クラウドストライク、エンドポイント、クラウド、生成AI、SaaS全体でデータを保護するための統合データ保護を発表

Falcon Data Protectionの新たなイノベーションは、暗号化されたファイルの流出、生成AIによるデータ漏洩、SaaSの設定ミスを阻止し、攻撃者が機密データ窃盗に悪用するギャップを埋める

クラウドストライク合同会社

※この資料は米国にて2025年4月29日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

クラウドストライク(NASDAQ:CRWD)は本日、新しいCrowdStrike Falcon® Data Protectionのイノベーションを発表しました。これにより、セキュリティチームはエンドポイント、クラウド環境、生成AIおよびSaaSアプリケーション全体で機密データを保護し、インサイダーやアイデンティティベースの攻撃者による情報流出を防ぐことができます。これらのイノベーションを使用すると、CrowdStrike Falcon® サイバーセキュリティプラットフォームにより、セキュリティチームはエンドポイントとクラウドで別々のツールを必要とする従来のDLPソリューションを、単一のプラットフォームによるリアルタイムの統合された保護機能に置き換えることができます。

データは攻撃者の主要な標的に
攻撃者は、標的を混乱させることからデータ窃盗に移行し、設定ミスや信頼できるアイデンティティを標的にして機密情報を取り出し、下流での攻撃を加速させています。SCATTERED SPIDERのようなグループは、SSOアカウントを侵害してSharePointやOutlookのパスワード、VPNの手順、内部文書を収集し、ラテラルムーブメントや恐喝行為を支援しています。FAMOUS CHOLLIMAのように、企業が発行したエンドポイントやクラウド環境への内部アクセスを取得し、リモートアクセスツールを使用して知的財産や顧客データを盗むグループもいます。生成AIの導入が増えるにつれ、設定ミスのあるアプリケーションやセキュアでない使用方法によるデータ流出につながる新たなベクトルが生まれます。クラウドストライクは、最新のハイブリッド環境全体で機密情報を保護することで、攻撃者がデータを盗み出すために利用する隙間を埋めています。

クラウドストライクで最高技術責任者を務めるエリア・ザイツェフ(Elia Zaitsev)は次のように述べています。

「現在の脅威環境において、データは単なる資産ではなく、主要な標的になっています。従来のデータの保護方法では対応できません。データが環境間で断片化されており、暗号化された状態ではデータ流出を検知できず、脅威をリアルタイムで阻止できないためです。今日、企業は承認されていない、または不正に使用されている生成AIツールに従業員が機密データを誤って漏洩してしまうという新たなリスク要因にも対処する必要があります。Falcon Data Protectionにより、データ保護は次の段階に進みます。データ窃盗を未然に防ぐために必要なリアルタイムの保護を活用して、データエコシステム全体で統一された可視性と制御を提供します」

データ保護の変革には統合プラットフォームが必須
Falcon Data Protectionは、単一のプラットフォームを介して包括的な保護を提供することで、エンドポイントおよびクラウド、SaaSセキュリティツールを個別に断片的に使用する必要がなくなります。主なイノベーションは次のとおりです。

ランタイムクラウドデータ保護

  • Falcon Data Protection for Cloud:クラウドデータに対して保存時も移動中もランタイム保護を提供し、eBPFを活用してシステムの速度を低下させることなく、不正なデータ移動をリアルタイムで検知しブロックします。オンプレミス/マルチクラウド環境全体のデータフローを単一ビューで確認できます。


業界初の暗号化流出の防止

  • Falcon Data Protection for Endpoint – 暗号化検知: 7zipファイルなどの暗号化されたアーカイブ内の機密データを作成時に検査する革新的な機能を提供します。ファイルがロックされて流出する前に、データ窃盗の試みを特定して自動的にブロックします。


完全な生成AIデータセキュリティ

  • Falcon Data Protection for Endpoint – 生成AIによる漏洩防止:独自の類似性検知DNA技術を使用して、生成AIツールをアップロードするために変更したり再パッケージ化したりした場合でも、機密情報を含むコンテンツを認識します。コンテンツタイプ、ソース、または秘密度ラベルによりポリシーを適用します。機密情報の意図せぬ露出を防ぎ、管理対象および管理対象外の生成AIアプリケーションでデータ漏洩をブロックします。


包括的な保護範囲の拡大

  • Falcon Data Protection for Endpoint – macOSの拡張保護:macOS環境に統合データ保護が拡張され、さまざまなエンドポイントフリート全体に一貫した可視性と保護を提供します。 

  • SaaS脅威サービス:機密データを侵害する可能性のあるSaaSセキュリティの脅威に対して専門家主導のハンティング、評価、および対応方法を提供します。 

  • Falcon Privileged Access:機密データに対する永続的な権限を動的に排除し、必要に応じて安全な条件下でジャストインタイムの昇格アクセスを許可します。 

  • アイデンティティベースの脅威検知:CrowdStrike Falcon® Next-Gen SIEMCrowdStrike Falcon® Identity Protectionを組み合わせて、機密データを標的にしているアイデンティティベースの脅威を検知し無力化します。 

  • CrowdStrike Pulse Services:進行中のカスタマイズされたセキュリティガイダンスを提供して、オンプレミス環境とクラウド環境全体のデータ保護を強化します。


クラウドストライクの最新のデータ保護イノベーションの詳細情報についてはブログをご覧ください(英語のみ)。

クラウドストライクについて
クラウドストライク(NASDAQ:CRWD)は、サイバーセキュリティのグローバルリーダーであり、エンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データを含む企業リスクを考える上で重要な領域を保護する世界最先端のクラウドネイティブのプラットフォームにより、現代のセキュリティを再定義しています。

CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、CrowdStrike Security CloudおよびワールドクラスのAIを搭載し、リアルタイムの攻撃指標、脅威インテリジェンス、進化する攻撃者の戦術、企業全体からの充実したテレメトリを活用して、超高精度の検知、自動化された保護と修復、精鋭による脅威ハンティング、優先付けられた脆弱性の可観測性を提供します。

Falconプラットフォームは、軽量なシングルエージェント・アーキテクチャを備え、クラウド上に構築されており、迅速かつスケーラブルな展開、優れた保護とパフォーマンスを提供し、複雑さを低減し即座に価値を実現します。

CrowdStrike: We stop breaches.

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会社概要

クラウドストライク合同会社

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URL
https://www.crowdstrike.jp/
業種
情報通信
本社所在地
150 Mathilda Place, Sunnyvale, CA 94086 USA
電話番号
-
代表者名
尾羽沢功
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年12月