【ラジオレポート】大阪ガス・常務執行役員近本茂が出演「NIKKEIラジオ「ソウミラ - 相対的未来情報発信番組」

～新サービス『FitDish』から考える大阪ガスの新規事業とエナジーソリューションの進化〜

大阪ガス株式会社

2023年12月13日 10時00分

　時代に沿ったサービスでお客さまの暮らしを支える大阪ガス株式会社（社長：藤原正隆、以下「大阪ガス」）の常務執行役員近本茂が、11月9日（木）にラジオNIKKEIの番組「ソウミラ - 相対的未来情報発信番組（以下、「ソウミラ」）」に出演し、2023年9月にスタートした冷蔵パウチ食品の定期宅配に関する新サービス『FitDish』の事業内容や、大阪ガスの新規事業への取り組みについて話しました。

Youtube URL：https://www.youtube.com/watch?v=2rXc65PkFBQ

　『FitDish』とは、使うほどにパーソナライズ化される「おまかせ診断」を採用し、ライフスタイルや嗜好等を入力することで、ユーザーごとのニーズに合わせた冷蔵パウチ食品を届ける定期宅配(サブスクリプション)サービスです。ラジオ番組のメインパーソナリティには実業家兼投資家の大野泰敬さん、そしてデータアナリストの菊池健司さんが出演し、ビジネスで成功した経験者から話を聞くコーナー「ミライcompass」にて、2023年9月に全国でスタートした大阪ガスの新サービス『FitDish』について詳しく紹介しました。

　番組では、新規事業立ち上げの背景に加え、大阪ガスの社内文化についてもお話ししました。また、番組終了後の「ソウミラアフタートーク」では、食の未来やカーボンニュートラル化への取り組みについてもコメントしました。

番組概要

番組名：ソウミラ - 相対的未来情報発信番組

放送局：NIKKEIラジオ

放送時間：毎週木曜日 12:00～12:30

公式サイト：https://www.radionikkei.jp/soumira/

新規事業立ち上げについて

　『FitDish』とは、ライフスタイルや嗜好等を入力することで、お客さまごとのニーズに合わせた冷蔵パウチ食品をお届けする定期宅配（サブスクリプション）サービスです。

　近本は『FitDish』立ち上げの背景について、「”ガス事業の自由化”により、様々な事業者がガス業界に参入し、エネルギー価格の競争が以前よりも激しくなったこともあり、大阪ガスはエネルギーだけでなく、生活周辺のサービスを充実させることで、ユーザーの皆さまに選んでもらえるように取り組みを始めました。」と話しました。

　また、新規事業の立ち上げは厳しい環境ではなかったのかという質問に対し、「大阪ガスと食は関連性が無いように思えますが、大阪ガスは、かなり前から食に関する事業に取り組んでいました。

　元々、1900年前半ごろにガス燈という燈（あかり）の世界からスタートし、時代の進歩に合わせて、薪や炭の代わりにガスを普及させるため、調理機器の開発や料理講習等に取り組んできたため、約100年ほどのノウハウがあります。」と大阪ガスの歴史と合わせて回答し、スタジオのお二人も驚いた様子でした。

新規事業を生み出す社内文化

　新規事業に対する社内の反応についての質問には、「これまで大阪ガスの歴史の中でも、ガス事業だけでなくあらゆる新規事業に挑戦してきたため、社内の抵抗はなかったですね。」と回答し、続けて新しいことに挑戦する社内文化については、「社内でも新規事業に挑戦できる場を設けています。」と話しました。

　さらに、「上司と部下のコミュニケーションが活発で、社会にシナジーを生み出すものであれば挑戦させる文化があります。社長自ら現場に出て、各部の若手や中堅社員とテーマを決めてフランクに話し合う機会も設けています。」とコメントしました。

『FitDish』の今後の取り組み

　『FitDish』を今後どのように展開していくのかについて、「現在『FitDish』では、40種類以上のメニューを用意していますが、今後さらに拡大させ、朝食や晩酌メニューなどにも広げていきたいと考えています。」と続いて、「提供しているメニューは全て、グループ会社である大阪ガスクッキングスクールで監修したこだわりのメニューですが、今後は関西のレストランや料亭とのコラボも検討したいと思っています。」と、今後の取り組みについて語りました。

大阪ガスが考える”食の未来”

　社会的にも食の未来が問題視される今、新規事業として“食”のサービスをスタートした大阪ガスが考える食の未来についても話しました。「フードロスを無くしていくことが重要です。また、安心安全な食を提供するためには、生産から加工までのサプライチェーンを把握して、全体を巻き込んだ活動が必要だと考えています。」とコメントしました。さらに「食事は家族の団らんや食卓を囲む人とのコミュニケーションを彩るものです。当社として、食育事業にも取り組みながら、食を通じて豊かな心を養い、社会との繋がりを創る機会にできるよう取り組んでいきたい。」と語りました。

低・脱炭社会の実現に向けた取り組み

　最後に、今後低・脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて、「低脱炭素社会に向けた動きが加速する中で、ガス会社の在り方が問われていると思います。その中で当社も2050年までのカーボンニュートラルを目標に掲げ、メタネーション等の取り組みも行っています。」とコメントしました。

　さらに、「太陽光・天然ガス・電池などを組み合わせ、エネルギーをマネジメントしていくことで、使用するエネルギーの総量を抑えていく取り組みも必要です。それによりお客さまのエネルギーコストの削減にも繋げることができると考えます。EVなども活用しながら、エネルギーマネジメント事業を深掘りしていきたいと思っています。」と今後の展望を語りました。