【ホテルオークラ東京】第14回ホテルオークラ音楽賞 受賞者決定
期待の若手音楽家による演奏会に450名様をご招待
第14回目の受賞者は、世界を舞台に活躍するピアニスト 河村 尚子(かわむら ひさこ)氏とチェリスト 横坂 源(よこさか げん)氏に決定いたしました。これまでロビーで開催しておりました記念演奏会を音響の優れた「曙の間」で開催し、450名のお客様を無料にてご招待いたします。演奏はショパンの『序奏と華麗なるポロネーズ』(ピアノとチェロの共演)などを含め、全5作品をお楽しみいただきます。また、当日館内レストランにおいて「ホテルオークラ音楽賞記念ディナー」をご利用いただいた方にはスパークリングワインのサービスもご用意させていただきます。
第14回 ホテルオークラ音楽賞 概要
ホテルオークラ東京の社会貢献・芸術文化事業の一環として1996年の開業35周年を機に、近年めざましい活躍をされ、さらに将来が嘱望される音楽家を支援・育成するための制度として創設いたしました。受賞者には奨励金と記念品が贈呈され、ホテルにて記念演奏を披露していただきます。1996年に第1回、2000年に第2回と、開催してまいりましたが、2000年以降は同賞を毎年定例のイベントとして実施する運びとなり、このたび14回目を迎えることになりました。
【受 賞 者】河村 尚子(ピアノ)/ 横坂 源(チェロ)
【選考委員】
選考委員長:清原 當博(ホテルオークラ東京代表取締役社長 総支配人)
選考委員:堤 剛(チェリスト、霧島国際音楽祭音楽監督、桐朋学園大学学長、サントリーホール館長、日本芸術院会員)/大友 直人(指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団ミュージックアドバイザー)/吉村 溪(音楽評論家、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員)
【奨 励 金】各50万円
【副 賞】ホテルオークラ東京 スイートルーム ペアご招待(1泊2食付)/記念トロフィー
<授賞式および記念演奏会 開催概要>
【開催日時】2013年2月5日(火)18:00開演
【場 所】曙の間(本館1階)※入場無料
【演奏楽曲】
<河村尚子>プロコフィエフ「束の間の幻影」から7作品/ショパン「夜想曲」op.32-1/ショパン「舟歌」
<横坂 源>バッハ「無伴奏組曲 4番 変ホ長調 BWV1010」
<共 演>ショパン「序奏と華麗なるポロネーズ」
【応募方法】
ホームページ:応募メールフォームの必要事項を入力
往復はがき:①お名前 ②ご住所 ③電話番号 ④ご希望の参加人数(お一人様につき2名様まで) ⑤今後のイベントについてのご案内送付の可否 ⑥OCI会員希望 以上を記入の上、下記まで送付
<送 付 先>
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-4
ホテルオークラ東京 営業企画部 企画課 ホテルオークラ音楽賞係
【申込期間】
2012年12月18日(火)~2013年1月15日(火)
※当日消印有効、応募多数の場合抽選とさせていただきます。
<審査員による講評 選考委員:堤 剛氏>
●河村 尚子(ピアノ)●
「本格派ピアニスト」というのは河村さんのような方を指しているのだと思います。ピアニストとしての基礎的な事は全て身に付けられており、どんなレパートリーでも弾きこなせるテクニックも持っておられます。でも河村さんの素晴らしいところはそれらを超えた音楽家としての素養を備えておられることです。それは優れた先生に恵まれ、ヨーロッパで研鑚を積まれた故でもありましょうが、私には彼女が作り上げる音楽には確固とした思想があり、音楽芸術はどうあるべきかという哲学が確立されているからなのだと思われます。河村さんの演奏は音の美しさとかテクニックのきらびやかさやフレージングの巧みさなどの奥にある人の心の琴線に触れる深いメッセージを聞き手に与えてくれます。やさしいお人柄の中にもたくましさと柔軟性を備えておられ、しかも常に切磋琢磨し芸術家としての大成を目指そう、という強い意欲も持っておられます。この栄えある賞の選考に関わった一人として河村さんが今後ますます大きく成長されるのを楽しみにし、温かく見守らせて頂きたいと存じます。
●横坂 源(チェロ)●
