ライフログテクノロジーが宮崎県高鍋町と連携協定を締結
健康管理アプリ「カロミル」を活用した健康づくり事業の実施や、医療費削減効果を検証
食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)は、2022年2月22日に宮崎県高鍋町と連携協定締結式を行い、当社のアプリ等の利用を通じた地域住民の健康づくりに繋げる事業を実施していくことを決定いたしました。
〇連携協定締結の背景
高鍋町が注力している「スマートウエルネスシティ」の取り組みと、当社のAIやテクノロジーを駆使した健康増進に関する商品づくりや姿勢が合致していることに両者が共感し、今回の連携協定の締結に至りました。
◎連携協定締結式について
高鍋町役場で実施した締結式には、黒木高鍋町長、稲井副町長、当社代表棚橋繁行、CTO阿万広大らが出席。本連携協定の内容や今後のスケジュール等についての説明を行い、黒木町長からもこの締結に期待することなどのメッセージが送られました。本連携協定の主な内容は以下のようになっています。
・当社が取り組むこと
「カロミル」及び関連ツール(カロミルアドバイス、カロミルWell-being)の提供。
「カロミル」で判定できる食事情報に、高鍋町内飲食店で提供されるメニューを追加。
町民が「カロミル」を使用するために必要なサポートの提供。
「カロミル」の技術を活用した高鍋町自治体・地域向け健康増進ソフトウェアの企画及び開発。
・高鍋町が取り組むこと
「カロミル」及び関連ツールを町民向けの健康増進ツールとして採用。
町民による「カロミル」利用の定着に向けた積極的な情報発信、協力・参加促進。
高鍋町自治体・地域向け健康増進ソフトウェアの企画及び社会実験。
・双方で取り組むこと
町民を対象としたイベント・アプリ説明会の企画、主催。
同協定とそれに関連する事業に関して、PRを目的とした積極的な情報発信。
◎本連携のプログラムの達成目標
当社および高鍋町は、高鍋町が管轄する国民保険加入者の医療費の削減を本連携の大きな目標に掲げ、今後、「カロミル」の技術を活用した高鍋町民向けの健康づくり事業の実施や、「カロミル」の継続的な利用による医療費削減効果の検証を行っていきます。
この取り組みを通じ、当社は、高鍋町が掲げる『高鍋町が第6次総合計画後期基本計画で重点施策とする「スマートウエルネスシティ」の実現』に貢献してまいります。
〇黒木敏之高鍋町長からのコメント
「本町においては、第6次総合計画後期基本計画の重点施策としてスマートウエルネスシティ、すなわち、『住民が健康で幸福感を持って生活できるまち』の実現に取り組むことを掲げております。そのためにも町民自身が、自分の健康状態や生活習慣を客観的に把握することは、健康への意識づけにつながると考えております。今回の連携協定により、ライフログテクノロジー株式会社様の持つスマートウエルネスシティ、体重・血圧等のバイタルデータに加え、食事や栄養状態まで、スマートフォンを通して見える化する仕組みを構築することができるようになります。
また、今後の施策を検討する際の基礎データを得られるメリットもあると考えています。
自治体によるスマートフォンを活用した運動、バイタルデータ、栄養の3要素を網羅した健康づくりの取り組みは、前例の少ない先進的なものであると認識しており、このようなご提案をいただきましたことに深く感謝申し上げます。」
〇ライフログテクノロジー 代表 棚橋繁行からのコメント
「当社ではダイバーシティ経営の一貫で就業場所にとらわれない形で事業創出を進めて参りました。宮崎県高鍋町においては、当社 CTO の阿万とのご縁もあり2018年にIT企業誘致として高鍋オフィスを開設させていただき、当社にとって重要な財産である AI の開発を高鍋という地で構築して参りました。
この度、高鍋町が進めている「スマートウエルネスシティ」プロジェクトの取り組みにおいて、カロミルの仕組みをご活用いただき、町民の健康増進と医療費削減を実現させるプロジェクトをスタートすることになり、とても光栄に思っています。
少子高齢化が進む中、自治体の医療費増加の問題は全国的な大きな課題です。生活習慣病の発症予防や重症化予防、高齢者のフレイル対策などの課題において 生活習慣データ(ライフログ)の蓄積は重要になっています。
カロミルの仕組みを使って町民の方々の健康意識の改善・行動の見直しにお役立ていただき、医療費削減に繋げられるよう高鍋町の方々と一緒に取り組んで参ります。」
〇ライフログテクノロジー取締役 阿万広大からのコメント
「私は18歳で宮崎を離れ、その後技術者になり、2016年に代表の棚橋とカロミルを立ち上げました。2018年に幼少期の多くの時間を過ごした高鍋町にUターンし、町内にオフィスを構え、そこで新しいAI技術の開発を行っていきました。これまで培ってきた技術の集大成であるカロミルが、慣れ親しんだ町の皆様の健康管理に貢献できるのはとても嬉しいことだと感じております。また、「スマートウエルネスシティ」のプロジェクトに注力されている高鍋町に、同じ志を持つパートナーとして「人々の健康寿命を太く長くする」というミッションを掲げている弊社を選んで頂いたことをとても光栄に思っております。弊社のプロダクトや技術が、高鍋町の健康領域のDXの推進に貢献し、高鍋町が先進的なスマートウエルネスシティのお手本となる町になることを願っております。」
- 健康管理アプリ「カロミル」について
食事・運動・体重管理アプリです。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって自動で栄養価を割り出し登録します。カロリーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど18種類の栄養素の計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスを考慮した健康管理が可能です。また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現しています。会員数は130万人を超えました(2022年2月時点)。
- カロミルアドバイスについて
指導対象者(顧客)の「カロミル」アプリと連携し、食事や栄養指導がすべてオンライン上で完結できる、指導者向けのウェブツールです。指導対象者(顧客)の食事データの記録・蓄積が自動化されるだけでなく、AIが食事内容を自動で解析・栄養計算し、指導者の栄養計算など食事指導にかかる手間が大幅に削減されます。
- カロミル Well-beingについて
健康管理アプリ「カロミル」を使用した、在宅ワークなど、どんな業務スタイルでも参加できる「食事×運動」の新しいヘルスケアイベントです。日々の運動量や、食事データをチーム間で共有し、参加者の健康への興味を高めることができます。また実施した結果、食事内容の改善による肥満の改善やコミュニケーションの円滑化なども期待できます。
- ライフログテクノロジー株式会社について
当社は管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016年2月に創業し、東京本社と宮崎に拠点があり、スタッフは全員フルリモートワークです。主な事業はヘルスケアアプリ「カロミル」の開発・運営ですが、大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究も行っています。
- サービスに関するお問い合わせ先
info@calomeal.com
社 名: ライフログテクノロジー株式会社(Life Log Technology, Inc) 所在地: 〒103-0027東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階 設 立: 2016年2月 資本金: 6億1,956万円(資本準備金含む) 代表者: 代表取締役 棚橋繁行 |
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