第78回ヴェネツィア国際映画祭:数多くのメンズセレブリティがレッドカーペットでジョルジオ アルマーニのタキシードスーツを着用しました。
現在開催中の第78回ヴェネツィア国際映画祭。女性セレブリティのドレスルックに注目が集まりがちですが、一見すると違いが分かりづらい男性のレッドカーペットルックこそ、実はそれぞれの個性が色濃く表れます。タキシードスタイルばかりをピックアップした男性セレブリティのドレスアップ競演を是非ご覧ください。
まずは、スペインの人気俳優、Antonio Banderas。体にぴったりとフィットするGIORGIO ARMANIのタキシードスーツをセレクトし、超王道スタイルで登場しました。ピークトラペルのタキシードスーツに白シャツ、ブラックタイ、というタイムレスな着こなしを披露。
アメリカ人俳優、Chase Stokesも王道スタイルをセレクトしながらも、Antotnioよりもファッション性を全面に打ち出したスタイルをセレクト。ダブルスタイルのジャケットはウエストシェイプが美しいジョルジオ アルマーニの1着。パンツの丈をやや短めに仕立て、シューズとパンツの間に素肌をのぞかせることで着こなしに抜け感をプラスしました。
スペイン人俳優Jaime Lorenteは、ラテンスタイルを思わせるような開放感あるスーツスタイルを披露。シングルブレストのシンプルなジャケットに、ブラックのシャツを合わせました。シャツの胸元を大きく開け、ジャケットのボタンもオープンに。同じスペイン出身のAntonioとは全く違った雰囲気の着こなしを披露しました。それぞれのキャラクターの違いは、こうした着こなし方に大きく表れています。
続いては、イギリス人俳優Matt Smith。今回のレッドカーペットでのスーツの着こなしでひときわ個性を放っていたMatt。80年代ムードを強く感じさせるようなGIORGIO ARMANIのビッグシルエットのジャケットとパンツをセレクト。インナーには光沢のあるブルーカラーのシャツを入れ、ファッション上級者の着こなしを披露しました。
続いてもイギリス出身の俳優をご紹介します。Nicholas Hoult は、190センチの長身を生かし、ベルベット素材のシンプルな1着をセレクト。インナーにはマオカラーの同色シャツを入れ、なるべく装飾を省いたコーディネートで登場しました。スタイルの良さを活かしたシンプルなコーディネートで、着る人自身のプロポーションの美しさを全面にアピール。
続いては、正統派なスタイルでありながらもどこか余裕を感じさせるOscar Martinez。1ボタンの正統派タキシードスーツの下に、襟付きの白シャツを合わせるベーシックなコーディネートながら、ノータイ&首元のボタンを開けて着用することで、ベテラン俳優らしい余裕を感じさせています。
シンプルなスーツスタイルこそ、着る人の個性が全面に現れる興味深いアイテムです。着る人自身の個性を失わず、着る人自身が主役となるようなアイテムを多く生み出しているジョルジオ アルマーニ。世界のセレブリティたちにアルマーニのスーツが愛される理由の1つは「着る人の個性を決して消さない洋服だから」だと言われています。今年も、ヴェネツィア国際映画祭では、一人一人の個性に寄り添いながら、ジョルジオ アルマーニのスーツがレッドカーペットに連日登場しています。
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