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日本アイ・ビー・エム株式会社
会社概要

IBM、信頼できるAIを構築する企業を支援するWatsonの新しい機能を発表

日本IBM

・IBM Watson Studio、IBM OpenPages with Watson、およびIBM Planning Analytics with WatsonにデータとAIモデルへの信頼を阻む主な障壁の解決を支援する機能を追加
・ルフトハンザなどの有数のグローバル・ブランドが、信頼できるワークフローの構築にIBM Watsonを利用
[米国ニューヨーク州アーモンク - 2021年4月21日(現地時間)発] IBMは、信頼できるAIを構築する企業を支援する、IBM® Watsonの新しい機能を発表しました。これらの機能によって、AI主導の意思決定の制御と説明、洞察の精度の向上、リスクの軽減、およびプライバシーとコンプライアンスの要件の遵守を進める企業を支援するWatsonツールがさらに拡張されます。

IBMが委託した調査 ( https://filecache.mediaroom.com/mr5mr_ibmnews/189198/Executive%20Summary_Scaling%20AI%20Not%20Risks%20Removing%20Trust%20as%20a%20Barrier%20to%20AI%20Adoption.pdf ) によれば、企業の最も重要な関心事は、信頼性、透明性、および説明可能性でした。調査対象のAIプロフェッショナルの84%は、消費者が、透明性と倫理的な枠組みをもってデータとAIモデルを構築、管理、および使用している企業のサービスを選択する可能性が高いことに同意しました。しかし、信頼できるAIの開発およびリスクの軽減を阻む障壁が至るところに存在しており、調査対象のAIプロフェッショナルの82%は、データやAIモデルに関するバイアスなどの問題が所属する組織に悪影響を及ぼしていると回答しました。[1]

これらの課題を克服しようとする企業を支援するために、IBMは、AIライフサイクルの主要段階全体に対する信頼を高めて、企業がAIから得られた結果により大きな自信を持てるように設計された新機能を、継続的にWatson製品に導入しています。本日発表された新しい機能は次のとおりです。
  • 新しいデータ・プライバシー管理機能: IBM OpenPages with Watson ( https://www.ibm.com/products/openpages-with-watson ) に、進化するデータ・プライバシーの課題に対応する企業を支援する新しいデータ・プライバシー管理モジュールが追加されました。IBM OpenPagesにWatson Knowledge Catalog ( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-knowledge-catalog ) を統合することによって、企業はプライベート・データが、アプリケーションからAIモデルまで、組織全体でどのように使用されているかを総合的にほぼリアルタイムで監視できるようになりました。世界中で新しいプライバシー規制が制定されており、企業は個人データの使用方法を説明できる必要があります。この新しい機能は、精度を向上させ、監査時間を短縮するために、個人情報(PII)の報告を自動化できるように設計されています。
  • 予測計画の説明可能性の強化: IBM Planning Analytics with Watson ( https://www.ibm.com/jp-ja/products/planning-analytics ) に、予測を生成した方法について、より透明性が高く、わかりやすい事実を提供する統計詳細ページが新しく追加されました。財務、営業、およびサプライ・チェーン計画を強化するために将来を予測する機能を採用する企業が増加していますが、これらの企業は予測に使用するモデルとデータに透明性を必要としています。2021年第2四半期に一般公開される予定のこの新機能は、生成する予測について、よりきめ細かい情報をユーザーに提供し、説明可能性とアカウンタビリティーを高めます。
  • 新しいフェデレーテッドラーニング機能: IBM Watson Studio ( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-studio ) に、データ・プライバシー、守秘義務、法規制遵守などの理由により、または単純に扱うデータ量の問題により、データを移動できない、またはデータの移動が禁じられている状況で機械学習手法を適用する企業を支援する新しいフェデレーテッドラーニング機能が、テクニカル・プレビューとして追加されました。企業はIBM Watson Studioを使用することで、従来はサイロ化されていたデータ・ソースを使用してAIモデルをトレーニングできるようになります。
  • 新しい時系列機能: IBM Watson Studio ( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-studio ) に、金融業、製造業、小売業など、多くの業界で広く見られる時系列データを自動化、分析、および予測する際の課題に取り組むように設計された時系列機能がベータとして追加されました。この新機能は、企業が過去のデータまたは特徴に基づいて時系列の将来の値を予測するモデルの開発を支援するように設計されています。IBM Watson Studioの時系列機能は、洞察の精度を向上するために、電話による通話データ・ログ、気象データ、輸送時間、小売売上、生産量などのデータを含むさまざまな単変量データセットにわたって精度を高められるように設計されています。

IBMのData and AI担当ゼネラル・マネージャーであるダニエル・へルナンデス(Daniel Hernandez)は次のように述べています。「特にリスクが高いビジネスにおいて、AI は信頼性がなければ役立ちません。IBM Watsonは、企業がAIライフサイクル全体に信頼性を組み込むことができるように、重要な新機能を提供し続けています。この信頼性により、ビジネス・リーダーは自信を持ってハイブリッドクラウド全体でAIを運用できるようになります」

主要なグローバル・ブランドは、IBM Watsonを利用してワークフローの信頼性を高めています。ドイツ最大の航空会社であるルフトハンザドイツ航空 ( https://www.ibm.com/case-studies/deutsche-lufthansa-ag/?lnk=ushpv18cs1 ) は、IBM Watson Studioを使用して信頼性の高いデータとAIの基盤を構築しています。これにより、オペレーショナル・エクセレンスが達成されると共に、カスタマー・エクスペリエンスが改善され、従業員の能力が強化されています。

