デル・テクノロジーズ、クラウドベースのAIOpsアプリケーション「Dell EMC CloudIQ」のサポート範囲を拡張するとともに、自律オペレーションにおける5段階のフレームワークを公開
ニュースの概要
・インテリジェントなAIOps機能を提供する「Dell EMC CloudIQ」が、新たに「Dell EMC PowerEdge」および「Dell EMC PowerSwitch」をサポート。Dell EMCインフラストラクチャー ポートフォリオ全体を網羅し、自律オペレーションの実現に向けた自動化レベルを押し上げ、問題解決までに要する時間を最大10倍高速化
・自律オペレーションにおける5段階のフレームワークを公開 ― あらゆる組織が、デジタル デスティニー(運命)を実現するために、高まるデータ ニーズへ効果的に対応管理することが可能に
・インテリジェントなAIOps機能を提供する「Dell EMC CloudIQ」が、新たに「Dell EMC PowerEdge」および「Dell EMC PowerSwitch」をサポート。Dell EMCインフラストラクチャー ポートフォリオ全体を網羅し、自律オペレーションの実現に向けた自動化レベルを押し上げ、問題解決までに要する時間を最大10倍高速化
・自律オペレーションにおける5段階のフレームワークを公開 ― あらゆる組織が、デジタル デスティニー(運命)を実現するために、高まるデータ ニーズへ効果的に対応管理することが可能に
当資料は、2021年9月22日に米国で発表されたブログの抄訳版です。
米国ブログ原文:https://www.delltechnologies.com/en-us/blog/delivering-the-path-to-autonomous-operations-with-cloudiq/
2021年9月22日、テキサス州ラウンドロック発:
デル・テクノロジーズは、クラウドベースのAIOpsアプリケーション「Dell EMC CloudIQ(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/storage/cloudiq.htm )」によるサポート範囲を拡張しました。今回、新たに「PowerEdge」サーバーおよび「PowerSwitch」ネットワーク スイッチにまで「CloudIQ」のサポート範囲を拡張しました。これにより、Dell EMCインフラストラクチャー ポートフォリオの主要テクノロジー製品のすべて(サーバー、ストレージ、データ保護、SAN、LAN、コンバージド/ハイパーコンバージド インフラストラクチャー)およびDSaaS(Data Storage as-a-Service、サービスとしてのデータストレージ)を網羅することとなります。
「CloudIQ」は、クラウドベースのAIOpsアプリケーションです。さまざまな問題がビジネスに深刻な影響を与える前の段階で、マシンラーニング(ML)および予測分析によって、これらの問題を根本から解消します。お客様が利用するインフラストラクチャー環境において優れたインサイトを提供し、日々のIT管理のワークフローを高速化するとともに、問題解決までの平均時間の短縮を実現します。
今回の「CloudIQ」のサポート範囲拡張は、今日のサービス エコノミーおよびインフラストラクチャーの運用の容易化のために、ITインフラストラクチャーの効率性と安全性を最大化する自律オペレーション戦略を企業に提供するという、デル・テクノロジーズの戦略の鍵となる要素の1つです。新たにWebhookとREST APIのサポートを開始したことで、お客様は「CloudIQ」からのデータをServiceNowやSlack、Microsoft Teams、Ansible、vRealizeといった広く普及しているツールに統合して、サービス チケット管理やインフラストラクチャーの問題解決といったプロセスを自動化できます。「CloudIQ」およびDell EMCインテリジェント インフラストラクチャーは、自律オペレーション体験の基盤として以下を実現します。
・インフラストラクチャー システムのAI/MLおよび自動化のレベルを進化させることで、自己最適化および自己維持管理が可能なIT環境を確立
・AIOpsアプリケーションのAI/MLおよび自動化のレベルを進化させることで、質の高いインサイトおよびワークフロー統合を実現し、ITサービス管理の合理化およびIT運用スタッフの役割のレベルアップを実現
・インテリジェント インフラストラクチャーとAIOpsアプリケーションを、マルチベンダー環境のIT管理および自動化ソフトウェアのITエコシステムと統合
「CloudIQ」によってIT運用チームは、単一のUIおよび運用状態を通知する単一のソースと推奨アクション、リアルタイムのレポート、AL/ML主導の分析などのすべてを、展開中のあらゆる場所のデル・テクノロジーズ システムで活用できるようになります。「CloudIQ」は、「Dell Technologies APEX Console」の主要コンポーネントの1つとして、「APEX Data Storage Services」とともに、パブリック クラウドおよびStorage-as-a-Serviceのデータ保護もモニタリングします。
また、デル・テクノロジーズは、このたび、自律型ITインフラオペレーションのフレームワークを5段階に分けて定義付けしました。「CloudIQ」とDell EMCのインフラストラクチャー ポートフォリオのインテリジェンスが統合されることで、この自律オペレーション モデルのレベル3までに対応し、大幅に増加しているIT管理のユースケースをサポートします。デル・テクノロジーズによる5段階の自律オペレーションのフレームワークは、以下の通りです。
