20歳の学生が編集長を務める「千葉大学環境報告書」、充実の88ページの2016年版が発行
全国で最も学生が制作に関わっている環境報告書
国立大学法人千葉大学では、2004年度から毎年、環境ISO学生委員会が構成・取材・執筆・デザイン進行管理を担当して「環境報告書」を制作しています。本日、「千葉大学環境報告書2016」を発行いたしました。
- 千葉大学の環境報告書とは
環境報告書はホームページで全文公開 http://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment
- 2016年版の7つの章と6つのトピックス
TOPICS サステイナブルキャンパスの推進
2015年11月に千葉大学で開催した、エコキャンパスの取り組みを推進する大学が全国から集まって情報を共有をする「サステイナブルキャンパス推進協議会」の第3回年次大会についてトピックスで紹介しています。【第1章】千葉大学の概要
【第2章】環境教育・研究の取り組み
TOPICS 植物工場における葉の老化を抑制する栽培システムを開発
2015年度にメディアでも多数報道されて話題になった、植物工場において葉の老化を抑制することで、葉の廃棄ロスを減らすことができる栽培システムの開発をトピックスとして取り上げています。
【第3章】エコキャンパスへの取り組み
TOPICS 創エネルギーの取り組み
トピックスとして千葉大学が取り組んでいる太陽光発電、太陽熱利用、エコ給湯器、日射の自動制御装置の導入について紹介しています。
【第4章】学生主体の取り組み
TOPICS 学生が企業と取り組む環境活動
2015年度に環境ISO学生委員会が三菱製紙販売株式会社と協同で取り組んだ環境活動について紹介しています。
【第5章】環境コミュニケーション
TOPICS 国際化への対応
千葉大学の環境への取り組みを、海外からの留学生に説明したり、アジア環境会議で発表するなどの活動について紹介しています。
【第6章】環境・エネルギーマネジメントシステムの仕組みと結果
【第7章】資料編
- 編集長のコメント
石川愛海編集長
環境ISO学生委員会 環境報告書2016編集長 石川愛海(法政経学部3年・20歳)
「40名以上の学生委員、デザイナーの方々及び学内外の皆様に多大なるご協力をいただき、この千葉大学環境報告書2016を完成させることができました。編集長の業務を通し、千葉大学の環境マネジメントシステムについて深い理解を得ただけでなく、組織のマネジメントや人と関わる楽しさ・難しさを学びました。この報告書を通じてより多くの人々に千葉大学の環境への取り組みについて知ってもらえれば幸いです。」
※本年度のデザイナーは工学部デザイン学科4年生の7人チームです。
■千葉大学環境ISO学生委員会とは・・・2003年10月、千葉大学においてISO14001認証取得への動きが始まるとともに発足し、環境マネジメントシステムの構築・運用に貢献。現在では、学内の研修講師、目的目標実施計画の原案作成、内部監査、外部審査対応、環境報告書作成、省エネ省資源・緑化・堆肥化等の活動、地域との連携、学内への啓発活動などを担当。ホームページ http://env.chiba-univ.net/
- 本件に関するお問い合わせ
千葉大学環境ISO事務局
TEL: 043-290-3572
メール: kankyo-iso@office.chiba-u.jp
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