Well-being×共創をテーマに、企業と学生が新たな価値を創出する「Well-beingチャレンジ」を開催
ロート製薬との共催により、未来のWell-beingのかたちを共に創出
生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す生活者共創型プラットフォームを展開するEarth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人)は、ロート製薬株式会社との共催により、Well-beingをテーマとした共創型チャレンジプロジェクト「Well-beingチャレンジ」を、2025年10月17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)、27日(月)の5日間にわたり都内会場にて開催しました。

■「Well-beingチャレンジ」について
本プログラムは、企業が提示する課題に対し学生が共創を通じて解決策を構想する共創型ビジネスコンテストです。
Earth hacksがこれまで実施してきた「デカボチャレンジ*」での共創の枠組みを発展させ、心や身体の健康だけでなく、社会・環境とのつながりまでを含めた「Well-being」をテーマに実施しました。
*デカボチャレンジ:https://co.earth-hacks.jp/decachalle/
■開催の背景
本チャレンジは、企業と学生が共に未来のWell-beingを考え、社会実装につなげることを目的に実施しました。
共催のロート製薬は、「人を、社会を、明日の世界を元気にする」をパーパスにかかげ、今回の共催を通じて、企業と学生が互いの視点を掛け合わせながら、Well-beingの価値を実践的に考える共創の場が生まれました。
<ロート製薬株式会社 経営企画部 企業連携創出グループマネジャー 小久保氏コメント>
新しいWell-beingの形を考える中で、学生の皆さんの感性豊かなアイデアや真っすぐな想いが、希望にあふれ、わくわくするような未来のWell-beingな社会へと導く力になると感じました。そうした想いから、Earth hacksさんと是非ご一緒させていただきたいと思い共催にいたりました。

■各賞の結果発表:審査員大賞は「博報堂チーム」、学生大賞は「サントリーウイスキー部チーム」、奨励賞は「ロート製薬チーム」が受賞
5日間の準備期間を経て、最終日にあたる10月27日(月)には、厳しい予選選考を通過した7組の学生たちが決勝の舞台へ登壇し、審査員へプレゼンテーションを披露しました。
<審査員大賞>
厳正な審査の結果、審査員大賞に輝いたのは、博報堂チーム。
Z世代の野球観戦を楽しむ若年層女性に着目し、応援行動を通じて健康意識を高める仕組み「カロリーダー」を提案しました。「好きなことをしながら健康になれる」という新しいWell-beingのかたちを提示した点が高く評価されました。
受賞した学生チームは、「初心に立ち返ってワクワクしながら事業を考えられたことが学びになりました。個性を持ったチームメンバーとの出会いにも感謝したいです」とコメントしました。

<学生大賞>
学生投票により決定する「学生大賞」を受賞したのは、サントリーウイスキー部チーム。
SNSなどで“飾る”ことが日常化している若者世代に対し、「ありのままの自分で語り合える時間」を提供する新しい宅飲み体験として、思い出を“時間”として刻むウイスキーボトル「タイムウイスキー」を提案しました。
受賞した学生チームは、「普段は一人で作業することが多いのですが、このイベントに参加したことでチームワークを通じて自分の世界が広がったことを感じました」と喜びのコメントをしました。

<奨励賞>
今回は急遽、奨励賞が新設され、ロート製薬チームが受賞しました。
チームは「未来のWell-being習慣を考えよう」というテーマのもと、“アートを通じて心をととのえる文化的処方”を大切な人に贈るという新しい習慣を提案。
美術館体験をペアギフトとして贈る「アートでととのうきっぷ」を企画し、“誰かの健康を想うことが、自分のWell-beingにもつながる”という発想を形にしました。

■有識者審査員によるコメント
本コンテストの審査員は、飯田 悠司氏(株式会社リーディングマーク 代表取締役社長)、五味 智治氏(三井物産株式会社 Sustainability Impact事業部 新事業開発室 室長)、中島 静佳氏(博報堂DYホールディングス サステナビリティ推進室 室長)、吉澤 到氏(一般社団法人WE AT 代表理事)の4名が務めました。各チームの提案は「Well-beingインパクト」「フィジビリティ」「顧客観点」「ユニークネス」「意志」などを軸に、様々な視点から審査が行われました。