・レベル0 ― 自動化なし: システムは、完全に手作業によって運用されます。
・レベル1 ― オペレーターによる支援: システムは、スクリプトに基づくアクションと手作業によるアクションの両方で運用されます。すべてのオペレーションには、人手によるインプットが必要です。
・レベル2 ― 部分的自動化: システムは、ルールベースの意思決定によって明示的なアウトプットを実現します。すべてのオペレーションには、人手によるインプットが必要です。
・レベル3 ― 条件付き自動化: システムは、推論ベースの意思決定によって、インサイト、提案、アクションを含めて、一般化したアウトプットを実現します。一部の例外を除いて、システムは、ほとんどのオペレーションを処理できます。
・レベル4 ― 高度な自律性: システムは、サービスレベルの目標達成のためのアクションを自動的に実行し、それらの結果との整合性が自動的に調整されることが期待されます。わずかな例外を除き、システムは、すべてのオペレーションを処理できます。
・レベル5 ― 完全な自律性: システムは、組織の価値に沿って自動的にアクションを実行し、人手によるインプットの有無に関係なく、これらの価値との整合性が自動的に調整されることが期待されます。一切の例外なく、システムは、すべてのオペレーションを処理できます。
先頃実施したユーザー調査の結果から、「CloudIQ」を導入することで、インフラストラクチャーに関する課題の解消までの所要時間を2倍から10倍高速化できることが明らかになっています(*1)。例えば、クラウド ベースのスマート製造ソリューションにおける大手プロバイダーであるPlex Systems社では、「CloudIQ」の活用によって、問題解決までのスピードが3倍速くなり、1週間あたり16時間の生産性向上を実現しました。
数十年にわたるソフトウェアのイノベーションがインテリジェント インフラストラクチャーを促進
デル・テクノロジーズは、数十年にわたりITオペレーションの大幅な簡素化を実現するソフトウェアを提供しています。このような前例のないソフトウェア イノベーションによる自動化への取り組みの結果、例えば「Dell EMC VxRail」ハイパーコンバージド インフラストラクチャーが実現する99.9999%のアップタイム(*2)、「PowerEdge」サーバーが実現する一般的な管理作業の85%の時間短縮(*3)、「Dell EMC PowerStore」が実現する高可用性ストレージ環境の保守管理の98%の時間短縮(*4)、「PowerSwitch」が提供するネットワーク構成作業の最大99%を自動化する能力(*5)など、他の追随を許さないサービスレベルを実現することができました。
価格と提供について
■価格:「CloudIQ for PowerEdge」「CloudIQ for PowerSwitch」「CloudIQ Webhook」「CloudIQ REST API」:追加費用なしで「ProSupport Enterprise Services」とともに提供
■提供について:
「CloudIQ for PowerEdge」:提供開始済み
「CloudIQ for PowerSwitch」:2021年10月中に提供開始予定
「CloudIQ Webhook」:現在お客様からの要望に応じて提供しており、2021年10月に一般提供開始予定
「CloudIQ REST API」:2021年10月に一般提供開始予定
上記製品はすべて、デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。
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*1. デル・テクノロジーズが実施した「CloudIQ」ユーザーへの調査に基づく(2021年5-6月)。 実際の結果は変動する場合があります。Ad# CLM-000884
*2. デル・テクノロジーズのフィールド パフォーマンスに基づく(2020年7月)。 実際の結果は変動する場合があります。AD# G20000255
*3. デル・テクノロジーズの委託によるPrincipled Technologies社レポート『Performing Common Systems Management Tasks with Dell EMC OpenManage Enterprise 3.5 vs Manual approaches』(2021年3月)に基づく。 実際の結果は変動する場合があります。Ad# G21000081
*4. 従来型RAIDおよびデル・テクノロジーズDynamic Resiliency Engine(DRE)について、高可用性アレイの展開とメンテナンスに要するスタッフ時間のデル社内分析に基づく 実際の結果は変動する場合があります。AD#: G21000090
*5. SmartFabric とマニュアル ネットワーク構成を比較した社内分析に基づく(2019年10月)。実際の結果は変動する場合があります。AD# G19000416
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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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© Copyright 2021 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.
