当社が代表企業を務める特別目的会社が山口県宇部市と「宇部市公共下水道西部処理区運営事業」の実施契約を締結
メタウォーター株式会社(社長:山口 賢二、本社:東京都千代田区)が代表企業を務める特別目的会社(SPC)「うべアクアフロント株式会社」(以下、「うべアクアフロント」)は11月27日、宇部市と「宇部市公共下水道西部処理区運営事業」(以下、「本事業」)における実施契約を締結しました。
本事業は、宇部市がPFI手法(コンセッション方式)を活用して実施する公民連携(PPP)事業です。宇部市が施設の所有権を保持したまま、うべアクアフロントが「西部浄化センター」の管理・運営を行います。また同社は、同センターの場外施設を包括的民間委託により維持管理も行います。このように本事業は、宇部市西部処理区の下水道施設を一体的に運営・維持管理をするものです。
事業の対象となる施設は、老朽化への対応や、将来の汚水量減少への対策(ダウンサイジング)など、多くの課題を抱えています。また労働力不足が深刻化する中で、専門技術や経験を有する技術者の確保や、中長期的な視点による人材育成が必要となっています。さらに地域の実情に即した汚泥の有効利用スキームの構築も喫緊の課題です。
本事業においては、対象施設の維持管理・更新などを民間の活力や創意工夫を生かしながら、30年間という長期にわたって一体的に実施していくことにより、こうした課題の解決、さらには持続可能な事業運営の実現が期待されています。
うべアクアフロントは、「地域」のインフラ企業として、「地域」に根差し、また「地域」と共に成長しながら、宇部市の下水道事業の一翼を担っていきます。そして当社は同社の代表企業として、これまで下水道施設の設計・建設、運転・維持管理業務で培ってきたノウハウを活用し、各構成企業と緊密に連携しながら、事業運営を支援していきます。
事業の概要
1)事業名
宇部市公共下水道西部処理区運営事業
2)事業方式
コンセッション方式(公共施設等運営事業)および包括的民間委託
3)対象事業
西部浄化センターの運営およびポンプ場・マンホールポンプ場の維持管理
4)事業期間
2026年4月~2056年3月(30年間)
5)事業主体
うべアクアフロント株式会社(特別目的会社)
特別目的会社「うべアクアフロント株式会社」の概要
1)設立
2025年9月4日
2)本社所在地
山口県宇部市内
3)代表者
代表取締役社長 森永 俊二朗
4)資本金
200,000,000円(資本準備金を含む)
5)出資企業
メタウォーター株式会社【代表企業】
フジ総業株式会社
ユーディーエンジニアリング株式会社
前村電気工事株式会社
大栄建設株式会社
UBE三菱セメント株式会社
事業の対象施設 *2025年11月時点

|
対象事業 |
宇部市公共下水道 西部処理区 |
|
処理場 |
西部浄化センター 窒法 |
|
場外施設 |
① 小串ポンプ場(分流汚水・雨水) |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
