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株式会社リコー
会社概要

Yun Jian Art Museum(中国・上海)でStareReap中国初グループ展「StareReap 2.5 リコーアートギャラリー作品展」開催

株式会社リコー

 この度、株式会社リコー / StareReapプロジェクトは云间美術館 / Yun Jian Art Museu(中国・上海)にて、「感官次元——StareReap 2.5 RICOH ART GALLERY作品展」を開催いたします。

 
 このグループ展は、StareReapプロジェクト、RICOH ART GALLERY(東京・銀座)で発表された作品群を初めて中国・上海で展示・発表いたします。
上海はアジア最大級のアートの中心地として知られており、「上海時間」というスローガンを掲げ、世界のアート・マーケットからの注目を集めています。また、2022年に日本・中国は日中国交樹立50周年を迎え、本展覧会はそれを機にBranding Shanghaiとの共同で企画されています。

【開催概要】
タイトル:感官次元——StareReap 2.5 RICOH ART GALLERY作品展
    (感官次元——StareReap 2.5 理光艺术画廊作品展)
期間:2022.11.30 – 2022.12.15
開廊時間 : 10:00 – 17:00
場所:云间美術館 / Yun Jian Art Museum
上海市浦東新区世紀大道100号 上海・ファイナンシャル・ワールドセンター 29階
上海市浦东新区世纪大道100号环球金融中心29楼
29th Floor, No.100, Century Ave., Pudong New Area, Shanghai China

 本展覧会では、日本だけでなく、海外のアートシーンの第一線で活躍するも参加いたします。 日本からは、日比野克彦、横田大介、金氏徹平、大山エンリコイサム、小林健太、CHRISが参加し、海外作家からはJonathan MonkやRyan Ganderが参加いたします。

 StareReapは、株式会社リコーが印刷技術に精通した現代アーティストとコラボレーションし、革新的な作品を制作するために始めたアート・プロジェクトです。 本展では、従来の紙やキャンバスではなく、金属、ガラス、アクリル、木など様々な素材を用いて制作しており、手作業ではできない微妙な質感や表現を行っています。 デジタル作品、写真、コラージュなど、様々な表現技法の作家とのコラボレーションを行っています。

■StareReapについて
 StareReapは現代美術家とのコラボレーションにより、プリンティングのテクノロジーを活用した新しい作品群を生み出していく、株式会社リコー発のアート・プロジェクトです。これまで、StareReapはRICOH ART GALLERY(東京・銀座)を中心に、日本国内の作家に留まらず、世界中の作家とのコラボレーションによる展覧会を開催してまいりました。StareReap 2.5とは、UVインクジェットを用いた立体印刷の技術で、約23ミクロンという
非常に微細なUVインク滴を何層も重ね、従来の版画・印刷技法(シルクスクリーンやリトグラフ)では表現できなかった複雑な凹凸やテクスチャ表現を可能としています。金属、ガラス、木材など、様々な素材への印刷を行うことができ、手作業ではできない微細な表現や、空想的なテクスチャの表現などアーティストの表現領域を拡張します。
 また、StareReapは作家との繰り返される試作の中で、テクノロジーを超えた作品性の創出や、作家の自由なイマジネーションを尊重するように努めています。プリンティング・ディレクターが作家とアイディアを磨いていく中で、新しい表現にたどりつくこと。それが、このプロジェクトの目的です。数多くのアーティストとの出会いによって、まだ誰も見たことがない先端的な作品をStareReapは追求し続けています。

 大きく異なった表現方法を作家それぞれがトライをし、そのイマジネーションを柔軟に受け止めるリコーのテクノロジーをこの機会にどうぞお楽しみください。

■Branding Shanghaiについて
 Branding Shanghaiは、上海という都市の国際的な発信、文化発信におけるプラットフォーム構築を目的とした非営利組織です。 Branding Shanghaiの公式アンバサダーには、俳優の胡歌(フー・ゴー)、Angelababy、ダンサーの谭元元(タン・ヤンヤン)、バイオリニストのCharlie Siemなど、各分野の第一線で活躍する文化人が名を連ねています。
 Branding Shanghaiは、イギリス、イタリア、フランス、日本において上海という都市の発信を行っています。「Focus on China」(イギリス、エディンバラ)プロジェクトや、「World Cities Day」などのプロモーション・イベントの企画から、「HOME·TOWN Photo and Art Exhibition」や「PHOTOFAIRS Shanghai」などのアート・プロジェクトの開催に携わっています。また、テレサ・メイ元英国首相の中国訪問支援など、イギリスとのつながりを深く持っています。中英ビジネスフォーラム、第1回中国国際輸入博覧会の英国パビリオン、女王誕生日祝賀会など、中国におけるプロジェクトの企画に携わっています。

