醐味だ、と海外インフルエンサーはコメントしている。また、世界人口の4分の1を占めるムスリムや増加しつつあるヴィーガンへの対応など、フードバリアフリーの配慮も強化すべき、と指摘する。

PEPPER LIKESの提案する「再訪したい国」に選ばれるきっかけ、菓子の場合

PEPPER LIKESは日本を何度も旅して日本好きになった海外インフルエンサーの本音と直感から、インバウンド市場の活況や外貨を維持し、日本を再訪したい国として高い満足を得てもらう2つのヒントを得ました。

1)日本の味覚の発信

菓子を購入して食すだけなら「モノ消費」で終わってしまいますが、訪日旅行客は日本独特の四季の移ろいを感じることで文化という「コト」を感じたがっています。抹茶・桜・ゆずなどのフレーバーから繊細な日本人の味付けをキャッチしたいと考えています。外国人の舌に合わせるのでなく、日本の風土が培った我々の特異な味付けに彼らの側が共感してみたい、といった本質的な旅の体験を求めています。

2)フードダイバーシティ

日本には短期滞在の訪日客のみでなく、長期滞在客や在日外国人も増えつつあります。ヴィーガンやムスリムへの対応がもっと備わっていくと、外国人はフレンドリーで居心地よい国と感じてくれるのではないでしょうか。フードダイバーシティへのきめ細かな配慮がなされることで日本のホスピタリティの質は上がり、再訪したい国1位を今後もキープしていけると考えます。

帰国後も「再購買する」商品へと導くPEPPER LIKES

みずほリサーチ&テクノロジーズが中国・タイ・台湾人を対象に行った「訪日外国人の再購買に関する調査」によれば、訪日旅行中に購入した日本製品へはロイヤルティが高く、特に菓子は約7割の人が帰国後も自国の店舗や越境ECで再購買している、とのことです。

これらの帰国後消費額は、2011年と2023年とで比較すると12年間に実に4倍以上に増加しています。一度の日本の菓子との出会いが、輸出市場までも左右する可能性を秘めていると言えるでしょう。ただし、残念ながら多くの魅力的な菓子があるのに、訪日観光客に知られていない現状が。訪日客には日本の魅力を浮き彫りにし、SNSという最も効果的な方法*で埋もれている価値を発信し、届ける必要があります。

(*2025年6月更新の観光庁の「インバウンド消費動向調査」では、旅行者の情報源メディアの1位はSNS)

PEPPER LIKESでは訪日上位国のインフルエンサーマーケティングから事業者様のサービス・商品・施設の知名度を上げます。オンライン上で顧客接点を構築し、消費者の来訪や購買に繋げていきます。

訪日観光客がフォローするインフルエンサーのSNSを媒介にし、訪日客を日本独自の磨かれたリソースへ誘導。旅行客の本質的な要望にこたえる<本物志向>の体験を叶える一役を担います。PEPPER LIKESは、海外市場を内需と同様、訪日客の帰国後消費による輸出拡大までの商機と捉えて、日本の経済効果を高める後押しをしていきたいと考えています。

新サービス 「PEPPER LIKES x リサーチ」

PEPPER LIKES は、海外ユーザーへの「リサーチ」から生の声を集めて、広告主の製品やサービスの魅力を伝える方法を発掘する支援をいたします。マイクロインフルエンサーを中心に30,000人を超える複数国の、マルチジャンルに渡るインフルエンサーリストを有するプラットフォームの規模感は国内随一。インフルエンサーを対象に海外の実態を調査できるサービス自体、ユニ-クです。
アンケートによる定量調査とインタビューによる定性調査と2種があり、例えば定性調査の場合、日本企業から<どの製品が喜ばれるか>、<どう伝えたらよいか>、<どの媒体で伝えたらよいか>などを質問。海外ユーザーは<最近こういうアイテムが人気><こういう見せ方が刺さる><消費者はここで情報収集をしている>などと回答します。トレンドに敏感なインフルエンサーだからこそ、<売れる>方法論について深いヒアリングが可能。インフルエンサーならではの視点を吸収し、より効果的な訴求軸や訴求方法を特定し、海外展開する企業が成果を最大限発揮できるよう、ご案内してまいります。

独自リサーチをする5つのメリット:


✔現地目線で「海外に刺さる」情報を収集できる

✔「SNS を知り尽くす」プロによる回答が得られる

✔定量調査だけでなく、「定性調査で深堀り」が可能

✔インフルエンサーによる「企画提案」も受けられる

✔気に入ったインフルエンサーに「PR 依頼」も


PEPPER LIKES活用事例
1)大手製菓会社、PEPPER LIKESのSNS配信活用で英語圏・中国圏の訪日客に製品の広い認知を促進。
通常5-10万円クラスの影響力あるインフルエンサーを<抹茶菓子の詰め合わせ>の商品提供のみで5名起用。3万人超のリーチ数を達成し、製品の認知度とブランドイメージを格段に向上させた。

2)大手製菓会社、PEPPER LIKESの海外マーケティング活用で台湾での効果的なPRを実現。
台湾で 100万PV 以上あるブロガーが台湾のファミリー層、女性をターゲットに、記事で日本製菓子の魅力を発信。同時に検索エンジン対策、インサイト分析を実施し、プロモーションを拡大していった。


【運営会社】《株式会社LIFE PEPPER 概要》

所在地:〒104-0045 東京都中央区築地3-1-10 Shinto GINZA EAST 6F

代表取締役社長: 斉藤諒

URL:https://lifepepper.co.jp/

事業内容:

海外進出支援事業、海外マーケティング事業、海外ブランディング事業、海外リサーチ事業、外国人向けメディア事業、訪日外国人集客支援事業

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社LIFE PEPPER

TEL:03-6869-7976

Email:info@lifepepper.co.jp

URL:https://likes.lifepepper.com/

●PEPPER LIKES についてのお問い合わせ:
担当者:後藤
Email:erika_goto@lifepepper.co.jp
●メディア様ご取材などのお問い合わせ:
担当者:清水
Email:yushimizu0309@gmail.com

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会社概要

株式会社LIFE PEPPER

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URL
https://lifepepper.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 中央区築地3-1-10 Shinto GINZA East 6F
電話番号
03-6869-7976
代表者名
冨永重人 
上場
未上場
資本金
3490万円
設立
2014年04月