光回線の乗り換えは2年ごとに行うべきなのか？光回線の乗り換えや利用期間に対して393名にアンケートを実施

株式会社NEXT

2024年9月12日 13時53分

株式会社NEXT（所在地：東京都新宿区、代表取締役：野一亮二）が運営する情報メディア「ネットのいろは」にて、光回線の乗り換えに関するアンケート調査を実施しました。この調査から、光回線を契約更新月の2年ごとに見直すことで、約79％のユーザーが満足していることが分かりました。

■調査した背景

インターネット上では、「光回線はスマホと同じように2年ごとに乗り換えたほうがいい」と発信するメディアが多く存在します。しかし、その根拠は諸説あり、実際に乗り換えることで満足度を高めることができるのか疑問視していました。そこで、当メディアで「光回線ユーザー」に向けてアンケートを実施し、どのくらいの期間で光回線を乗り換えたのか、また乗り換えによって満足度は上昇したのかを確認することで、インターネット上で発信されている情報の真偽を確かめることにしました。

■調査サマリ

①光回線の乗り換え経験があるユーザー向けのアンケート

・乗り換え前の光回線の利用年数

・乗り換え前に利用していた光回線

・現在利用している光回線

・光回線を乗り換えた理由

・情報収集媒体

・乗り換えた光回線の満足度

調査内容の根拠：PDF

②現在光回線を利用しているユーザー向けのアンケート

・現在の光回線の利用年数

・現在の光回線を乗り換えたいと思ったかどうか

・乗り換えたいと思った理由

・今の光回線を継続利用している理由

・キャンペーンがあれば乗り換えたいかどうか

調査内容の根拠：PDF

■調査概要

・調査期間：2024年8月26日～9月9日

・調査対象：20代～90代の男女

・調査人数①：193名（乗り換えアンケート）

・調査人数②：200名（光回線利用状況アンケート）

・調査媒体：クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」

■乗り換え前の光回線の利用年数

利用者に対して「乗り換え前の光回線の利用年数」を確認したところ、もっとも多かった回答は「2〜3年未満」で193名中54名（全体の約28％）でした。とくに「料金が安くなる」や「通信速度が速くなる」ことを理由に乗り換えするユーザーが多く（※後述）、この結果から、光回線の乗り換えは満足度を大きく上げることが分かります。

■乗り換え前に利用していた光回線

「乗り換え前に利用していた光回線」の回答でもっとも多かったのは「ドコモ光」の49名（全体の約35％）でした。2番目に多かったのは「フレッツ光」の37名、3番目に多かったのは「ソフトバンク光」の34名でした。この結果から、業界でも知名度の高い光回線を利用していたユーザーが多いことが分かります。

■現在利用している光回線

「現在利用している光回線」の回答でもっとも多かったのは「ソフトバンク光」の44名（全体の約23％）でした。次に多かったのは「ドコモ光」の29名でした。この2社のユーザーの乗り換え前の光回線でもっとも多かったのは「フレッツ光」です。フレッツ光はプロバイダ料金が別途発生するため「月額料金を安くするために乗り換えた」というユーザーも多くいました。

その他、ドコモ光からビッグローブ光へ、ソフトバンク光からドコモ光など、大手事業者間で乗り換えるユーザーも一定数おり、乗り換えの理由でもっとも多かったのは、やはり「料金が高かったから」でした。しかし、大手事業者の月額料金は、そこまで大きな差がありません。

大手から大手への乗り換えで直接料金に関わってくるのは「キャンペーン」あるいは「スマホのセット割」です。光回線には、スマホキャリアとのセット割が適用される事業者も多くあります。料金の見直しで大手事業者間で乗り換えているユーザーは、キャンペーン目的、あるいはセット割が適用される光回線へ乗り換えているということが、この結果から分かります。

■光回線を乗り換えた理由

光回線を乗り換えた理由でもっとも多かったのは「料金が安くなるから」で95名（全体の約33％）でした。次に多かったのは「お得なキャンペーンがあったから」で82名、3番目に多かったのは「通信速度が速くなるから」で39名でした。「キャンペーン」の回答を含めると、料金面での回答は全体の約61％を占めており、料金の見直しを理由に乗り換えているユーザーが多いことが分かりました。

■情報収集媒体

「光回線を乗り換える際に参考にした媒体」に対する回答では「Web検索」が78名（全体の約40％）ともっとも多い結果になりました。Web検索ではインターネットメディアや事業者の公式ホームページなど、様々な情報源から情報を収集できるメリットがあります。ちなみにWeb検索と回答したユーザー78名のうち、「乗り換えに満足した」と回答したユーザーは72名でした。この結果から、Web検索を情報収集媒体に使うことで、より満足度の得られる乗り換えができることが分かりました。

■乗り換えた光回線の満足度

乗り換え後の光回線の満足度調査では、全体の約79％が「満足」と回答しました。内訳は「大変満足している」が61名（全体の約31％）、「満足している」が95名（全体の約48％）です。「料金面」や「速度の改善」を目的とした乗り換えが多かったことから、多くのユーザーがその2つの目的に対して満足度を得ていることがこの結果から分かります。

■現在の光回線の利用年数

「現在利用している光回線の利用年数」では、「5〜6年未満」が40人（全体の20％）ともっとも多い結果に。次に多かったのは「10年以上」で30名でした。利用期間が長いユーザーがいることを鑑みると、最初から、あるいは乗り換え時に満足度の高い光回線を選ぶことで、さらなる乗り換えをする必要がなくなることがこの結果から分かります。

■現在の光回線を乗り換えたいと思ったかどうか

光回線ユーザーへ「乗り換えたいと思ったことはありますか？」と質問したところ、「思ったことがない」が142名と全体の約71％でした。この結果から、基本的には現状で満足していることが分かります。一方で、乗り換えない理由も併せて調査した結果、意外な事実が判明しました。

思ったことがないと回答したユーザーの理由を深堀りしてみると、意外なことに「乗り換えが面倒」と回答したユーザーが84名ともっとも多い結果に。他には「通信速度も速く快適」が62名、「料金プランに満足している」が53名という結果になりました。満足度の高さを感じるユーザーがいる一方で、満足していないが手続きの面倒さを漠然と感じてそのまま利用しているユーザーもいることが、この結果から分かります。

次に、「思ったことがある」と回答したユーザーは58名となっており、さらに理由を確認してみると「料金プランが高いから」と回答したユーザーが33名でした。この結果から、料金や速度について悩みを抱えながら乗り換えを検討しているユーザーがいることが分かります。

■キャンペーンがあれば乗り換えたいかどうか

最後に、「お得なキャンペーンがあれば乗り換えたいか」に対しての回答では、「乗り換えたい」が120名という結果に。そのうち、併せて「乗り換えが面倒」と回答しているユーザーが58名でした。できれば乗り換えたいが、乗り換えるハードルの高さを感じているユーザーが多くいることが、この結果から分かりました。

■光回線の相談はインターネットメディア「ネットのいろは」まで

「ネットのいろは」は、＠スマート光・MONSTER MOBILEを提供する「株式会社NEXT」が運営するネット回線専門メディアです。ネット回線の基礎知識や利用者レビューなど、価値のあるコンテンツを世に提供することをモットーに、情報発信しています。ネット回線の乗り換えなどでお悩みの方は、ぜひネットのいろは、あるいは運営元のNEXTまでお気軽にお問合せください。