Dell Technologies, Dell, EMCおよびDell EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
米国ブログ原文:https://www.delltechnologies.com/en-us/blog/delivering-the-path-to-autonomous-operations-with-cloudiq/
2021年9月22日、テキサス州ラウンドロック発:
デル・テクノロジーズは、クラウドベースのAIOpsアプリケーション「Dell EMC CloudIQ(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/storage/cloudiq.htm )」によるサポート範囲を拡張しました。今回、新たに「PowerEdge」サーバーおよび「PowerSwitch」ネットワーク スイッチにまで「CloudIQ」のサポート範囲を拡張しました。これにより、Dell EMCインフラストラクチャー ポートフォリオの主要テクノロジー製品のすべて(サーバー、ストレージ、データ保護、SAN、LAN、コンバージド/ハイパーコンバージド インフラストラクチャー)およびDSaaS(Data Storage as-a-Service、サービスとしてのデータストレージ)を網羅することとなります。
「CloudIQ」は、クラウドベースのAIOpsアプリケーションです。さまざまな問題がビジネスに深刻な影響を与える前の段階で、マシンラーニング(ML)および予測分析によって、これらの問題を根本から解消します。お客様が利用するインフラストラクチャー環境において優れたインサイトを提供し、日々のIT管理のワークフローを高速化するとともに、問題解決までの平均時間の短縮を実現します。
今回の「CloudIQ」のサポート範囲拡張は、今日のサービス エコノミーおよびインフラストラクチャーの運用の容易化のために、ITインフラストラクチャーの効率性と安全性を最大化する自律オペレーション戦略を企業に提供するという、デル・テクノロジーズの戦略の鍵となる要素の1つです。新たにWebhookとREST APIのサポートを開始したことで、お客様は「CloudIQ」からのデータをServiceNowやSlack、Microsoft Teams、Ansible、vRealizeといった広く普及しているツールに統合して、サービス チケット管理やインフラストラクチャーの問題解決といったプロセスを自動化できます。「CloudIQ」およびDell EMCインテリジェント インフラストラクチャーは、自律オペレーション体験の基盤として以下を実現します。
・インフラストラクチャー システムのAI/MLおよび自動化のレベルを進化させることで、自己最適化および自己維持管理が可能なIT環境を確立
・AIOpsアプリケーションのAI/MLおよび自動化のレベルを進化させることで、質の高いインサイトおよびワークフロー統合を実現し、ITサービス管理の合理化およびIT運用スタッフの役割のレベルアップを実現
・インテリジェント インフラストラクチャーとAIOpsアプリケーションを、マルチベンダー環境のIT管理および自動化ソフトウェアのITエコシステムと統合
「CloudIQ」によってIT運用チームは、単一のUIおよび運用状態を通知する単一のソースと推奨アクション、リアルタイムのレポート、AL/ML主導の分析などのすべてを、展開中のあらゆる場所のデル・テクノロジーズ システムで活用できるようになります。「CloudIQ」は、「Dell Technologies APEX Console」の主要コンポーネントの1つとして、「APEX Data Storage Services」とともに、パブリック クラウドおよびStorage-as-a-Serviceのデータ保護もモニタリングします。
また、デル・テクノロジーズは、このたび、自律型ITインフラオペレーションのフレームワークを5段階に分けて定義付けしました。「CloudIQ」とDell EMCのインフラストラクチャー ポートフォリオのインテリジェンスが統合されることで、この自律オペレーション モデルのレベル3までに対応し、大幅に増加しているIT管理のユースケースをサポートします。デル・テクノロジーズによる5段階の自律オペレーションのフレームワークは、以下の通りです。
・レベル0 ― 自動化なし: システムは、完全に手作業によって運用されます。
・レベル1 ― オペレーターによる支援: システムは、スクリプトに基づくアクションと手作業によるアクションの両方で運用されます。すべてのオペレーションには、人手によるインプットが必要です。
・レベル2 ― 部分的自動化: システムは、ルールベースの意思決定によって明示的なアウトプットを実現します。すべてのオペレーションには、人手によるインプットが必要です。
・レベル3 ― 条件付き自動化: システムは、推論ベースの意思決定によって、インサイト、提案、アクションを含めて、一般化したアウトプットを実現します。一部の例外を除いて、システムは、ほとんどのオペレーションを処理できます。