■参加作家について
 StareReapはこれまで平面から立体まで、デジタル作品・写真・コラージュなど様々な表現技法・媒体を通じて、アーティストとのコラボレーションを行ってまいりました。

 












(Left)
海と膿   Sea and Pus (Photograph of Skulls)
金氏 徹平 / Teppei Kaneuji
Year:2006 / 2020, 35.9 × 54.0 cm, UV inkjet print (StareReap 2.5 print) on acrylic board, polycarbonate
(Right)
SPECULA #18
大山エンリコイサム / Enrico Isamu Oyama
Year:2021, 88.8 x 88.8cm(image)/ 100.8 x 100.8 x 5cm(framed), UV inkjet print (StareReap 2.5) on PVC board with aluminum mounting

 金氏徹平(b.1978, Japan)は日常の身の回りにあるものや流通するイメージを組み合わせたコラージュ作品で知られています。国内外の美術館でも多数展示しており、日本の現代アートシーンをリードし続けている40代の作家です。金氏が過去から取り組んできたコラージュ作品をアップデートした《海と膿》シリーズを中心に、彫刻科を美術大学で修めている作家らしい立体作品を交えて大々的に展示いたします。

 大山エンリコイサム(b.1983, Japan)は現代アートとしてのストリートアートについて考え、そこに真っ向から向き合っている作家として高く評価されています。普段の作品では、「クイックターン・ストラクチャー」と呼ばれるグラフィティのライティングの動きを抽出した図像を大きくフィーチャーした作品を発表していますが、リコーとの協業ではその図像をミクロな視点で分解・再構築をし、反復するイメージを描画した《SPECULA》シリーズが誕生しました。本展で展示する作品はすべて《SPECULA》シリーズとなります。

 日比野克彦(b.1958, Japan)は80年代に段ボールを用いたアートで鮮烈にアートシーンに登場し、現在は日本で唯一の国立の美術大学である東京藝術大学の学長を務めている作家として広く認知されています。日本の80年代の文化は世界中で「シティポップ」や「80s」カルチャーとして人気がありますが、日比野はその象徴的な存在とされています。80年代に日比野が制作した犬をテーマにした大切な作品を、リコーの最新技術でオリジナル作品の魅力を損なわず表現しました。

 CHRIS(b.1982, Japan)はストリートやポップカルチャーと、自身の愛するベースボールを組み合わせた作品を発表しています。もともとはファッションの世界でも活躍していたCHRISですが、近年は現代アートの作家として数多くの個展を開催しています。雑誌などのイメージを剥がしとるデコラージュという技法を用いつつ、それを最新のテクノロジーでまったく異なる素材として再生した作品をリコーと制作しました。作品はジャスティン・ビーバーもコレクションしています。
 















(Left)
Untitled
横田大輔 / Daisuke Yokota
Year: 2021,100.0x80.0 cm, UV Inkjet Print (StareReap 2.5)
(Right)
Untitled #5
小林 健太 / Kenta Cobayashi
Year: 2021, 83 × 124.5 cm (image) / 86.6 × 128.1 × 4 cm (framed) , UV Inkjet Print (StareReap 2.5)

 StareReapでは写真家とのコラボレーションも精力的に行っています。
 横田大輔(b.1983, Japan)は日本を代表する写真家として、世界中の展覧会に参加しています。著名な美術館であるTate Modernでも作品を発表しています。横田の制作方法は極めて特殊であり、フィルムの表面に熱湯をかけるなど化学変化させ、その複雑な表情をそのまま作品に取り入れています。リコーでは、写真作品をベースに、そこに見られるシワや隆起までの細やかなテクスチャを立体化することに取り組みました。

