多摩美術大学が、誰もが参加できる「デザインの大学」の第2弾を開講。デザインの視点で循環型社会を考える16の講義プログラム公開
「Tama Design University - Circular Design」東京ミッドタウン・デザインハブ内にて6月7日より。聴講無料。
大量消費やエネルギー依存から生じる環境破壊と気候変動に関する様々な課題に対して、我々はどう向き合っていくのか。さまざまなサーキュラーにまつわる課題にデザインの力で取り組む講師をお招きし、最先端のデザイン領域を学びます。
多摩美術大学 TUBでは、新しいデザインのヴァーチャル大学「Tama Design University」を2021年に開催しました。今回は、第二弾として「サーキュラーとデザイン」にフォーカスしています。
誰もが参加できる学びの機会として、会場だけでなくライブ配信も行います。デザイン関係者はもちろん、研究者、今までデザインに触れてこなかった方まで、多くの方とサーキュラーを一緒に考える場を目指します。
■Tama Design University – Circular Design 基本情報
日 程:2023年6月7日(水)〜6月30日(金)
会 場:多摩美術大学 TUB *会場参加とYouTube配信のハイブリッド開催
住 所:東京都港区⾚坂9丁⽬7番1号 ミッドタウン・タワー5階 (デザインハブ内)
参加費:無料
監 修:永井一史(多摩美術大学 TUBディレクター/統合デザイン学科 教授)
企画・運営:多摩美術大学 TUB
参加⽅法:会場参加(無料・要申込)とオンライン参加(申込不要)があります。
<会場での参加>
無料・要申込。以下ページにて各講義の会場参加チケットをお申込ください。
東京ミッドタウン・デザインハブ Peatixページ
https://tdu2.peatix.com/
<オンライン参加>
無料・申込不要。多摩美術大学 TUB YouTubeチャンネルにて配信します。(YouTubeLIVE形式)
https://www.youtube.com/channel/UCC-PL-Tb04RnMwlxxR-Dgyw
・講義プログラム 一覧 〜16のプログラムを開催〜
各回60分の講義を予定しています。*6月23日と6月26日は、90分の予定。
6月07日(水) 15:00- 渡辺 ゆうか (ファブラボ鎌倉 代表/一般社団法人 国際STEM学習協会 代表理事) 環境デザイン「ローカルでグローバル!?市民参加型のサーキュラーデザインとは?」
6月13日(火) 18:00- 平山 みな美 (グラフィックデザイナー/環境活動家) ヴィジュアルコミュニケーションデザイン「気候危機時代にグラフィックデザイナーができることとは?」*オンラインのみ
6月14日(水) 17:00- 四方 幸子 (キュレーター/批評家) 創発的デザイン「自然・精神・社会の共創を促すデザインとは?」
6月17日(土) 11:00- 四井 真治 (パーマカルチャーデザイナー) パーマカルチャーデザイン「自然(命)の仕組みから考える持続可能なデザインとは?」
6月17日(土) 14:00- 中台 澄之 (株式会社ナカダイホールディングス 代表取締役) 捨て方のデザイン「捨てることは悪なのか?」
6月17日(土) 17:00- 安藤 礼二 (多摩美術大学図書館長・教授/文芸評論家) デザイン考古学「人類は環境循環型社会をどのように実現してきたのか?考古学・人類学・芸術学の交点」
6月20日(火) 18:00- 森 一貴 (家主) わからなさのデザイン「私たちはデザインとともに、いかにわからなくなってゆけるか?」*オンラインのみ
6月21日(水) 17:00- 峯村 昇吾 (サービスデザイナー/造形構想株式会社代表取締役/株式会社図解総研取締役CDO) インダストリアルエコロジー「産業生態系のデザインとは?」
6月22日(木) 17:00- 小野 悠希 (ハチドリ電力 代表) 課題解決デザイン「気候変動に対していま私たちにできること 行動変容を促すデザインとは?」*オンラインのみ
6月23日(金) 18:00- Design Rethinkers[紫牟田伸子(編集家)、角めぐみ(NPO法人ハナラボ代表理事)、水内智英(京都工芸繊維大学准教授)、依田真美(相模女子大学教授)] システミックデザイン「複雑な社会問題に対するデザインアプローチとは?」
6月24日(土) 17:00- 長谷川 祐子 (キュレーター/美術批評/金沢21世紀美術館館長) 体験のデザイン「愛と共感の場をデザインするために」
6月26日(月) 18:00- 森田 敦郎 (大阪大学 人間科学研究科 教授/Ethnography Lab 代表) デザイン人類学「気候変動とトランジション:デザイン人類学の視点からのアプローチ」
6月27日(火) 17:00- 田仲 薫 (IDEO Tokyo シニア・デザイン・ディレクター) サーキュラーデザイン「気候変動時代に求められるデザイナーの役割とは?」
6月28日(水) 16:00- 枡野 俊明 (建功寺住職/庭園デザイナー/多摩美術大学名誉教授) 禅の庭のデザイン「禅の庭とは?」
6月28日(水) 19:00- 小林 泰紘 (一般社団法人 Ecological Memes 共同代表・発起人/エコシステミック・カタリスト/リジェネラティブ・ファシリテーター) リジェネラティブデザイン「人と自然のあいだをひらく非二元論的デザインとは?」
6月30日(金) 17:00- 齊藤 智彦 (合作株式会社 代表取締役/一般社団法人大崎町SDGs推進協議会専務理事/大崎町 政策参与) 公民連携のデザイン「循環を生み出すための自治体のデザインとは?」
「Tama Design University」とは?
Tama Design Universityは、誰でも学べるヴァーチャル大学です。2021年、第一線で活躍する研究者・実務家を招き、デザインの新領域を知り、共に考える機会として、50のオンライン講座を実施し、無料公開しました。受講生が動画を視聴するだけでなく学生証発行やリフレクションができる場も用意し、新しい学びのかたちを提案。2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。
・監 修:永井一史 (本学 統合デザイン学科教授)
・総視聴者数 42,000人以上/総視聴回数 140,000回再生以上
・多摩美術大学 TUBのYouTubeチャンネル登録者数 13,000人
◆多摩美術⼤学 TUB 基本情報
英語名称:Tama Art University Bureau
名 称:多摩美術⼤学 TUB
所在地:東京都港区⾚坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー5F (東京ミッドタウン・デザインハブ内)
⾯積:151.54 平⽅メートル
ディレクター:和⽥達也教授、永井⼀史教授
◆多摩美術⼤学 TUB について
2021年4⽉、東京ミッドタウン・デザインハブ(所在地:東京都港区)に、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく” をコンセプトに、多摩美術⼤学の様々なステークホルダーや企業、社会⼈と⾏うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学⽣だけでなく⼦どもから社会⼈まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学⽣作品の展⽰・発信を⾏います。
◆学校法⼈多摩美術⼤学について
理事⻑:⻘柳正規
多摩美術⼤学 学⻑:内藤廣
所在地:〒158-8558 東京都世⽥⾕区上野⽑ 3-15-34
創 ⽴:1935年
⼤学概要:創⽴以来「もの派」を牽引した関根伸夫、菅⽊志雄ら、またデザイン界でも三宅⼀⽣や深澤直⼈、佐藤可⼠和など世界を舞台に活躍する才能を数多く輩出。⼋王⼦・世⽥⾕の2キャンパスに、絵画、彫刻、⼯芸、デザイン、建築、映像、演劇、芸術学など10学科と⼤学院を設置。
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