「ガバナンスこそが、AI活用を全社規模に広げる鍵」Boomi本社会長兼CEOが来日、AIエージェントの本番運用を支えるAIガバナンス基盤を紹介 Boomi World Tour 東京 2026開催

〜Boomiの顧客企業Multiquip社は「部品検索時間90%削減・誤回答率0.5%未満」を報告。業界大手調査会社GartnerとForresterの評価でリーダーに〜

Boomi株式会社

AI時代のデータアクティベーションカンパニー(データを価値に変える)であるBoomi, LP.(所在地:米国ペンシルバニア州、会長 兼 CEO:Steve Lucas、以下、Boomi)およびBoomi株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO 河野 英太郎)は、2026年10月14日(水)、東京アメリカンクラブ(東京都港区)にてフラッグシップイベント「Boomi World Tour 東京 2026」を開催しました。本年のテーマは「Accelerate:AIの可能性を、実業務の成果へ」。米国本社から来日したBoomi 会長 兼 CEO スティーブ・ルーカス(Steve Lucas)が、AIエージェントを基幹システムに安全につなぎ、ガバナンスを効かせてその行動とコストを抑制するAIエージェント管理基盤「Agent Control Plane」を紹介したほか、伊藤忠商事の100%子会社である米国Multiquip社のIT担当シニアバイスプレジデント マイケル・ハンケン氏が登壇し、AIエージェント活用の成果を語るなど、AIガバナンスと実業務への実装に多くの関心が寄せられました。

Boomi 会長 兼 CEO Steve Lucas(スティーブ・ルーカス)

本イベントのポイント

・AIを“誰も説明できない費用”にしない:米国本社CEOが、エージェントの可視化・承認・コスト管理を一元化する「Agent Control Plane」を解説

・日本企業の「データ主権」に対応:AIエージェントの実行環境(ランタイムクラウド)を日本で提供。オンプレミスやファイアウォール内での実行にも対応

・数字で示された成果:Multiquip社は部品検索時間を90%削減し、ハルシネーション(誤回答)発生率を0.5%未満に抑制

・第三者評価:Gartner® Magic Quadrant™(iPaaS部門で12回連続、API管理部門で2年連続)とForrester Wave™2026年第三四半期 適応型プロセス・オーケストレーション・ソフトウェアの双方でリーダーの1社に

■ 基調講演:AIの「正当性」を説明できる企業だけが、AIを拡大できる

ルーカスは冒頭、日本市場への強いコミットメントを表明しました。「AIでSaaSは終わるのか」という議論が広がるなか、企業にとって重要なのはAIそのものではなくROI(投資対効果)だと指摘。今後、AIエージェントが人に代わってシステムを直接操作する「エンタープライズのヘッドレス化(画面操作に頼らない時代)」が進むことにも触れ、だからこそエージェントをSAPやSalesforceなどの基幹システムに安全につなぎ、その行動を統制する仕組みが欠かせないと強調しました。

背景には、PoC(実証実験)と本番運用の間にある“信頼のギャップ”があります。BoomiがForrester Consultingに委託した調査(2026年7月)では、リーダーの86%が「AIエージェントのPoC段階を超えた」と回答した一方、エージェントが実行するアクションを信頼していると答えたのは34%にとどまり、準備が整う前に導入した企業では平均210万ドルの追加コストが発生していました。
 
こうした課題に対しBoomiが提供するのが、特定のベンダーやAIモデルに依存せず、AIエージェントと基幹システムの間に位置する管理基盤「Agent Control Plane」です。エージェントの稼働状況の可視化(Agent Control Tower)、MCPとLLMの通信制御(Boomiが買収したLunar.devの技術を基盤とするBoomi AI Gateway)、トークンコストの上限管理、ライフサイクル管理を一元的に担います。デモでは架空の製造業を例に、部門や用途に応じてAIモデルを自動で振り分けコストを抑える「インテリジェント・ルーティング」や、Boomi Connectを介してClaudeなどのAIツールから受注・在庫データを安全に取得するシナリオのほか、現代の統合技術の未来像が垣間見られました。

■ 特別対談:Multiquip社が示した「成果を生むAI」の実像

基調講演内の特別対談では、Multiquip社のハンケン氏がルーカスと意見を交わしました。小型建設機械の販売で米国トップクラスのシェアを持つ同社は、SAPをはじめとする基幹・業務システムをBoomiで統合したうえでAIエージェントを実装。部品検索時間を90%削減し、正確さが求められる顧客対応業務においてハルシネーション発生率を0.5%未満に抑えています。

 講演ではこのほか、グローバルの導入企業の実績として、人事・SAP・ITSMなど7つの業務システムのデータをData Hubで整備し人事オンボーディングに関する問い合わせの60%をAIが自律的に解決した例や、14事業部門・1,900以上のイベント駆動プロセスでAIによる診断を導入し複雑な物流インシデントの切り分けを数時間から35秒に短縮した例が紹介されました。Boomiのプラットフォームは現在、世界30,000社以上で利用され、導入されたエンタープライズAIエージェントは90,000、プラットフォームのメッセージ処理量は前年比33%増、稼働率は99.99%に達しています。

■ 製品ロードマップ:日本でのAIエージェント実行環境と、次の一手

Boomi CTO マット・マクラーティ(Matt McLarty)とエンジニアリング担当SVP トーマス・ベンジャミン(Thomas Benjamin)による製品ロードマップセッションでは、Boomi Orchestrate, AIエージェント・ランタイムなどが紹介されました。「AI主権(ソブリンティ)」をキーワードに、AIエージェントをどこで動かすかを企業自身がコントロールできる仕組みが紹介されました。AIエージェントのランタイムクラウドは日本・米国・英国・オーストラリアで提供しており、ドイツでも近日提供予定です。さらに、Boomiのクラウド、顧客自身のクラウド(VPC)、オンプレミス、ファイアウォール内のいずれでもエージェントを実行でき、データを社外に出せない業界のニーズにも対応します。

