名古屋商科大学がカーネギーメロン大学と学術交流協定を締結ー ダブルディグリー制度 ー
今回の現地訪問では、カーネギーメロン大学学長 Dr. Farnam Jahanian氏と学務担当副総長 Dr. James H. Garrett Jr.氏との面談後にビジネススクールの執行部らとDDPの運営方針を協議。本学のEMBA、MBA、またはMSc in Managementに所属する学生が2年次にCMUにおいてMSc in Business Analyticsを学修することで、2年間で本学とCMUの修士号の2つの学位を同時に取得できます。経営管理とコンピュータサイエンスに関する高度な学位を修了することで、ビジネスにおけるデジタル変革においてリーダーシップを発揮するなど、企業が求めるデジタル人材としての活躍が期待されます。
米国はデータサイエンス教育において先駆的な存在であり、同分野の卒業生は毎年4,000人以上といわれています。本学はデータサイエンス教育で先駆的な存在となるビジネススクールとの提携を模索し、今回CMUとの学術交流協定を締結しました。今後、同様の枠組みでジョンズホプキンス大学ビジネススクール(Carey Business School)のMSc in Business Analytics & Risk ManagementとのDDP協定を本年5月中に締結予定です。
なお、このDDPは昨年9月に本学が文部科学省の「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業~Xプログラム~」として採択された「DX時代のリーダー育成を担う『MBA x データサイエンス』ダブル・ディグリー教育課程」であり、海外協定校と連携した複数学位制度により、本学の経営管理領域の修士号(MBA)と、海外協定校のデータサイエンス領域の修士号(MSc)を同時取得が可能な仕組みを構築し、DX時代のデータドリブン経営人材の育成への取組として構築しました。
カーネギーメロン大学 Tepper School of Businessについて
カーネギーメロン大学のTepper School of Businessは1949年に設立され、学部と大学院で8つのプログラムを有しています。その中でも、アナリティクス、金融、オペレーションマネジメント、技術情報の分野で評価が高く、かつ、Master of Science in Business Analyticsは全米の各種ランキングでトップ5を維持し続け、教育と研究および企業社会へのインパクトにおいても高い評価を受けています。このプログラムのカリキュラムはデータサイエンスの基礎理論とスキルの習得に重点が置かれ、卒業者の多くが専門職としてのデータアナリストやサイエンティストとして就職しています。
デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業 ~Xプログラム~について
Society5.0の実現及びポストコロナ期における高度専門人材の育成を目的とした文部科学省による大学教育再生戦略推進費(再推費)事業の一つで、データサイエンス・コンピュータサイエンス分野のマイナー・ダブル学位プログラム等を設定し、人文社会科学系分野の大学院において、データサイエンス・コンピュータサイエンスの素養を持った人材を育成することを目的としています。
名古屋商科大学ビジネススクールについて
1990年に設立され、土日のみでMBAを取得可能な教育課程(日本語・英語)をはじめ、税理士養成課程など、社会人を対象とした実践的なケースメソッドによる経営教育を展開。AACSB、AMBA、EQUISといった三大国際認証を全て取得している国内唯一のトリプルクラウン校として、世界標準の経営教育を東京、大阪、名古屋の三拠点で実施。また、MBAに関する世界三大ランキングとして知られるQSとFTより国内第1位と評価されています。
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