 小林健太(b.1992, Japan)は若手写真家として出色の存在です。ルイ・ヴィトンといったラグジュアリーブランドとコラボレーションも多く、コンピューター上で変形・操作したイメージをヴィヴィッドなカラーでアウトプットする作風で有名です。意外なことに、リコーとのコラボレーションではモノクロームの色彩を選択しました。東京・渋谷に暮したことが作家にとってかけがえのない経験であり、その渋谷の風景をモチーフとして記憶が結晶になっていく様を立体的に表現します。
 



 

 


(Left)
Four Dimension Experiential Prototype (Museum Selfie Tableau)
Ryan Gander
Year: 2022, 58.0 x 40.2 cm(Image) / 61.6 x 43.8cm (framed) UV Inkjet Print (StareReap 2.5 Print) on auminum board,framed
(Right)
A Sol LeWitt Scarf Folded #1-#8
Jonathan Monk
Year: 2021, 51.2 × 41.2cm (framed, each pieces) , UV Inkjet Print (StareReap 2.5)

 ここまでは日本のアーティストをご紹介してまいりましたが、海外の一流作家とのコラボレーションもStareReapは精力的に行っています。

 Ryan Gander(b.1969, UK)はコンセプチュアルアートのトップランナーとして、世界の美術館やメガギャラリーで展覧会を開催しています。ガンダーの作品は、一見すると物質性の強いアプローチを取っている印象がありますが、その背後には社会の構造や鑑賞行為の本質を突く明快なコンセプトがあります。ガンダーは本年夏に日本の美術館で個展の機会があり、そのために来日するタイミングでリコーとのコラボレーションが実現しました。ピカソと自身を重ね合わせたドローイングをベースにしたカートゥーン調の作品と、ガンダーのトレードマークともいえるダクトテープを光学スキャン・立体プリントした作品を展示いたします。

 Jonathan Monk(b.1969, UK)もガンダーと共にコンセプチュアルアートの分野を代表する作家の一人です。オマージュやダブルイメージを活かしながら、ソル・ルウィット、河原温、クリストファー・ウールらの作家を引用し、作品が生成される過程そのものをテーマに制作してきました。本展の出品作は、ソル・ルウィットの作品があしらわれたスカーフを撮影した写真を元に、そのテクスチャをデジタル上でシミュレートし、平面上に存在する物質の意味を鑑賞者に問いかけます。

 このように、StareReapはさまざまな作家とコラボレーションを行い、全く新しい表現を生み出すことに挑戦してきました。Yun Jian Art Museumという素晴らしい場所で、中国の皆様に作品をご覧いただけることを心から嬉しく思います。


■結び
 本展覧会は、これまでStareReapがコラボレーションを行い、銀座・RICOH ART GALLERYにおける展覧会で発表してきた作品を、初めて中国・上海で紹介する展覧会となっております。近年、アジアにおける現代アートの最大の中心地ともいえる上海で、StareReapの作品群を公開することに、プロジェクトメンバーも興奮しています。 

 また、Yun Jian Art Museumは急成長する中国・上海の現代アートのムーブメントをけん引してきた場所でもあり、大きなチャレンジとなる展覧会でもあります。
 StareReap 2.5という新しい表現技法・メディウムに対し、各作家がどのように解釈し、自身の創作の中に落としこんでいったのかにご注目いただければ幸いです。

<Webサイト>
StareReap(日本語Webサイト):https://starereap.ricoh.co.jp/
StareReap(英語版Webサイト):https://starereap.ricoh.com/
RICOH ART GALLERY(日本語Webサイト):https://artgallery.ricoh.com/
RICOH ART GALLERY(英語Webサイト):https://artgallery.ricoh.com/en/

<WeChatアカウント>
StareReap:@StareReap
Branding Shanghai:@BrandingShanghai


| リコーグループについて |
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
 
 

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本社所在地
東京都大田区中馬込1-3-6  
電話番号
050-3814-2806
代表者名
大山 晃
上場
東証プライム
資本金
1353億円
設立
1936年02月
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