Green Carbon株式会社は、タイで開催された国連食糧農業機関、農林水産省共催のイベントに登壇

アジアでの農業分野におけるカーボンクレジットマーケットを MRVの視点を踏まえ紹介

グリーンカーボン

Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み:グリーンカーボン))は、2024年10月21日(月)〜23日(水)にタイのバンコクで開催された、国際連合食糧農業機関(FAO※1)と農林水産省(MAFF)主催の「Climate Transparency in Agrifood System: Understanding MRVs and COP29 preparation(以下、本イベント)」に登壇したことをお知らせします。Green Carbonは、イベント2日目に開催された、温室効果ガス排出量の測定・報告・検証(MRV)システムに関するセッションに登壇し、カーボンクレジット領域の有識者として、アジアの農業分野におけるカーボンクレジットマーケットの拡大ポテンシャルをMRVの視点を踏まえ紹介しました。

◆本イベント概要

本イベントは、アジア太平洋地域の農業食品システムにおける気候変動対策の MRV(測定、報告、検証)システムと、 COP29 への準備に焦点を充てたワークショップです。NDC(Nationally Determined Contributions:国が決定する貢献※2)への活用や、農業食品システム内のMRVシステムの役割に対する理解を深めることを目的としています。また、本イベントはアジア太平洋地域の国々がCOP29において効果的に連携するための準備として開催され、官民学間の協力・連携を強化し、MRVの実践を促進・改善することを目指しています。

主催     :国際連合食料農業機関(FAO)、農林水産省(MAFF)

日時     :2024年10月21日〜23日

場所     :Novotel Ploenchit, Bangkok, Thailand

言語     :タイ語・日本語

各日程のテーマ:

〈1日目〉COP29に向けた準備

〈2日目〉MRVシステムの理解

〈3日目〉MRV実践の促進・改善

◆本イベント登壇の背景

GreenCarbonは、東南アジアを中心とするアジア太平洋地域の自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ、植林、牛のゲップ削減、バイ炭プロジェクトなど自然由来のカーボンクレジット創出を幅広く展開しています。

今回、Green Carbonの農業分野におけるカーボンクレジット創出の知見が評価され、本イベントの招待をいただきました。本イベントでは、農業由来のカーボンクレジット創出から販売までの過程で生じる測定方法や報告、検証について、GreenCarbonの実績を交えながら、どのように正確性や透明性を確保しているかを紹介しました。

本イベントでは、MRVが炭素市場の健全な発展に不可欠な要素かつ、気候変動対策の有効性を高めるために重要な役割を担うことが期待され、MRVの重要性を再認識する場として活用されました。

さらに、政府や国家間の制度や取り決めが進展し、各社がテクノロジーを駆使した削減量の計測や試算、モニタリング、レポーティングに取り組んでいる現状が明らかになると同時に、二重カウントの問題やグリーンウォッシュに加え、農業分野特有の課題として、データ収集の難しさ、資金不足、制度的な障壁、データの質とアクセス性、能力開発の必要性などが浮き彫りとなりました。

上記の課題解決には、技術の活用(衛星、AI、センサーなど)、資金調達、制度の強化、国際協力、ステークホルダー間の連携強化が必要とされています。そのためGreen Carbonは、衛星の活用や地域教育機関・研究機関との連携、自社サービスAgreenの開発・活用を通して、農業分野でのクレジット創出事業を拡大するとともに、MRVによる質の向上、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

◯ワークショップ登壇写真(登壇者:海外事業部 マネージャー 原田亮)

〇関連リリース

タイ関連のリリースは下記を参照ください。

https://green-carbon.co.jp/tag/thailand/

※1: 国際連合食糧農業機関(FAO)

国連食糧農業機関は、国連システムの中にあって食料の安全保障と栄養、作物や家畜、漁業と水産養殖を含む農業、農村開発を進める先導機関。

※2:NDC(Nationally Determined Contributions:国が決定する貢献)

世界の国々がパリ協定において5年ごとに提出することが義務化されている「温室効果ガスの排出量削減目標」。

◆Green Carbon 株式会社 

代表者   :代表取締役 大北 潤 

所在地   :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607   

設立    :2019年12月 

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。中でもメインで進めている水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出PJでは、日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約50,000haに拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。 

◆GREEN CARBON JAPAN VIETNAM COMPANY LIMITED

略称    :GREEN CARBON JAPAN VIETNAM CO,. LTD

代表者   :代表取締役 大北 潤

所在地   :10th Floor, The Nexus Building, 34-3B Ton Duc Thang, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam

設立    :2024年8月

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業

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会社概要

Green Carbon株式会社

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URL
http://green-carbon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-33 IsaI AKASAKA 607
電話番号
080-7307-8597
代表者名
大北潤
上場
未上場
資本金
3億29万円
設立
2019年12月