・レベル4 ― 高度な自律性: システムは、サービスレベルの目標達成のためのアクションを自動的に実行し、それらの結果との整合性が自動的に調整されることが期待されます。わずかな例外を除き、システムは、すべてのオペレーションを処理できます。
・レベル5 ― 完全な自律性: システムは、組織の価値に沿って自動的にアクションを実行し、人手によるインプットの有無に関係なく、これらの価値との整合性が自動的に調整されることが期待されます。一切の例外なく、システムは、すべてのオペレーションを処理できます。
先頃実施したユーザー調査の結果から、「CloudIQ」を導入することで、インフラストラクチャーに関する課題の解消までの所要時間を2倍から10倍高速化できることが明らかになっています(*1)。例えば、クラウド ベースのスマート製造ソリューションにおける大手プロバイダーであるPlex Systems社では、「CloudIQ」の活用によって、問題解決までのスピードが3倍速くなり、1週間あたり16時間の生産性向上を実現しました。
数十年にわたるソフトウェアのイノベーションがインテリジェント インフラストラクチャーを促進
デル・テクノロジーズは、数十年にわたりITオペレーションの大幅な簡素化を実現するソフトウェアを提供しています。このような前例のないソフトウェア イノベーションによる自動化への取り組みの結果、例えば「Dell EMC VxRail」ハイパーコンバージド インフラストラクチャーが実現する99.9999%のアップタイム(*2)、「PowerEdge」サーバーが実現する一般的な管理作業の85%の時間短縮(*3)、「Dell EMC PowerStore」が実現する高可用性ストレージ環境の保守管理の98%の時間短縮(*4)、「PowerSwitch」が提供するネットワーク構成作業の最大99%を自動化する能力(*5)など、他の追随を許さないサービスレベルを実現することができました。
価格と提供について
■価格:「CloudIQ for PowerEdge」「CloudIQ for PowerSwitch」「CloudIQ Webhook」「CloudIQ REST API」:追加費用なしで「ProSupport Enterprise Services」とともに提供
■提供について:
「CloudIQ for PowerEdge」:提供開始済み
「CloudIQ for PowerSwitch」:2021年10月中に提供開始予定
「CloudIQ Webhook」:現在お客様からの要望に応じて提供しており、2021年10月に一般提供開始予定
「CloudIQ REST API」:2021年10月に一般提供開始予定
上記製品はすべて、デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。
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*1. デル・テクノロジーズが実施した「CloudIQ」ユーザーへの調査に基づく(2021年5-6月)。 実際の結果は変動する場合があります。Ad# CLM-000884
*2. デル・テクノロジーズのフィールド パフォーマンスに基づく(2020年7月)。 実際の結果は変動する場合があります。AD# G20000255
*3. デル・テクノロジーズの委託によるPrincipled Technologies社レポート『Performing Common Systems Management Tasks with Dell EMC OpenManage Enterprise 3.5 vs Manual approaches』(2021年3月)に基づく。 実際の結果は変動する場合があります。Ad# G21000081
*4. 従来型RAIDおよびデル・テクノロジーズDynamic Resiliency Engine(DRE)について、高可用性アレイの展開とメンテナンスに要するスタッフ時間のデル社内分析に基づく 実際の結果は変動する場合があります。AD#: G21000090
*5. SmartFabric とマニュアル ネットワーク構成を比較した社内分析に基づく(2019年10月)。実際の結果は変動する場合があります。AD# G19000416
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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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© Copyright 2021 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.
Dell Technologies, Dell, EMCおよびDell EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
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