 あわせて、社内に眠る顧客データをAIエージェントが活用し、サポートチケットの解決時間を「数日から数秒へ」短縮する「Knowledge Hub」や、自然言語でBoomiの連携を構築・テスト・デプロイできるオープンソースのAIアシスタント「Boomi Companion」の日本語デモを実施。今後の展開として、独自モデルの持ち込み(BYOM)、小規模言語モデル(SLM)のファインチューニングなどが開発中であると発表されました。セッションは「PoC止まりはもう終わり。真のAIデータ活用はいま始まる」というメッセージで締めくくられました。

■ 第三者評価:連携基盤としての信頼と、AI時代の先進性

・ Gartner® iPaaS部門のMagic Quadrant™(2026年3月):12回連続でリーダーの1社に。実行能力(Ability to Execute)で最も高い位置に評価

・ 2026年Gartner® API管理部門のMagic Quadrant™(2026年9月):2年連続でリーダーの1社に

・ The Forrester Wave™: 適応型プロセス・オーケストレーション・ソフトウェア(2026年第3四半期):評価対象13社のうちリーダーに選出された4社の1社。戦略カテゴリーで最高評価を獲得

■ 特別基調講演・ユーザー事例セッション

特別基調講演では、早稲田大学大学院経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール教授の入山 章栄氏が「両利きの経営×AI ― “知の探索”を加速し、AIの可能性を実業務の成果へ」と題して講演しました。

 ユーザー事例セッションでは、伊藤忠商事 機械カンパニーの吉川 正彦氏が河野との対談で米国子会社Multiquip社のBoomi全面活用とAIへの挑戦について語ったほか、三菱オートリースが「データ統合とAIエージェント時代のDX戦略」を、日揮グローバルと野村総合研究所が「調達DXから学ぶ持続可能なデータ連携基盤」をテーマに、それぞれの取り組みを紹介しました。いずれの事例も、本イベントで初めて公開されたものです。


■ 開催概要

名称:Boomi World Tour 東京 2026
日時:2026年10月14日(水)13:30〜18:30(ネットワーキング 18:30〜20:00)
会場:東京アメリカンクラブ B2F(東京都港区麻布台2-1-2)
主催:Boomi株式会社 

■ Boomiについて


AI時代のデータアクティベーションカンパニー(データを価値に変える)であるBoomiは、ビジネス全体のデータに命を吹き込み、エージェント主導型企業の実現を支えています。「Boomi Enterprise Platform」は、エージェント主導型の変革を推進するうえで不可欠なエージェント基盤を提供する、データを動かす基盤です。エージェントの設計とガバナンス、API管理およびMCP管理、データ連携と自動化、データ管理を単一のプラットフォームに統合することでBoomiは企業が安全かつスケーラブルな接続性のもとでAIの力を最大限に活用できる環境を提供します。30,000社を超えるお客さまに信頼され、800社以上のグローバルパートナーネットワークに支えられているBoomiは、「AIエージェントによる変革」を推進し、あらゆる規模の企業における俊敏性、効率性、そして大規模なイノベーションの実現を後押ししています。詳細はboomi.com/ja/をご覧ください。

■ Boomi株式会社について

Boomi, LP.(本社:米国ペンシルバニア州、会長 兼 CEO:Steve Lucas)は、AIを活用し自律型業務への変革を推進する企業支援で世界をリードする企業です。Boomi株式会社は、Boomi, LP.とSunBridge Partners, Inc.(本社:米国オハイオ州、社長:ポール・グリム)からの出資に伴う戦略的投資により、日本での事業拡大を目指し、2024年11月8日に設立された合弁会社です。高度なAI機能を活用し、API管理、システム&データ連携、データ管理、AIエージェント管理等の機能を搭載した「Boomi Enterprise Platform」を提供し、企業の業務プロセス自動化と迅速な成果創出を支援しています。全世界で30,000社以上の顧客を有し、800社を超えるパートナーと共に、あらゆる企業のDX促進を実現できるようサポートしています。

 社名:Boomi株式会社
所在地:東京都渋谷区恵比寿 1-18-18 東急不動産恵比寿ビル 4F
代表:代表取締役社長 CEO 河野 英太郎

URL:https://boomi.com/ja/

※Boomi、Boomiロゴは、Boomi, LP.またはその関連会社の商標です。その他の記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

※ Gartner®, Magic Quadrant™ for Integration Platform as a Service, Andrew Humphreys et al., 16 March 2026

Gartner® Magic QuadrantTM for API Management, Shameen Pillai, John Santoro, Nicholas Carter,September 28, 2026.

GARTNERおよびMAGIC QUADRANTは、Gartner Inc.または関連会社の米国およびその他の国における登録商標およびサービスマークであり、同社の許可に基づいて使用しています。All rights reserved.

Gartnerは、Gartnerリサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようにテクノロジーユーザーに助言するものではありません。Gartnerリサーチの発行物は、Gartnerリサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。Gartnerは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の責任を負うものではありません。

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会社概要

ブーミー株式会社

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URL
https://boomi.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-18-18東急不動産恵比寿ビル4F
電話番号
-
代表者名
河野 英太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2000年01月