横坂さんは名教師 毛利伯郎先生の門下に入られ、メキメキと才能を発揮され、「将来がとても楽しみな素晴らしいチェリストが現れたものだ」と早くから皆の関心を集められていましたが、桐朋学園で研鑚を積んだ後ドイツに留学され、名チェリスト ジャン=ギアン・ケラス氏の下で磨きをかけられソリストとしての地位も不動のものにされました。著名なコンクールでの入賞、活発な演奏活動など目を見張らされますが、特筆して良いのは横坂さんが地道に努力、精進を続けられ、年少のころから現在に至るまでどの音楽会にも全力を尽くされ、常に時代を担う音楽家としてリーダーシップを発揮されて来られた事です。
生まれ持った豊かな音楽性と共に、チェロという楽器を軽々と弾きこなしてしまうテクニックに恵まれておられ、今後芸術家としてどこまで伸びて行かれるのか本当に楽しみです。芸術の道を究めることは決して容易なことではありませんし、苦しい場面にぶつかることも多々あるでしょう。でも横坂さんはそれに立派に耐え抜き乗り越えられ、音楽芸術を通じて大きな社会貢献をされるであろうことを確信致しております。
<受賞者プロフィール>
●河村 尚子(ピアノ)所属:ジャパン・アーツ●
ハノーファー国立音楽芸術大学在学中、ミュンヘン国際コンクール第2位、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝し、一躍世界の注目を浴びる。2012年に入ってからの主な活動としては、日本ではプレトニョフ指揮ロシアナショナル管弦楽団のツアーへの参加、NHK交響楽団定期演奏会への初登場など、またヨーロッパではアイルランド国立交響楽団とダブリンで共演し、ヨーロッパ全土に放送されたことなどがあげられる。2013年10月には名門チェコ・フィルとのプラハ公演と日本ツアーも決定した。
●横坂 源(チェロ)所属:KAJIMOTO●
桐朋学園女子高等学校(男女共学)を卒業後、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットゥガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。1999年10月、13歳で東京交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲を共演後、2009年5月、全ドイツ学生音楽コンクールで第1位(室内楽)、2010年9月、第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞。今までに全日本ビバホール・チェロコンクールでの最年少優勝、出光音楽賞などを受賞。
<ホテルオークラ東京 音楽分野へのメセナ活動>
2012年12月29日(土)開催 第6回ホテルオークラ『第九』コンサート
音楽分野への取り組みとして、1989年よりサントリーホールにて音楽ファンがプロのソリストの方々と共演し、合唱を披露するホテルオークラ「第九」コンサートを開催しております。今年で6回目を迎え、ホテルスタッフ21名を含む約200名の音楽ファンが集まりました。7月よりプロの合唱指導のもと、ドイツ語の発音練習などを含む本格的な練習を行っております。当日は2012年11月にベトナム文化・スポーツ・観光省から文化功労賞を受賞したベトナム国立交響楽団の日本人指揮者 本名徹次氏やコンサートマスターに高木和弘氏をお迎えするほか、2001年度第3回ホテルオークラ音楽賞を受賞したソプラノ歌手森麻季氏をはじめ他3名のソリストとともに、迫力ある合唱を披露いたします。
【画像】(左より)
・昨年のホテルオークラ音楽賞記念演奏会の様子
・河村尚子氏 (©寺澤 有雅)
・横坂源氏
【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現した本館ロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111(代表)
アクセス:東京都メトロ銀座線・虎ノ門駅、日比谷線・神谷町駅、銀座線・南北線・溜池山王駅、南北線・六本木一丁目駅 ※いずれも徒歩10分以内
webサイトURL:www.hotelokura.co.jp/tokyo
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