世界避妊デー&国際セーフアボーションデー SRHRアクション〜MY BODY MY CHOICE ・私のからだは私のもの!〜
経口中絶薬の承認や性暴力刑法改正、LGBT理解増進法の制定、緊急避妊薬薬局販売の試験的運用の決定、優生保護法国家賠償訴訟での原告たちの勝訴判決など、国内で「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」に関連する大きな動きが相次いでいます。
一方で、前進したかに見える経口中絶薬や緊急避妊薬の女性のアクセス改善は非常に限定的だったり、LGBT新法は当事者から「LGBT理解”抑制”法では?」という批判が上がったり、優生保護法の国賠訴訟でも国は控訴・上告を繰り返すなど、課題は山積みです。
また、日本が議長国を務めたG7や国連人権理事会の第4回日本UPR(普遍的定期的審査)、ビジネスと人権作業部会調査等で話題になった企業による長期間の未成年への性加害及び隠蔽など、ジェンダー平等やSRHRについての姿勢が問われる1年でもありました。
世界避妊デー、国際セーフアボーションデーの機会に改めて、関連団体や個人が集まり、これまでの歩みを讃えあい祝いながら、SRHRの諸問題を様々な角度から見つめ直し、改善のための次なるアクションへつなげていきます。
是非ご取材のほど、よろしくお願い申し上げます。
世界避妊デー(World Contraception Day)とは? |
国際セーフアボーションデー(International Safe Abortion Day)とは? |
【SRHR・スタンディングアクション】
■日時:2023年9月27日(水) 19:00-20:00
■場所:東京駅行幸通り
(東京都道404号皇居前東京停車場)
■内容:関連団体やSRHRに想いを寄せる人たちが集まり、歩みをお祝いしながら、私たちの求める未来を言葉にしていくスピーチを予定しています。
■共催:共催団体: 公益財団法人ジョイセフ、SRHRユースアライアンス、SOSHIREN 女(わたし)のからだから、#なんでないのプロジェクト、一般社団法人Spring、#もっと安全な 中絶をアクション(ASAJ) 他調整中
■お問い合わせ:公益財団法人ジョイセフ advocacy@joicfp.or.jp
【海外ネットワークと連携!オンラインアクション】
■日時:2023年9月28日(木)
■内容:団体SNS(Twitter、IGなど)を活用した、オンラインキャンペーン。 海外のSRHR団体、APA、WGNRR、She Decides、Fos Feminista、RFSU、SAIGEなど、アジア・パシフィック、欧米のISAD関連団体とのコラボレーションを行います。
#SRHR #SRHR4ALL #mybodymychoice #Sept28 #abortionishealthcare #AbortionSolidarity
【国際セーフアボーションデー直前企画:中絶薬承認、その次は?】
■日時:2023年9月23日(日) 14:00-15:30
■場所:オンライン
■内容:今年4月に日本でも中絶薬が承認され、5月には一部の病院で使われるようになりましたが、その運用にはさまざまな条件が課せられ、必要とする人に届きにくいものになっています。今回は、専門的な見解から、使用するかもしれない立場からの率直な実感まで含めた、中絶薬についてのASAJメンバーによるリレーメッセージをお送りしたあと、今後どんなことを考え行動したらいいか、参加者の皆さんと一緒に考えます。
■主催:もっと安全な中絶をアクション ■詳細:https://www.asaj2020.org/
【世界避妊デー記念・世界最大級ジェンダー平等国際会議 Women Deliver2023報告会】
■日時:2023年9月24日(日) 14:00-16:00
■場所:東京都内
■内容:2023年7月、世界最大級ジェンダー平等国際会議 Women Deliverが4年ぶりにルワンダ・キガリで開催されました。本会議にWomen Deliverが選ぶWDYoung Leaderとして参加した#なんでないの プロジェクト代表福田による報告会を開催します。
■詳細・お申し込み:https://womendelliver2023reportjapan.peatix.com/
■お問い合わせ:#なんでないの プロジェクト nandenainohinin@gmail.com
【人工妊娠中絶当事者の負担を減らしたい!change.org署名キャンペーン】
■ 「#中絶薬が10万円はありえない」
中絶薬へのアクセス改善を求める署名を始めました。是非賛同、拡散いただけますと幸いです!
https://chng.it/vSpmtmmNjr
■要望(一部抜粋)
・人工妊娠中絶当事者の金銭的負担をなくしてください。
・国連人権規約やWHO「中絶ケアガイドライン(2022)」をはじめとする国際規範に準拠した運用をしてください。当事者のニーズ、価値観、希望が尊重され、スティグマや差別のない、利用しやすいエビデンスに沿った中絶薬の運用・中絶ケアの実現を求めます。
■お問い合わせ:#なんでないの プロジェクト nandenainohinin@gmail.com
■国際協力NGOジョイセフについて
ジョイセフは、すべての人が自分の意思で生き方を選択できる世界をめざして、基本的人権であるSRHR【性と生殖に関する健康と権利】を推進する、日本生まれの国際協力NGOです。とりわけ、女性のSRHRを前進させるための活動に取り組んでいます。これまで半世紀以上にわたり、40を超える国と地域で、妊娠・出産・中絶によって亡くなる女性を減らすための支援、意図しない妊娠を防いで女性の人権を守るための家族計画の推進、HIV/AIDSを含む性感染症の予防、SRHR推進のための啓発や教育、アドボカシーを行ってきました。2017年に第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞を受賞。
ウェブサイト:https://www.joicfp.or.jp/
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