I・TOP横浜「路線バス自動運転プロジェクト」~日本初 大型バスによる遠隔監視・操作での自動運転を実施~
横浜市と相鉄バス㈱、群馬大学は、IoT等による新ビジネス創出を促進する「I▫TOP横浜」の取組として、自動運転技術による持続可能なモビリティサービスの実現を目指し、令和元年9月に「路線バス自動運転プロジェクト」を立ち上げ、今回群馬大学発ベンチャー企業である日本モビリティ㈱も加わりました。
本プロジェクトの一環として、令和2年7月27日に相鉄バスの旭営業所(横浜市旭区)内、29日によこはま動物園正門と里山ガーデン正面入口を結ぶ約900mで、相鉄バスと群馬大学の実施する共同研究に日本モビリティが開発協力を行い、日本初となる大型バスによる運転席無人、遠隔監視・操作での自動運転の実証実験を行いました。
令和2年度内には2回目となる営業運行での実証実験を「遠隔監視・操作システム」で予定(時期・場所は未定)するなど、今後もさまざまな実証実験やそれによる社会受容性の向上、公共交通機関網強化の可能性を検証し、自動運転「レベル4」による営業運転を目指します。
横浜市では、本プロジェクトの取組みを通じて、オープンイノベーションにより中小企業やベンチャー企業等の参画を促し、「イノベーション都市・横浜」を推進します。
■実証実験の概要
①相鉄バス旭営業所での実証実験
日時:令和2年7月27日(月)
コース:相鉄バス 旭営業所内の周回コース
(約290mを最高時速10kmで走行)
自動運転:「運転席無人」「遠隔地に運転士」
②よこはま動物園周辺での実証実験
日時:令和2年7月29日(水)
コース:よこはま動物園正門と里山ガーデン正面入口間
(約900mを最高時速20kmで走行)
自動運転:「運転席無人」「遠隔地に運転士」
■路線バス自動運転プロジェクトとは
令和元年9月、横浜市と相鉄バス㈱、群馬大学は、IoT等による新ビジネス創出を促進する「I▫TOP横浜」の取組として、自動運転技術による持続可能なモビリティサービスの実現を目指し、「路線バス自動運転プロジェクト」を立ち上げました。前回は、令和元年9月14日から10月14日まで、大型バスを使用した営業運行(里山ガーデンフェスタ実行委員会より受託し、貸し切り営業として運行)で自動運転の実証実験を実施し、16日間で4,907人の方にご乗車いただきました。
今回、群馬大学発ベンチャーである日本モビリティ㈱も加わり、引き続き郊外部における交通ネットワークの維持や、人口減少に伴う労働力不足への対応を目的に、自動運転バスによる地域交通課題の解決を目指します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像