総評として吉澤氏は、「Well-beingを実現する事業に取り組む立場として、学生の皆さんの提案から“他者への思いやり”という視点を強く感じました。Well-beingとは“よりよく生きること”であり、他者や世の中をよくしたいという行動そのものだと思います。
発表した方もそうでない方も、ぜひ身近なところからWell-beingを実践し、社会をより良くしていく挑戦を続けてほしい」と述べました。
■「Well-beingチャレンジ」開催概要
開催日程:2025年10月17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)、27日(月)
主催:Earth hacks株式会社
共催:ロート製薬株式会社
対象:26卒、27卒、28卒、29卒の大学生、大学院生
<参加企業(五十音順)>
・サントリー株式会社(ウイスキー部)
・サントリー株式会社(新価値創造部)
・株式会社博報堂
・パナソニックエナジー株式会社
・パナソニックコネクト株式会社
・三井物産株式会社
・ロート製薬株式会社
<審査員(五十音順)>
飯田 悠司(株式会社リーディングマーク 代表取締役社長)
五味 智治(三井物産株式会社 Sustainability Impact事業部 新事業開発室 室長)
中島 静佳(博報堂DYホールディングス サステナビリティ推進室 室長)
吉澤 到(一般社団法人WE AT 代表理事)
■参加企業(五十音順)の共創テーマ・企業担当者コメント
1. サントリー株式会社(ウイスキー部)
【テーマ】若者がウイスキーの魅力に気づく。そして、好きになるためにどのようなきっかけ、体験が必要か。
・貴重な機会をありがとうございました。学生の熱量に圧倒されっぱなしでした。今回の接点で終わらせることなく、サントリーに興味を持っていただいた学生には当社の採用にチャレンジしていただくことはもちろん、今回の提案に留まらず、各事業の皆さまとも継続接点をもっていただき、これからもあらゆる場面で共創できればと思います。(サントリーホールディングス株式会社 人材戦略部 石塚様)
・今回事業として向き合うべき答えがない課題に対して、学生の皆様が真剣に向き合っていただいたことに感謝申し上げます。学生ならではの視点が入ったアイデアは、事業としても大きく刺激を受けましたし、これから一緒に磨いていけそうな案もあり、引き続き継続的な接点を持たせていただけますと幸いです。(サントリー株式会社 ウイスキー部 中山様)
2.サントリー株式会社(新価値創造部)
【テーマ】「生活者が、身体的・精神的・社会的・環境的なWell-beingを“我慢せずに、同時に"叶えられる世の中」を実現するために、サントリーがこれから提供すべき商品・サービスは何か?4要素のうち複数の要素を掛け合わせ、新しい価値を創造するアイデアを考えてください。
「そもそもWell-beingな社会とは?」「なぜ生活者はWell-beingじゃないの?」という曖昧で抽象的な問いを、一生活者の視点から一つひとつ言葉にしていく難題に挑んでいただきました。0から考える過程はけして容易ではなかったと思いますが、参加者の皆さんが学生ならではの自由な発想とバイタリティで“新しい価値”を見つけ出し形にする姿に私自身も感化されました。皆さんからいただいたアイデアは部内で共有し、今後の取り組みに活用させていただきます!(サントリー食品インターナショナル株式会社 新価値創造部 古瀬様)
3.株式会社博報堂
【テーマ】健康無関心層の心を動かし、自然と健康意識をあげるアイデアを考えてください。
まだ健康な学生の皆さんが、健康無関心層について考えるのは大変だったと思いますが、どのチームも頭を悩ませながら彼らならではの視点で考え、とても魅力的な「心を動かすアイデア」を提案してくれました。新たな発見も多く、何よりも熱意をもってプレゼンをしてくれた姿に感銘を受けました。提案頂いたアイデアを形にできないかどうか検討をしていきたいと思います。(ミライの事業室 事業開発部 松本様)
4.パナソニック エナジー株式会社
【テーマ】次世代バッテリーのエネルギーとWell-beingの未来像
Well-beingチャレンジを通じて、未来から逆算した前向きな提案に本当に感動しました!
参加者の皆様からいただいた誰もが見たくなるような、持続可能な未来を追求し豊かな暮らしを一緒に実現していきましょう!(タレント・アクイジション推進部 タレント・リクルーティング課 佐伯様)
5.パナソニック コネクト株式会社
【テーマ】パナソニック コネクトのWell-beingにかける考えや想いへの共感を広げ、ファンを増やすためのコミュニケーション戦略を提案してください。
BtoB事業の想いをどう世に届けるかという、我々も考え続けているテーマに対し、弊社の事業と想いを深く理解し、真剣に取り組んでいただけたことに感動しています。各チームの着眼点の違いも面白く、学生ならではの視点に驚きと発見がありました。前向きに熱量高く取り組んでくださった皆様に心から感謝申し上げます。(人事総務本部 佐藤様・川口様)
6.三井物産株式会社
【テーマ】医療現場の“人手不足”と“過重労働”問題をテクノロジーの力で和するビジネスアイデアの提案
日本の医療現場が抱える課題をデジタルの力で解決・緩和するという難しいテーマに対し、日頃私たちや医療従事者が抱える悩みに向き合い、患者・医療従事者・社会それぞれに有益なアイデアを提案してくださり、今後の事業構築に大変参考となりました。5日間真剣に取り組んでくださった皆さまに心より感謝申し上げます。(ICT事業本部 新事業開発部 デジタルヘルスケア事業室 筒井様)
7.ロート製薬株式会社
【テーマ】「未来のWell-being習慣を考えよう!」学生ならではの視点で、ロートと異業種の共創から生まれる未来のWell-being習慣を提案してください。その習慣を社会に広げる実現プロセス、さらに他社との共創が継続して生まれてくる仕組みもあわせて考えてください。
学生との共創を通じ、改めて彼らの新しい視点や柔軟でユニークな想像力に刺激をいただき大変感動いたしました!彼らが生み出してくれた素晴らしいアイデアは、私たちがバトンを引き継ぎ今後未来のWell-beingの形として皆さまにご提供できるよう取り組んでまいりたいと思います。(経営企画部 企業連携創出グループ 小久保様)
■共創型プラットフォーム「Earth hacks」について
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする生活者と企業・自治体をつなぎ、脱炭素社会の実現に向けた共創型プラットフォームを運営しています。CO2排出量を従来品と比較し削減率(%)を表示する独自の「デカボスコア」を企業・団体に提供し、環境価値の高い商品の可視化と普及を推進。生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、企業と学生が実際のビジネス課題を通じて共創する「デカボチャレンジ」や、行政・自治体向けソリューション「Earth hacks for Local」など、多角的に脱炭素を加速する取り組みを展開しています。
ウェブサイト:https://co.earth-hacks.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/
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