IBMは、IBM Researchによるイノベーションを継続的に収集し、責任を持ってAIを管理するためのツール、ソリューション、プラクティス、スキルを企業に提供しています。これには、最近発表 ( https://www.ibm.com/blogs/watson/2020/12/how-ibm-is-advancing-ai-governance-to-help-clients-build-trust-and-transparency/ ) され、2021年を通じてCloud Pak for Data内のWatson Studioで商用化されるAI Factsheets方法論 ( https://aifs360.mybluemix.net/ ) が含まれます。Factsheetsは、IBM Watson OpenScale ( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-openscale ) 、IBM Watson Knowledge Catalog ( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-knowledge-catalog ) 、IBM Watson Machine Learning ( https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/machine-learning ) などの既存のソリューションをさらに補完し、エンドツーエンドのAIライフサイクル管理とガバナンス機能をお客様に提供します。

グローバル・リサーチ&アドバイザリ企業であるGartnerは最近、2021 Magic Quadrant for Data Science and Machine Learning Platforms(2021年データ・サイエンスと機械学習プラットフォームのマジック・クアドラント)( https://jp.newsroom.ibm.com/2021-03-18-IBM-named-one-of-the-leaders-in-two-newly-released-Gartner-Magic-Quadrant-reports ) [2]でリーダーの1社としてIBMを評価しました。IBM Planning Analytics with Watsonは、2021 Gartner Peer Insights Customers' Choice in the Cloud Financial Planning & Analysis Solutions(2021年クラウド財務計画/アナリティクス部門のGartner Peer Insights Customers' Choice)の1つ( https://www.ibm.com/blogs/journey-to-ai/2021/04/40925/ ) に選ばれました。IBMはOpenPages with Watsonにおいて、2020 Gartner Magic Quadrant for IT Risk Management(Gartnerの2020年ITリスク管理のマジック・クアドラント) ( https://www.ibm.com/account/reg/us-en/signup?formid=urx-40099 ) で、5回にわたって連続でリーダーの1社と評価されました[3]。

本発表は、AIの倫理的かつ責任ある管理に対するIBMの長期的な取り組みに基づき達成された成果です。グローバルな経営全体にわたって信頼性と透明性の原則 ( https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/everyday-ethics-for-artificial-intelligence/ ) を適用する一方で、IBMは最近、グローバルAIアクション・アライアンスの設立 ( https://www.linkedin.com/pulse/sharing-our-ai-ethics-framework-arvind-krishna ) に協力しました。この組織は、AIの設計、開発、利用に関するグローバルな協力を確保するために必要な責任あるポリシー、プラクティス、パートナーシップの指針を示すことに注力しています。

本日の発表について詳しくは、https://www.ibm.com/blogs/watson/2021/04/ibm-watson-trust-data-models-processesをご覧ください。

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Gartner Peer Insights Customers’ Choiceは、個々のエンドユーザーのレビュー、レーティング、および実証メソドロジー(documented methodology)により抽出されたデータが主観的な意見として集約されたものであり、ガートナーまたはその関連会社による見解あるいは推薦を表すものではありません。

IBM Watsonについて
Watsonは、ビジネスのためのIBMのAIテクノロジーで、組織による将来的な結果のより的確な予測と形成、複雑なプロセスの自動化、従業員の時間の最適化を支援します。Watsonは、IBM Researchのプロジェクトから、実験へ、そしてどこででも稼働する拡張された一連のオープンな製品へと進化しています。4万件を超えるお客様のエンゲージメントを有するWatsonは、人々の働き方の変革を目的として、さまざまな業界の主要なグローバル・ブランドに利用されています。詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/watsonをご覧ください。

1IBMおよびMorning Consult:Scaling AI, Not Risks: Removing Trust as a Barrier to AI Adoption(リスクではなくAIを拡大:AIの採用に対する障壁から信頼性を排除)、[2019年12月]
2 出典:ガートナー「Magic Quadrant for Data Science and Machine Learning Platforms」、著者:Peter Krensky氏、Carlie Idoine氏、Erick Brethenoux氏、Pieter den Hamer氏、Farhan Choudhary氏、Afraz Jaffri氏、Shubhangi Vashisth氏、[2021年3月1日]
3 出典:ガートナー「Magic Quadrant for IT Risk Management」、著者:Khushbu Pratap氏、Brent Predovich氏、Claude Mandy氏、[2020年8月11日]

Gartner Peer Insights ‘Voice of the Customer’: Cloud Financial Planning and Analysis Solutions、11March 2021

将来の見通しに関する記述と注意書き
自社の計画、方向性、および意図に関するIBMのステートメントは、IBM独自の裁量により、予告なしに変更または撤回される場合があります。潜在的な将来の製品に関する情報は、当社の一般的な製品の方向性の概要を示すことを目的とするものであり、購買の意思決定において参考にしていただくべきものではありません。潜在的な将来の製品に関して言及されている情報は、何らかの材料、コード、あるいは機能性を提供することに対する、コミットメント、約束、または法的義務を意味するものではありません。潜在的な将来の製品に関する情報は、いかなる契約においても盛り込まれない場合があります。当社の製品に対して記述されているいかなる将来の特徴または機能性についても、その開発、リリース、およびタイミングは、当社独自の裁量に委ねられたままとされます。

当報道資料は、2021年4月21日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-04-21-IBM-Launches-New-Watson-Capabilities-to-Help-Businesses-Build-Trustworthy-AI

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Research、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。

種類
商品サービス
ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング

会社概要

日本アイ・ビー・エム株式会社

33フォロワー

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URL
https://www.ibm.com/jp-ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
電話番号
03-6667-1111
代表者名
山口明夫
上場
未上場
資本金
1053億円
設立
1937年06月
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