【イベントレポート】企業が成長のために必要なコーポレートイノベーションについて、著名アクセラレーターが解説
~スタートアップ・アクセラレーション・プログラム in シリコンバレー~
株式会社システムソフト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉尾 春樹、東証一部:7527)でスタートアップ企業支援とコワーキングスペース運営のfabbitは、企業が永続的に成長するために必要と言われるコーポレートイノベーションについて学べるウェビナー(オンラインセミナー)「スタートアップ・アクセラレーション・プログラム in シリコンバレー」を開催しました。
fabbitが開催するイベント情報はこちらをご参照ください
https://fabbit.co.jp/event/
当日は、シリコンバレーで著名なVC・アクセラレータである「BootUP World」のファウンダー兼CEOのMukul Agarwal氏が登壇し、日本を代表するエンジェル投資家で、数々のスタートアップ企業を上場に導いた経験を持つボードウォーク・キャピタル株式会社 代表取締役社長CEOの那珂通雅氏との対談形式で、コーポレートイノベーションについて紹介しました。
冒頭に、Mukul氏は1955年にFortune誌に大企業として紹介されていた500社は、2016年には60社しか残らなかったこと、1900年に紹介された25社は、2社しか現在存続していないことなどを紹介しました。現在、大企業と言われる企業も10年後にはディスラプション(破壊的創造)によって存在しなくなると言われており、コダック、ブラックベリー、NOKIAなどの一時代を築き上げたブランドも、イノベーションを起こせずに時代の波にのまれた、と紹介しました。
そして、Mukul氏は企業が失敗した理由を次の6つにまとめました。
① 市場を見ていなかったこと
② 顧客(の要望など)しか見ておらず、ユーザー体験にフォーカスしなかったこと
③ 製品テクノロジーで時代遅れの技術しか使っていなかったこと
④ リスクを取る、チャレンジする人材がなかったこと
⑤ 非常に厳しくコントロールされた組織体制だったこと
⑥ 長期的な視点でどう生き残るかという考えを持てなかったこと
Mukul氏によると、携帯電話で一時代を築いたNOKIA、BlackberryがAppleに取って代わられた理由には、テクノロジーが挙げられると言います。企業成長には、ブランド、流通網、リソース、テクノロジーの4つが必要で、これらの会社では、その中のテクノロジーだけが欠けていたことで、成長機会を逃してしまったと説明しました。
そしてコーポレートイノベーションを行っている企業は、物事を短期で考えず長期的視点で、かつグローバルの状況などを把握しているといいます。また、固定概念にこだわらずに、最初は小さいところから始めてもいいので、近視眼的に物事を考えず着実に、どうやって生き残るかを考えるべき、と話しました。そして革新的な企業の例として、Netflix、Apple、Airbnb、Teslaなどの企業を紹介したほか、未来のイノベーションを期待する分野として、AI、ロボティックス、ブロックチェーン、エネルギー、遺伝子科学、ワクチンなど、これらの分野から新しいイノベーションが起きると紹介しました。
また、日本企業については非常に勤勉であることから、次の10年についてしっかりと考え、早いペースで自らを変革していく必要があること、そして起業家精神とイノベーションの中心地であるシリコンバレーにあるビジネスのためのエコシステムを活用してほしい、と話しました。
fabbitでは、多種多様なイベントや交流会を通じて、最先端の情報やビジネストレンド、さらには事業に役立つ情報をお届けしています。なお、fabbit会員サイトでは、本イベントを含む過去の動画を公開していますので、ぜひご覧ください。
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当日は、シリコンバレーで著名なVC・アクセラレータである「BootUP World」のファウンダー兼CEOのMukul Agarwal氏が登壇し、日本を代表するエンジェル投資家で、数々のスタートアップ企業を上場に導いた経験を持つボードウォーク・キャピタル株式会社 代表取締役社長CEOの那珂通雅氏との対談形式で、コーポレートイノベーションについて紹介しました。
冒頭に、Mukul氏は1955年にFortune誌に大企業として紹介されていた500社は、2016年には60社しか残らなかったこと、1900年に紹介された25社は、2社しか現在存続していないことなどを紹介しました。現在、大企業と言われる企業も10年後にはディスラプション(破壊的創造)によって存在しなくなると言われており、コダック、ブラックベリー、NOKIAなどの一時代を築き上げたブランドも、イノベーションを起こせずに時代の波にのまれた、と紹介しました。
そして、Mukul氏は企業が失敗した理由を次の6つにまとめました。
① 市場を見ていなかったこと
② 顧客(の要望など)しか見ておらず、ユーザー体験にフォーカスしなかったこと
③ 製品テクノロジーで時代遅れの技術しか使っていなかったこと
④ リスクを取る、チャレンジする人材がなかったこと
⑤ 非常に厳しくコントロールされた組織体制だったこと
⑥ 長期的な視点でどう生き残るかという考えを持てなかったこと
Mukul氏によると、携帯電話で一時代を築いたNOKIA、BlackberryがAppleに取って代わられた理由には、テクノロジーが挙げられると言います。企業成長には、ブランド、流通網、リソース、テクノロジーの4つが必要で、これらの会社では、その中のテクノロジーだけが欠けていたことで、成長機会を逃してしまったと説明しました。
そしてコーポレートイノベーションを行っている企業は、物事を短期で考えず長期的視点で、かつグローバルの状況などを把握しているといいます。また、固定概念にこだわらずに、最初は小さいところから始めてもいいので、近視眼的に物事を考えず着実に、どうやって生き残るかを考えるべき、と話しました。そして革新的な企業の例として、Netflix、Apple、Airbnb、Teslaなどの企業を紹介したほか、未来のイノベーションを期待する分野として、AI、ロボティックス、ブロックチェーン、エネルギー、遺伝子科学、ワクチンなど、これらの分野から新しいイノベーションが起きると紹介しました。
また、日本企業については非常に勤勉であることから、次の10年についてしっかりと考え、早いペースで自らを変革していく必要があること、そして起業家精神とイノベーションの中心地であるシリコンバレーにあるビジネスのためのエコシステムを活用してほしい、と話しました。
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